128944 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

うさとら日記

うさとら日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2007年10月31日
XML
        


        狐笛のかなた


        


        狐笛のかなた


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

小夜は12歳。人の心が聞こえる“聞き耳”の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の“あわい”に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる…愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。野間児童文芸賞受賞作。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

上橋菜穂子(ウエハシナホコ)
1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学助教授。オーストラリアの先住民族アボリジニを研究中。著書は、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人来訪編・帰還編』(小学館児童出版文化賞)、『虚空の旅人』などがある。2002(平成14)年巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




久しぶりに心洗われるような物語だった~

主人公の小夜と野火の気持ちが真っすぐで、お互いを思いやる気持ちが切ない

大人の 権力者の争いに巻き込まれて それでも周りの人を気遣い 心も身体も傷ついてゆく


『身ひとつで、胸をはって自分の命を抱えて立っているこの瞬間、小夜は、天に突きぬけていくような、すずやかな心地だった。』

こんな素敵な文章が書けるんんて・・・


あとがきで書いてらした『野火と小夜が駆け抜けていく春の野の香りを、感じていただけたら幸いです』



はい しっかり感じました・・・



最終章でジーンと目が熱くなりました



児童文学と侮るなかれ・・・大人のための物語でもある と思う


児童書は絶対文庫にはならないと思っていたのにぃ~ありがとうございます新潮社さん♪





読んでよかった~


きっと しばらく引きずることでしょう





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月31日 17時37分05秒
[読み終わりました~] カテゴリの最新記事


カレンダー

カテゴリ

コメント新着

うさとら119@ Re[1]:あたくし 引越し しま~す(07/30) ポテコロ♪さん >あなたの夜の顔「別人 …
うさとら119@ Re[1]:あたくし 引越し しま~す(07/30) りうりう*さん >びっくりした~~~(;;…
ポテコロ♪@ Re:あたくし 引越し しま~す(07/30) あなたの夜の顔「別人 とらちゃん」にす…
りうりう*@ Re:あたくし 引越し しま~す(07/30) びっくりした~~~(;;)☆ んでも良かっ…
うさとら119@ Re[1]:あたくし 引越し しま~す(07/30) ミ☆らんぶる☆☆彡さん >そうなんですか~…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X