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カテゴリ:サイボーグ009
サイボーグ009[GOD'S WAR]編でユニークな設定が出ていた。 『未来に存在』する「実在のサイボーグ009たち」と言う設定である。 入院中の石ノ森章太郎の元へ実在するギルモア博士が現れて 未来に実在するサイボーグ009たちについて語るのである。 彼らは元々別の名前であり 、萬画とは違う人たちであると言う。 イワン・ウィスキーではない『彼』が人類の誰かに知ってもらおうとテレパシーを過去に送り、それを『受信』したのが石ノ森章太郎だったというのだ。 石ノ森章太郎が無意識に受け取った未来の情報を元にサイボーグ009を描いた。 彼らは未来でそれを知り、石ノ森章太郎の萬画に出てくる自分の分身の名前で、お互いを呼び合ったりして遊んでいると言うのである。 「ヤァ"フランソワーズ"。」 「あら、いらっしゃい"グレート"。」 「"ジョー"はいるのかい?」 などと呼び合ってる訳だ。 何と、ユーモラスだろう? なんと石ノ森章太郎的だろう! そう感じたのですが、そうは思いませんか? いかに我々にとって石ノ森御大が大切なファクターであったかと言う事を思い知らされます。 サイボーグ009の[GOD'S WAR]をもって、石ノ森章太郎ワールドは完結してしまいました。 せめて、[GOD'S WAR]を映画にしてもらえないかって思うんです。 僕らの思い出を映画にしてこの世に残して欲しいなァ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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