カテゴリ:酪農のお仕事
晴れ男「佑」クンの雨なし記録は昨日でストップ。
今朝は、土砂降りの哺乳タイムでした。 佑君、ハッチの屋根の下から出ないで待っていました。 ぬれるのはイヤだったのね。 今はやんでいる雨ですが、夕方はどうかな。 大雨、洪水警報がでた。 時折、見る夢があります。 ハッチにいる子牛にミルクをやるのをすっかり忘れて、 と言うか、そこに子牛を入れていたことさえ忘れて 干からびた子牛がものも言えない姿になって横たわっている夢。 すごく厭な暗い夢です。 この夢を見た日は、いつもの手順でミルクを飲ませるときにも 思い出して、子牛の数と順番を再確認します。 牛舎での作業そのものも再確認します。 忘れていることはないか、手を抜いたことはないか、 見落としていることはないか。 実際に、子牛にミルクをやるのを忘れたことはありませんが、 気を抜くとこういう結果がありえるよという警告の夢なのだと 思うようにしています。 忙しいからとか、気にかかることが他にあるからとか そんな理由で牛を扱う事に手抜きをしてはいけないと、 そういうことを、私に再確認するために見せられる夢なのだと。 牛の命を軽く扱ってはいけない。 私の職業は牛がその能力を充分発揮し安心して生きていける 環境を与える代償として、その恩恵を受けるのだと思う。 いい塩梅の飼い方=いい加減な飼い方ではない。 この暗くて、心臓に悪い夢を見るたびに、 ドキドキしながら初心に返ることを否応なくさせられる。 そして、子牛にミルクを飲ませるたびに、 空のハッチを覗くたびに思い出す私の大切な夢でもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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