小さなまちから世界をみる

第8回ＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力）中小企業産業交流フォーラムに参加するため、朝からサンポート高松にある香川国際会議場に行く。
あまり期待していなかったが、なかなか面白い会議だった。

外国人スピーカーとして来日していた北京のビジネスコンサルタントＩ氏と、ソウルのＩＴベンチャー社長Ｌ氏の話は非常に実のある内容で、
夜の交流会の時には、真っ先に彼らとの名刺交換に走った。
二人とも気さくで、今後の情報交換も承諾してくれたので、楽しみ。

パネルディスカッションでは、四国側からのパネラーが、実のない意見や質問が多く、ちょっとがっかり。
北京のＩ氏から「ちょっと真剣な議論をしましょうよ」と突っ込みを入れられても、的を得た意見が出ないのには、ため息。
外国人側から、「四国の魅力、ウリは何ですか？」と聞かれて、
まともな返事ができたパネラーが一人もいなかったことも残念。
相手が外国人だからと緊張してるなんて、馬鹿な言い訳をする人はいなかったが、それに近い返答しかできていなかった。
パネラーの一人に○○省の職員がいたが、「まだこっちに赴任して1年半なので、私もあまりわからないんですよね。四国巡礼88箇所とかもあるんですけどねぇ」とつぶやいた。
は？　何しにそこに座ってんの？
こんぴらさんで有名な町でホテル業をしている青年実業家（？）も、
なんでこんぴらさんのＰＲをそこでやらんのよーーーーって、イライラしたよ。

来春、これに関連した国際会議が再度開催されるらしいが、
本当に大丈夫なのかなぁ。
なんか、いつもどおりの単なるイベントで終わる気がするなぁ。
もったいない。。