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カテゴリ:ひとりごと その他
高校生の頃身近であった話。
同じクラスで、A君はBちゃんが好きで、BちゃんはC君が好き。C君もたぶんBちゃんが好き。 誰も相手に気持ちを伝えてはいないけれど、薄々わかっている。 ある時、Bちゃんは煮え切らないC君を煽りたくなった。 そこでA君に「私と付き合ってるふりをしてほしい」と頼んだ。A君はその話に乗った。 それがきっかけなのかどうかは知らないが、結局BちゃんとC君は付き合うことになった。 後に、BちゃんがC君にそのことを話した。 C君は「人の気持ちを利用したって、わかってる?」と怒ったらしい。でもその後も付き合ってた(と思う)。 当時、私の周りでは「Bちゃんひどーい!」という声が圧倒的多数。一般的にはそうだろうな。でも。 Bちゃんの気持ちはC君に向いている、という事をA君が知っていたなら、Bちゃんの力になりたいと思ったかもしれないし、嘘でも、つかの間でも、自分がBちゃんの彼氏になれる事が喜びだったかもしれない。 Bちゃんだって、A君の気持ちに応えられないことへの、せめてもの気持ちだったかもしれない(それが世間的にはよくないと言われることだったとしても)。もしかしたら、そうやってA君に嫌われようとしたのかもしれない。まあどっちにしろ、利用してる、されてることはお互い承知なら、周りが口を挟むことではないと思う。ひどーい!と思うなら、自分がしなければいいだけ。 私はどっちかというと、C君を非難したくなる。A君とBちゃんがそうしたのは、もとはと言えばC君が優柔不断だったからじゃないの?なのに自分は無傷で、Bちゃんを責めてさ。しかも、それを知っても付き合ってるやん。 3人とも、私は高校以来会ってないので、本心はわからないけど、どうしているのかな、と時々思い出す。案外、本人たちは覚えてないかもね。 (メールフォームを作ってみました。お問い合わせはこちらから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 16, 2023 08:57:59 PM
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