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カテゴリ:時代劇
映画八犬伝見てきました。 主演が「役所広司」。 出演者に「内野聖陽、土屋太鳳、寺島しのぶ」といい役者が揃いました。 土屋太鳳さんは、伏姫役です。 美人は、江戸のお姫様でもやはり美人ですね(笑) このメンバーなら、八犬伝ではなくても良いンじゃない?って思っちゃいました(笑) そもそも、この監督が「子どもの頃に見た人形劇『八犬伝』を映画にしたかった」と言うくらいの 「八犬伝」に思い入れ100%で作った映画だとか? あの『人形劇』の「八犬伝」はここに来られる方々ならご存じのハズ。 決して悪い映画になる事はありません。 で、まず1番最初に目がついたのが、やっぱり時代劇はカツラですよね。 女性は地毛を曲げに乗せる形で結っているのが昔から見られますが 男たちの『チョンマゲかつら』というのがどうも嘘くさい。 特に、襟足の毛などは「乗っけてる」のが丸見えで あれを見るだけで、ちょっと飽きた感が出る様になりました。 しかし、今回は主演の役所広司も地毛をカツラの上から結い上げているらしく、襟の裾などが非常にナチュラル。 80年代・90年代に見かけたお約束のようなカツラは見かけませんでした。 ぱっと見で、一瞬で”見飽きた時代劇”にはならず、本当に助かります。 で、この映画のぶっちゃけになりますが、この映画は二本立てです。 『2つのドラマ』を入り乱れる形で描いています。 1つは、里見八犬伝と言う玉を持つ里見八犬士たちの物語。 『たまづさが怨霊』を打ち倒すと言う物語。 もう一つは、八剣伝を書いた「極亭馬金」と言う戯作者。 この八剣伝の向こう側と、こちら側のドラマを行ったり来たりしながら描いています。 八犬士もCGを使ったりしながら、夢幻のドラマを見せてくれます。 そして、戯作者「極亭馬金」自身の悩みや、葛藤などを織り混ぜながら30年近くかけて『八犬伝』を書き続ける姿を描きます。 双方ともに、ちょっとずつ良いところを描きながら、ドラマが進むので 架空の八犬士たちの活躍も、こちら側現実で悩む戯作者馬金の姿も楽しく描けております。 正直、この映画は期待しないで見に行ったのですが。 思ってた以上に面白かったです。 おそらくは、もうちょっと時間と予算をかけて作れたら・・・もう少し上質な映画になったのだろうという感じが致しました。 今の日本では、予算的にこれが限界なのかもしれませんが。 願わくは、この映画が12億円位の興行成績を残してくれたら、また来年面白い時代劇を作るもとになってくれるのカモしれません。 八犬士の八人の役者たちは、最近売れっ子であったり、我々の特撮からもよく知ってる顔の人だったりが集まっております。 皆、この役者陣が個性的に揃っており、なかなかよろしいメンバーだったかもしれません。 本当に、『もう少し映画に時間があれば』八犬士の個性をもう少し生かしたドラマ部分も取れたのに・・・ちょっと残念って感じですね。 今は使い古された「八犬伝」ということで あまり映画には興味がないかもしれませんが、戯作者馬金の人生と言う意味で見るなら、結構面白い映画だと思います。 よろしかったら、時代劇の映画 ご覧になってください。 にほんブログ村 見たら…押して~♪ 映画『八犬伝』オフィシャルBOOK【1000円以上送料無料】 八天堂 スイーツバラエティ12個セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.27 17:38:48
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