カテゴリ:山ろくの暮らし
ご無沙汰していました。
気が付けば3月も終盤に入りました。 相変わらず外は寒くて、時折雪が舞っています。 それでも、積もった雪は徐々に解けて、地面が顔を出し始めました。 今日は、雪の中から福寿草のつぼみが顔を出しているのを発見。 春近し!とうれしくなりました。 3月に入って、あの日が近づくにつれ、 どうにも気持ちが沈み込み、ため息の毎日でした。 TVをつければ、特集が組まれ、毎日のようにあの日の映像が流れ、 嫌でも思い出してしまいます。 忘れてはいけないと思う気持ちと、また来るのではないかという不安と、 そんなんじゃいけないという気持ちと、なんだかいろいろごちゃまぜ。 何とか無事一年が過ぎてほしいと、カウントダウンの11日間。 2時46分が過ぎて、無事だったねと喜んで、それから黙とうしました。 そうして、毎年おなじみ、ぎりぎり駆け込み申告。 本当に、自分でも嫌になっちゃうわ。 この準備の悪さ。 結局間違いだらけの申告をただ提出しただけ。 なので、ちゃんと直して修正しなくちゃ。 そんな落ち込んださなかの13日、和牛の子牛が生まれました。 ところがこの子、ミルクを飲むという動作をどこかに忘れて来たらしい。 初乳と2回目はストマックチューブという器具で飲ませたけど、 2日目になっても、3日目になっても、吸うという動作をしてくれません。 哺乳瓶の吸い口は咥えるのだけど、口の中にたまったミルクは飲み込むのだけど 何しろ吸わない。 これには困っちゃった。 で、仕方がないので、吸い口の先の穴を広げ、ミルクの流れる量を ちょっと多めにして、咥えさせてたまったミルクを飲んでもらう。 一回の哺乳に30分から下手すると1時間近くかかってしまいます。 その時間、子牛の頭を押さえ、哺乳瓶を持ち続けて、 気が付けば首の付け根から肩がコリッコリ!! まるでハンガーが入っているようで厳しい。 眩暈までしてくるし。。 でも、ミルクをあげないわけにはいかないし。。 と、格闘し続けること6日めの夕方、哺乳瓶半分を飲み込んだところで、 突如スイッチが入ったかのように吸い始めたのです やった!!イケるわ!と、その時は喜んだんだけどね、 やっぱりその後も飲む時は、半分は自然落下待ち。 そうして、後半に差し掛かってスイッチオン なんとも、疲れる子牛です 苦労してるんだから、育っておくれよ~。 ちょっと~、そこのお坊ちゃま。 知らん顔してないで、手伝ってよ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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