空のオルガン

（2022.7.27記）

3人とも、平熱。
　夫は在宅ワーク扱いらしい。パジャマのまま、パソコンに向かっている。

　夕方、友達が買い物してきてくれた。
　牛乳、ヨーグルト、キウイフルーツ、ぶどう、小松菜。
　家中の窓を開けてたので、インターホンではなく、声を張り上げて直での会話。距離は充分取ってある。
　「ありがとー！」
　「元気そうやん」
　「元気よ～外出たーい。」
　「もうちょっとやね」
　「うん！」
　「いるものあったらまた言ってね～」
　「は～い、ありがとー！」
　夫はそれを聞いてるだけ。

　ヨーグルトがおいしい。体は食べ物でできてるって、ホントだな～と、身に染みて思う。食べたものが、自分の体の細胞に変わっていくのがわかるような気がした。

　なのに。
　夜、急にUFOが食べたくなった。
　発症してから口にしてきたものは、ゆで卵、豆腐、アイス、プチトマト、ブルーベリー、麦茶、くらい？ご飯も食べていないのに。
　お湯を沸かすのが久しぶり。炭水化物も久しぶり。もっと体にいいものを入れた方がいいんだろうけど、口が、UFOの口になってしまっている。一人前を一人で平らげた。お腹は満足。ただ、やっぱり後になってちょっともやもやした感じが来た。夫とう～のが何を食べたかは知らない。もうほったらかし。

　パンの在庫がなくなった。お米もあと3合ほど？生協さんに注文はしてる。
　カレーが食べたいかも、とちょっと思ったけど、いっぺんにお米無くなるね。元気になってからにしよう。非常食のアルファ米もあるし、オートミールもある。玄米おにぎりも２つ冷凍してある。

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