|
カテゴリ:雑談
SF小説のなかでもロバートAハインラインの作品は 男の子の冒険心をくすぐる素敵なものが多くて大好きでした 著書【宇宙の戦士】(1960年作品)に出てくる戦闘用のパワードスーツに 乗り込んで敵地に侵入していく際の主人公の緊張感の描写は生々しく 子供の頃ドキドキして読みました まだSFの世界ですがパワードスーツの実用化は きっとこの眼で将来見ることが出来る未来だと思います 以前アメリカ開催のオリンピック開幕式に派手に登場した ジェットスーツの着陸風景は驚きでした(1984年ロス5輪) ジェットスーツも大分進化して初めて乗る一般人が トレーナーが付いて浮遊体験できるものまで市販されています HONDAのアシモ君の背中にジェットパックを装着して 腕に機関砲でも装着すれば既に立派なモビルスーツに成りそうですネ 昨年の末 アメリカのレイセオン社で2008年から開発されていた 外骨格のパワードスーツがかなり実用段階になってきたようで その姿をマスコミの前に現してきました 名前はXOS2 80kg以上のミサイルを軽々運搬し 腕立て伏せやシャドウボクシングもこなす軽快さで 装着してる兵士の感想は背中にリックサックを背負ってる程度だそうです 実は日本でも大学の研究室が同様の外骨格的なパワーアシストシステムを 開発してるのですがコチラは民間の介護や建築現場などの力作業を アシストする用途なので当然ながら介護事業所でこんなもの 買える施設はありませんから売れません レイセオンはアメリカ軍における物資の輸送システムとして 正式採用を目指していて実用化は2015年をめどに頑張っています むーん Σ( ̄∇ ̄||| 勝ち目がないような気がしてきました 日本の十八番のロボット開発もアメリカ軍の膨大な予算の前に あっという間に追い抜かれてしまうのでしょうか・・・ 漫画家のゆうきまさみ氏の作品に【パトレイバー】という作品がありまして 昔パトレイバーは実用化するか? なんて議論をした覚えがあります パワーアシストスーツの【レイバー】は建築現場で運用されていて 確かに現場では数千万の重機も動いていますからレイセオンのスーツが 市販品は1200万程度との話なのでまるきり無理な話でも有りません テレビで匠が造る快適ハウスを見ていたら丘の上の狭い敷地に 建築資材を運び上げて人力で頑張っていましたがあそこに 1台パワースーツがあれば楽勝でしょう(笑) まあ技術開発に国費のアシストが望めない日本経済では 先んじて実現はやはり無理なのでしょうなぁ 残念 残念・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 11, 2011 03:12:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[雑談] カテゴリの最新記事
|