空のオルガン

市内のある古民家解体を手伝いに行った。
　Iターン者が購入して、その家に引っ越してきた。家の中は住めるようにしたけれども、外回りがまだ。少しずつ、無理のないように進めて行きたいとの事。

　ご縁があってその人に会う機会があり、「明日、塀を解体する」と聞いて即「行きます」と返事。
　平日の昼間という時間設定が私には嬉しい。

　女性数人での解体作業。まずは瓦を下ろす。
　乗せてあるだけの瓦もあれば、針金で固定されているものもあり、途中からはセメントで固められていて下ろせず断念。
　次は塀の漆喰をはがし、それから土壁にハンマーを入れた。ひびの入ったところから、土壁を取り除くと竹と細い縄で作られた骨組みが現れた。

　瓦と土はリユースするので保管。
　
　今はまだ、傾きかけた塀が残っているし、草ぼうぼうだけど、どう生まれ変わるのか、楽しみ。
　続きをやる時はまた声かけてね～。　

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