カテゴリ:山ろくの暮らし
ウチの前にある野菜畑、今年も堆肥を入れて
うなってもらいました。 綺麗にロータリーをかけてもらった畑。 ・・う・・こんなに広い畑だったっけ・・ 夫はトラクターでする作業はなんでもするが、 地道にする手作業はとても嫌い。 嫌いだからやらない。 爺ちゃんはもともとが事務仕事はするが肉体労働はではないので 年をとるごとに動かなくなって、 今では、TVを見るのがお仕事みたいに一日コタツの番。 全ての片付け、掃除、草取り、その他もろもろ 私がやらないと誰もやらない。 そもそも、農家に嫁ぐに当たって、私の頭にあるイメージは 家族が皆、それぞれ仕事をするというイメージだった。 家を綺麗にし、家の周りをきれいにし、畑を作り、自給自足。 それが、ここの家は違った。 男性は何もしない。 唯一、亡くなった義母は畑を作ったが、嫁いですぐ 病気がひどくなり動けなくなった。 その義母の介護に義父があたった。 私には、生まれたばかりの子供がいた。 牛の仕事も今よりずっと時間がかかった。 一日が全力疾走のようだった。 それでも、毎年、何とか畑は作り、 手のかからない野菜を選んで作付け。 作っても草に負け、何にも採れないこともしょっちゅうですが、 それでも、めげずに何がしかの野菜は食卓に登ります。 でも、手をかけないし、研究しないので、 何年経っても野菜つくりはへたくそです。 せめて広大な敷地内の草取りぐらいしろよ! と、 思ったこともたびたびありますが、 何にもしない家族というのはとってもとってもありがたいものなのです。 私が畑をどうしようが、 家の周りが草だらけになろうが、 障子やふすまが破れても、 家に埃が溜まっても、 自分では何もしないので、文句も言わない。 気をもむ事もないし、時間のあるときや、体調を見て 仕事をすることが出来る。 全くマイペースの私には出来すぎた家族なワケです。 今年も、平らになった畑を前にどこに何を植えようかと 計画を立てる私ですが、 ま、野菜は天気しだい。 ヤマセがくれば何にも採れないし、 それなりに、畑をうめて種をまくことにするわ。 何もなきゃないで、道端市もスーパーもあることだし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.08 06:13:27
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