2年前の今頃、このブログでフミノイマージンという馬のことを紹介したのですが、
その後、好不調を重ねながら彼女(フミノイマージンは牝馬です。)も頑張って
おりまして、先ごろ競馬の世界では一番上のクラスのオープン馬というところまで
ステップアップしてきました。
オープン馬になるってこと自体なかなか難しいんですが、1度は骨折というサラブレッド
としては致命的な経験を経ての現在なので、なかなかの高素質馬であることは間違い
ないところです。
そんなフミノイマージンなのですが、先月に行われた「中山牝馬ステークス」に出走して
2着に入り、オープン馬の中でも条件さえそろえば善戦できる手ごたえもつかんでいました。
とは言え、オープンクラスで勝利するというのはなかなか難しく、さらに重賞と名のつく
さらに格上のレースに勝利するのは至難の業なんですよね。
重賞って、G1とかG2とかって言われるレースですね、勝っちゃたりすると記念撮影の
時に馬の首にレース名が書いた垂れ幕みたいなのをかけてもらえるんですよね。
そんな、ところで頑張っているフミノイマージンですが、23日土曜日に出走した、
「福島牝馬ステークス(G3)」にて、9番人気も何のその、見事に勝利をおさめました。
いやー、うれしい。
すっごいうれしいんだけれども、なんていうか、勝つときってこんなもんかーって
思うぐらいハマったレースで、2着に入った馬に2馬身という差をつけて、しかも
ゴールするときはちょっと流していた感じすらあった感じです。
馬主の伯父とは話していませんが、40年以上馬主を続けて、なかなか勝つことが
難しかった重賞レースに勝利してさぞ喜んでいるのではないかと思います。
(念のため、初めて重賞を勝ったわけではないですよ、過去何度か勝利してます。)
世の中の浮き沈みを考えると40年以上馬主をやり続けている人ってそんなに多く
ないと思うんです、そんな中ずーっと続けて、大活躍する馬こそいませんが、何頭か
オープン馬を出しているのを見ると、「無事是名馬」ならぬ、「無事是名馬主」という
感じですよね。
たいしたもんだと改めて思います。
そして、今回騎乗した太宰ジョッキーも騎手になって初めての重賞勝ちということで
これについてもおめでとうと言いたいですね。長年頑張ってきてよかったですね。
聞いた話では、フミノイマージンは、今レースで今年前半は終り、いったんお休みを
して秋のシーズンに備えるようです。
いいな、ゴールデンウィークを前にして夏休みって・・・・
私は、明日もお仕事がんばります。
写真は、福島牝馬ステークスでのゴールシーンです。
他馬が映っていないところがいいでしょ?
それと伯父の馬に乗る騎手が着る勝負服はこれなんです、カラフルな勝負服が
多い中、ほとんど白が基調で袖に緑の2本の輪が付いているというとってもシンプル
な服なんです。これとっても目立つんですよ、それと古い馬主が故の2色だけの服
なんだと勝手に思ってます。