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市内のとある集まりで、隣の席になった人としゃべってたら、共通の知り合いがいることがわかった。
珍しくはないけどね。 久しぶりに名前を聞いて、 「その人知ってる!懐かし~い。長い事会ってないわ~。子供さん大きくなったやろな~」 「一番上が●年生やって」 「うそっ!赤ちゃんの時しか知らんわ。ベビーサークル入って、あんなことして、こんなことして・・・。 旦那さん、□□やよね?」 「そうそう、前弟子入りしてたけど、もう独立して、○○(市内の地名)で頑張ってるよ」 「ん?○○?△△ちゃうの?」 「前はそうやったけど、引っ越しはった」 えーと、えーと。 ○○も△△も同じ市内。ちょっと離れてるけど。 お子さんが3人だったか4人だったかいて、△△のおじいちゃんおばあちゃんたちかわいがってもらってた。「若い人が来てくれて」って、喜んでたよ。たぶん、この先もずっと、そこで暮らしてくれるものだと、思ってたと思うよ。 うちらの村に来てくれた→馴染んでくれた→一生ここに住むだろう→死ぬまで、また子の代、あるしは孫の代、もっと先まで考えての付き合い、をしていくつもりでいたと思う。 Iターンってね、都会から地方に移住するでしょ?ほんで、地元の人も、移住者も、お互い様子を見ながら少しずつ馴染んで行って、年数がたって、気が付けばすっかりムラの人・・・っていうイメージなんだけど、私は。 馴染めないケースももちろんあるけど、その時は都会に戻るんだと思い込んでた。 こっちが勝手に思い込んでたので、その人は全然悪くない。でも、もし私が△△の人間だったら、「裏切られた感」は否定できない。「うちの村に来てくれた」=「うちの村に(骨を埋めるつもりで)来てくれた」と思い、それなら受け入れる側もそれ相応の覚悟(大げさじゃなく)を持って迎え入れるのだ。 なのにあっさり出て行かれたら・・・トラブルがあったわけじゃないなら・・・なおさら、「なぜ?」と思う。この辺の感覚は、都会の人には理解できないかも。 地元の大多数の人にとっての引っ越しって、都会に出る時、結婚するとき、くらいしかないんじゃないかなあ。「市内で引っ越し」は想定外(賃貸に住んでる人は別)。 Iターンが増えて、成功例も失敗例もたくさんあるけど、このパターンは数少ないかな。 引っ越した方は何とも思ってなさそうだけど、残された方は結構ダメージ受けてるんじゃないかと心配になる。 これから似たようなケースがでてくるかもしれないし、そうなると、Iターンに対しての態度もじわじわ~っと変わってきそう。口には出さずとも様子は伺うだろうし、それは態度に出て、これまでとは違う形でぎくしゃくするかもしれない。 永住するつもりなのか、仮住まいとして暮らすのか、最初に意志表示しといた方かよさそう。 (メールフォームを作ってみました。お問い合わせはこちらから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 29, 2022 10:47:54 AM
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