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カテゴリ:読み終わりました~
ここではないどこかへ…。東京の日常に疲れ果てた有子は、編集者の仕事も恋人も捨てて上海留学を選ぶ。だが、心の空洞は埋まらない。そんな彼女のもとに、大伯父の幽霊が現れ、有子は、70年前、彼が上海で書き残した日記をひもとく。玉蘭の香りが現在と過去を結び、有子の何かが壊れ、何かが生れてくる…。 ・・・むずかしい・・・なんていったらいいか・・・ 前半1章づつ4人の物語があって(もちろん関わりあっている) その時は 主人公の女性が『面倒くさい女だな~』と思ってた でも 読み進めるうちに 哀しくなってきた 勝手でデリカシーのない男 繊細で扱いにくい女 いつまでも忘れられなくすがる男 一度駄目となったら振り返らない女 夢か現か 弱い時(気持ちが)に現れる叔父の 質(ただし) 男には理解できないだろうな~っていう女の気持ちの表現 めちゃくちゃ上手い 主人公の気持ち 全て共感はできないけど 重ねては思えないけど「わかるわかる・・・」って思いながら読み終わった 映像にするのはむずかしいだろうな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月13日 12時50分38秒
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