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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:国際恋愛
「うしはださい子だから、HIP HOPとかのダンスは似合わないよ。」
1 2 はこちら☆ 前の彼の言葉です。 今なら、「アンタなんかに、私を規定されたくないわよ!!!」なんて思いますが、 当時は、「そうだよなぁ。」なんて思っていました。 前付き合っていた彼とは、約3年間続きました。 人付き合いが苦手な彼でしたが、 とても誠実で努力家、私だけを見てくれるような人でした。 ですから、私は、そんな彼が大好きでした。 そうです、「大好き」だったわけで、 「愛してる」のとは、また違う感情でした。 彼の、「愛してるよ♪」の言葉に、「大好きだよ♪」と答えていた私。 そのたびに、私たちは大喧嘩になりました。 納得はしませんでしたが、結局、私が、「愛してるよ?」と言って、 解決していました。 彼の、「結婚しようね。」の言葉に、「まだ分からないよね。」と答えていた私。 そんな未来のことは、自分でも変わるだろうなぁと感じていたので、 正直に答えていました。 そのたびに、私たちは大喧嘩になりました。 彼曰く、「今現在、『結婚したいくらい好き』なら、その気持ちを伝えてくれればいいんだ。」 よく分かりませんでしたが、「うん。」と返事をしていました。 自分の心と言葉の間に、大きな隔たりがあるのを感じながら、 それでも、彼と離れようとしなかったのは、 私が、彼に精神的に依存していたからでしょう。 お互いひとり暮らしだったせいか、私たちは付き合い始めて1週間くらいで、 一緒に暮らし始めました。 だんだん、友だちとの関わりも減っていき、 代わりに、彼と過ごす時間が、私の生活の多くを占めるようになりました。 自分を特別に思ってくれる人と、いつも一緒にいることが、どんなに心地よかったか。 自分をすべて受け止めてもらえる(たとえ表面的にでも)ことが、どんなに楽だったか。 彼を愛しているから、幸せにしたいから、一緒にいる、 というわけではなく、 「自分が楽だから。」 という理由で、私は彼に寄り添っていたような気がします。 だから、彼が、私に対して、低い評価を下しながらも、 私にとって、彼といることが心地よかったのでしょう。 今振り返ると、 「自己愛に満ちた、未熟な人間だったのだなぁ、私は。」 と思います。 そんな私たちに転機が訪れます。 それは、私のアメリカ留学、1年間の遠距離恋愛のスタートです。 (続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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