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2008.09.29
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テーマ:ニュース(100221)
カテゴリ:生活日記
2008年9月11日
日本テレビ系列「モクスペ」で放送された特番
「小さな命を救え!闘う4人の小児外科医たち」

その番組で「ヒルシュスプルング病類縁疾患(消化器官が正常に機能しない難病)」のため、「マイアミ大ジャクソン記念病院」の加藤友朗医師により多臓器移植手術を受けた各務(かくむ)宗太郎ちゃんが、転送先の病院にて亡くなったらしい。死因は呼吸不全という。

一度に5つの臓器を移植するという大手術!
手術は無事成功し、番組の後半では順調な回復ぶりを見せていただけに、とても悔やまれる。若干9歳での死。

手術前にお母さんが、ジャクソン記念病院の壁の一部に作られている「いのちの木(葉の一枚一枚にドナーになった人の名前が刻まれている)」を宗太郎ちゃんに見せて、「ドナーになってくれた人から命をもらうんだよ」と話していたシーンがすごく印象に残っている。
彼も幼いなりにその言葉の意味を理解しているようで、とても切ない気持ちになった。
あのシーンで涙した人も多いのではないだろうか?

ドナーが見つかって嬉しい!
でも、「ドナー=亡くなった方がいる」という現実。
急ぎ足で病院に向かうお母さんの、手放しでは喜べない複雑な表情が、臓器移植という手術の「重さ」をあらわしていたと思う。

彼は精一杯「いのち」を全うした。お母さんも頑張った。
今は静かに宗太郎ちゃんのご冥福をお祈りしたいと思う。





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Last updated  2008.09.29 17:14:37
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