カテゴリ:なんて事無い話
もう何年前になるだろうか。
まだ、若かりし頃の話。 その頃、まだまだ初々しいお嫁さんだった私は、 とある会議でヨーロッパ視察に行ったかたのお話を聞いたのね。 そのKさん、今は「おばちゃんず」でよく遊ぶ仲なんだけど、 その頃は、まだまだ、お嫁さんだったので、 「へ~~、こんなことが出来るんだ~。」 みたいな感想だったわけで。 要するに、お嫁さんという立場に自分を閉じ込めて、 自分から行動範囲を区切っちゃってたワケで、 別にお嫁さんだからってやりたい事をやっちゃいけないって 事はないんだと、ツルンと目からうろこが落ちたような そんなお話だったのね。 そういうわけで、Kさんとの出会いは、 ちょっとふさぎがちだった私に転機をくれた とても印象に残る出会いだったわけです。 おそらくKさんは覚えていないのだろうけど。 で、そのKさんの話の中に、インパチェンスの話があった訳です。 「ヨーロッパに行って来てから、窓辺の花の美しさに惹かれて、 私も花を育てようとインパチェンスを育てました。 そのタネを近所の人や知り合いに分けたりして、 花を楽しむだけじゃなく、人との交流が広がりました。」 そんな話だったと覚えています。 ヨーロッパには行けないけれど、そっか、花か。 と、まねして一番最初に牛舎の窓べに 置いたのがインパチェンス。 以来、窓辺の花は欠かしません。 雨や霧でうまくは咲かないけれど、毎年の楽しみの一つです。 そして、インパチェンスを植えるたびに、 思い出すのがKさんのこと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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