カテゴリ:地震体験
またまた揺れて、ヒヤッとしましたが、
幸い電気も水道も無事です。 でも、今回もまた被害が随分出ています。 どこまでいじめられるんでしょうか。 いまだに冷蔵庫のメモボードはそのままです。 娘達が書きつけたもの。 メモの上のほうにちょこっと、 「3月16日 16時40分 電気きた」とあります。 11日地震の最中に電気が消え、それから16日まで電気の無い生活。 電気が無いとね、朝日とともに起き、暗くなると寝るのよ。 夜8時ごろにはもう寝ていたかも 電気が点いてからも、その頃になると眠くなっちゃって 馴れるのに暫くかかりました。 ところで、電気が無くて大変と言えば搾乳。 これはホントに困った。 で、11日の日は、夕方の搾乳はあきらめました。 翌日、お父さん達は集まって色々対策を練ったらしく、 「バケットだけど搾れるよ」と帰ってきた夫。 何と、バキュームのホースを配管に直結して真空圧を上げ、 搾乳機械を動かすという裏技を使うことにしたそううです。 で、一台のバキュームを3軒位で回して使う様に話し合ったらしい。 お向かいの家で、トラクターの音が聞こえ始め搾乳開始。 バケット一式2組とトラクターがやってくると我が家で搾乳。 そして、終わるとまた次の家へ。 皆で協力して、1日一度だけど何とか搾乳出来たのでした。 2日後、発電機を借りてきた方と、また3軒で協力して 今度はパイプラインで搾乳出来て、水が出てからは温水器も使えて、 停電期を何とか乗り切ったのでした。 電気が無いと温水器も使えず、でも、搾乳機器はお湯が無いと キレイに洗えない。 しかも、餌を粗飼料だけに押さえ、1日一度だけ搾乳する牛乳は ものすごく濃縮されていて脂肪が沢山。 それを洗うのは、いくら洗剤を使っても水だけではダメで、 大量のお湯が要ります。 ガスには限りがあるし、石油ストーブではお湯が沸くまで 時間がかかりすぎる。 で、その辺にあるブロックや花壇のヘリに使っていたレンガを 集めてかまどを作りました。 一応火の始末様に、バケツに水をおき、 燃料は薪や炭だと消すのに時間がかかるので 飼料の入っていた紙袋。 8リットル位入る大鍋でお湯が沸騰するまでに 紙袋6枚位で間に合います。 搾乳前にバンバン火を炊いて、沢山のお湯を沸かしておいて これで器具を洗ったり、子牛のミルクをといたり、 発電機が来てからは、皆で髪を洗ったり。 なかなかお役立ちのグッズになりました。 火を炊くのは結構楽しくて、調子に乗って沢山沸かしました。 電気が来て、使わなくなってちょっと残念だったかも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.09 15:35:00
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