カテゴリ:地震体験
前にも書きましたが、4月1日から、通常集乳になりました。
なので、それまでは、ずっと搾った牛乳を廃棄していたり あるいは一部集乳で出荷したけど、乳価にはカウントしないような 措置が取られました。 なので、3月の出荷は11日分。 組合である程度の補償措置が決まったとお知らせがありました。 ダメージが大きかったので、補償は無理かなと半分諦めていたので、 この知らせは嬉しかったです。 ちょっと前を向く希望が湧いたかな。 ところで、ウチでは搾った牛乳を、最初は廃棄したんですが、 水が出て器具がきちんと洗えるようになってからは、 友人知人に配り、飲んでもらいました。 電気が来てからは、きちんとバルクで冷やして それなりに餌も増やして、だんだん濃縮牛乳から 牛乳らしい牛乳になったので、飲みやすくなったと思います。 そのうち、色々な方から牛乳分けてと声がかかりました。 お風呂に入れない街場の人が温泉にやってくるようになってからは、 その方々に無料でお振舞いするからとか、 牛乳が買えないので職場のみんなに分けるからとか、 老人施設で牛乳が手に入らないのでお年寄りと職員の分とか 隣近所で飲みたい人が居るからとか、 乳量も半減してしまった事もあって、搾った分捨てる事無くお分けできて、 すっかり無くなってしまってから 牛乳ある?と聞かれて困った事もありました。 牛乳って、こんなに需要があるんだ~。 と、改めて思った半月間でした。 嬉しいことに、病み付きになっちゃってと、 牛乳がお店に並ぶようになった今でもうちに牛乳を 取りに来る方も居ます。 実はこの頃少し牛を飼うことに意欲が欠けていたんだけど、 こんな嬉しい要望が聞けるなら、 もう少し頑張ってうしかい続けていけるなと思いなおした 地震体験だったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.09 16:04:45
コメント(0) | コメントを書く
[地震体験] カテゴリの最新記事
|
|