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カテゴリ:今日の出来事
今週初め、何気なくラジオを聴いていたら、「ポールポッツ日本初公演」のお知らせが流れてきた。
ポールポッツ、どっかで聞いたような・・・ 何となく引っかかって気になったのでネットで検索してみたら、何と昨年イギリスの素人オーディション番組で勝ち抜き優勝したオペラ歌手だという。 それも、声楽とか音楽を専門に勉強したのでなく、携帯会社のしがないサラリーマンだったというではないか。 検索してみると、某チューブで実際にオーディション番組でポールポッツが歌曲を歌っているビデオを見る事が出来る。 風貌は小太りで冴えない感じなのだけど、オーディション番組で「誰も寝てはならぬ」を堂々と歌い上げ、見ていた観客や審査員達の度肝を抜いた。 たった4分程度のステージなのだけど、一小節目を歌い始めた瞬間審査員達や観客のまなざしが明らかに変わる。 最後のフレーズを歌い上げた瞬間、観客のスタンディングオベーション。 その瞬間、ポールポッツは携帯会社の営業のサラリーマンから世界的なオペラ歌手になった。 子供のころからいじめに遭い、自分はだめな人間なんだろうか?って、いつも自問自答していたのだとか。 いじめに遭いながらも、前向きにいつも自分の好きな歌を忘れずにいたポールポッツ。 そんな歌への愛情があるからこそ、その歌声は観客の心を鷲掴みにするのかもしれない。 ポールポッツ心に響く歌声 昨年パバロッティーが亡くなり、ドミンゴもホセカレーラスも半ば引退状態だし、大好きだった3代テノール歌手の時代は終わったと思ったけど、こうやってポールポッツが新星の如く現れて、パパロッティーの得意曲だった誰も寝てはならぬを堂々と歌い上げた姿を見ていると、何となくだけどパパロッティーの生まれ変わりなのかも、なんて思ったりして。 ポールポッツのCD、日本でも販売されている。 心に響く歌声を、ぜひ沢山の方に聴いて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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