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のどかな午後、友人のメールによる恐ろしいニュースが
飛び込んできた。 沖縄の普天間基地に隣接している沖縄国際大学の構内に 米軍の大型ヘリが墜落したという・・・今まで事故がなかった ことが不思議に思えるくらい、沖縄は基地と民間住宅地が 密接して建っている。大げさに言えば、広い基地に押しのけ られ、せせこましく申し訳なさそうに我々民間人が 基地の周囲に住まわせてもらっているように映らなくもない。 そんな状況で毎日のように軍の飛行訓練は行われている。 私が初めて衝撃を受けたのは、学生の時、普天間基地の近くに 住む友人宅の前で立ち話をしていたら、突然私達の上空を アメリカ軍の飛行機が通過していった。けたたましい雷音が 聞こえてきたと思うと同時に周囲を爆音で包み、 まるで民間宅の屋根にぶち当たるのではないかと思えるような 低空飛行で迫り、言いようのない恐怖感を覚えた。 手を伸ばせば届きそうなぐらいの至近距離で飛行機の腹部 全容を見たのはその時が初めてで、改めて基地の近くに住む 人達の危険度の高さと騒音の被害というのを目の当たりに 感じたものだ。 学校などの公共機関には防音対策として2重サッシと 冷房完備を国や行政が提供しているが、民間人への健康や 安全性は誰も保証していない。 以前から普天間基地の移設問題がこう着状態にあった中で 起きた事故だけに、反響は大きいだろう。 幸いにも民間人にケガはなく、ヘリの乗員3人が重軽傷、 死者はいない模様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月14日 04時02分12秒
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