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テーマ:オフロードを走ろう!(20)
カテゴリ:ばいく バイク
ネットというのは便利なもので 年齢も職業も違うリアルではすれ違うことのない人達が 共通の趣味で語り合うことが出来ます(*´ω`*)ノヽ(*´ω`*) 日本人はディベートに慣れていないというか 議論で相手を言い負かすとカドが立つといった配慮から 議論自体を避ける傾向もありますが 其処はそれ・・意見をぶつけ合うのは楽しいものです! さてタイトル通り 今回呟きたいのは林道の通行について! 道南の野湯『金花湯』への冒険行において その方法の相違で議論がありましたが 4輪から徒歩の山男まで未舗装路を愛する漢達は 叶うものなら林道を自由に通行したいのです 登山口まで車を入れたかったり ライバルの釣り師が来れない山奥で獲物を狙いたかったり ワイルドな路面を堪能したいのです そこに立ちはだかるのは管理者の壁 自分が管理者側の立場だと想定すると 管理してる区域で事故が起きるのは避けたいのです できれば誰も来ないでほしい・・といった気持になるでしょう 道東で有名な糠平のタウシュベツの陸橋まで 国道から何でもない林道が伸びていますがこれが近年 個人の車両は通行止めになりました なんでも狭い林道内で脱輪して途方に暮れ 警察などに助けを求める観光客が続出して その対策のためだそうです・・・ 腕に覚えのある方ですと 『どうやったらあそこで行動不能になるのだ?』と 不思議に思うでしょうが大勢が入れば誰かがやります 日高山系の山登りは登山口まで長い林道があるものが多いのですが 近年商業ツアーの12人パーティが通行止めになっていた林道の 奥にある登山口から登山を開始し川の増水で戻れなくなり ヘリコプターで無事救助される一件が起きました 以前は日高の営林署はありがたい対応で事前に 『○○の施錠されてる林道へ写真撮りにバイクで入りたいです~』 のような連絡を入れておけば営林署の玄関前のポストみたいな ところに鍵を入れておいてくれて前日の深夜でも借りれたのです 仕方ない事ですが当然事故後は厳しくなりました 行政機関は事故が起きると厳しくせざるを得ません 事故が無ければ山菜取りのオジサンがゲートの上を 自転車をよっこいしょして進んで行っても 凄く悪い事をしてるとは誰も思わないでしょう ただそのオジサンが迷子になって携帯で警察に電話したら 関係機関の担当者は頭が痛くなるわけですね 閉鎖されていない林道であってもこの点は一緒です 調子に乗った私がオフロードバイクで走ってて 立ち木にぶつかり救急車で運ばれればその路の開放は 翌年から怪しくなるかもしれません 事故は腕の良しあしには関係ありません 誰にでもミスは一定の確率で起こります 行政が閉鎖にむけて動かないように 林道を愛する我らは中で動けなくならないように 万全の態勢で臨まなくてはいけませんね 懸案の楽しみ方の相違についてですが! バイクは徒歩より環境を破壊し 4輪はバイクより環境を破壊し・・ インパクトは低いほうが良いようにも思えますが 一般の人達から見たらたぶんどっちも同じに見えますね 更にはライダー同士でもトレールタイヤを履く人達は エンデューロタイヤを履く人達をトレイルを荒らすので けしからん!と言う人もいます 登山者同士でもステッキを使う人達は 道に穴をあけるのでけしからんと言った話が出ます 結局は人間は自分基準で自分以上はダメ 自分以下はOKといった価値観になってしまいます ここはよく気を付けなくてはいけません もちろん自分の基準を持ってることは良い事です ただ他の人の基準を厳しく非難することは良くありません 愛するものは一緒 ( ̄0 ̄*)ノ 少々愛し方が違うだけです シーズンはまもなく終了ですが 林道を愛する同志諸君! お互い気を抜かずに事故だけは全力で回避しようぜ! とかカッコいい事言いつつ真っ先に穴に落ちそうな私でした(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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