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カテゴリ:読み終わりました~
沢木さん好きなパクチーナさんからお借りした本
『無名』 一日一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、夏の終わりに脳の出血により入院した。混濁してゆく意識、肺炎の併発、その後在宅看護に切り替えたのはもう秋も深まる頃だった。秋の静けさの中に消えてゆこうとする父。無数の記憶によって甦らせようとする私。父と過ごした最後の日々…。自らの父の死を正面から見据えた、沢木文学の到達点。 ファザコンの私としては…ちょっと居た堪れない内容だったな~ 沢木さんのお父さんに対しての というのでなく… そうそう遠くないであろう自分にも起こり得る事態に対して かな まぁ父親と息子なんてあんなもんでしょ と思うけど 沢木さんは優しいしお父さんを心から尊敬しているんだな~ととても感じた 今年 沢木さんの本は三冊読んだけど とっても優しさと静けさを感じる それは山野井夫妻を書いた『凍』でも日韓W杯を書いた『杯』でも感じた 『凍』も『無名』もきれいなブルーの色を使った装丁で とても好き 自分もしっかり向き合え と言われた気がした これで 年内42冊 まだ読めそうだけど…とりあえず今日明日は雑誌でお茶を濁すか。。。な お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月27日 14時50分54秒
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