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カテゴリ:合唱・音楽
前評判がとても高かったのですが、実際どの歌い手もたいへんハイレベルな人ばかりで、あまりの素晴らしさに感激しました。特にタイトルロールのチェーザレ役ティム・ミード(カウンターテナー)は実に素晴らしい歌唱!難曲を軽々と実に美しく歌っていて、これが世界的な歌手の実力なんだなあとただただ驚くばかり。ほかの歌手のみなさんも素晴らしかったです。クレオパトラの森麻季は歌唱はもちろん演技がなんとも美しくチャーミングで、ファンにとってはこたえられない舞台だったことでしょう。 キーランド(アルト)、チャンス(カウンターテナー)も世界的な歌手。さすがの歌唱です。 日本勢も負けていません。超絶技巧歌合戦みたいな様相のオペラですから、どの歌い手にも聞かせどころがあります。それでいて、楽しい。華やか。セミ・ステージ形式で、衣装を着けているだけでしたが、あとは歌の力でじゅうぶん。また、古楽器を使うBCJの演奏も素晴らしいです。4時間半もあったのにとても楽しめたし、とにかく歌手のレベルの高さに感銘を受けました。 どなたの歌にも大喝采でしたが、最後の歓声と拍手の嵐は、これまで聞いたことがないほどのものでした。 11日は東京、14日は神奈川でも上演。ぜひ行ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.12 18:49:56
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