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カテゴリ:スポーツ・健康
最近CMでよく見かけるようになった「しきゅうのお知らせ」をご存知だろうか?
このCMは、グラクソ・スミスクラインの「子宮頸がんワクチン」が2009年12月から一般病院でも予防接種が出来るようになりました~というお知らせCMです。 CMが気になったので病院を受診した際に、院内のがん情報センターで冊子をもらってきました。 内容をざっくりまとめると・・・ ●子宮頸がんは若い女性(20~30代)が発症しやすい。 ●子宮頸がんの原因はHPVウイルスで、女性の80%はそのウイルスに感染している可能性がある。(ただし、感染しているからといって必ず発症するとは限らない) ●100種類以上あるHPVウイルスのうち、発がん性があるタイプは約15種類、感染しても自然消滅することも多く、子宮頸がんに進行するのはごくわずか。 ●子宮頸がんは「がん」になるまでに年数がかかるので、子宮がん検診を受けていれば早期治療が可能ながん。 ●子宮頸がんワクチンは、発がん性HPVウイルスの一部に効果のあるワクチンであり、接種後のHPV感染を予防するもの。既に感染しているウイルスの治療ではない。 ●1回の接種では効果がなく、期間をあけて3回接種することが必要。接種後は最長6.4年間有効。 ・・・とまあ、こういうことらしい。 ワクチンはあくまで予防、でもそれで今後の「もし」が防げるのであれば、若い女性にとっては魅力的なワクチンだというのは分かった。それで、気になるそのワクチンおいくら? 結局コレが重要ポイントだよね! ・・・ってことで、通院している総合病院(産婦人科あり)に聞いてみた。 なんとまあ、1回の接種につき14,700円かかるらしい!3回で44,100円デスヨ!! 子宮がん検診が2~3000円代で受けられるので、高くても5000円くらいかと思っていたよ・・・ インフルエンザと同様に、病院によって価格設定が違うのかも! ・・・と思い、以前通ったことのある個人産婦人科にも聞いてみた。 こちらの病院では、まず「子宮がん検査」と「血液検査」を受けて、その結果を見て後日ワクチン接種を相談するといった流れらしい。 ワクチン費用は、やはり15,000円くらいかかるとのこと。 健康診断等で毎年子宮がん検査を受けているようなら、その結果を持ってきて下さいとのことだったが、まず初診料や検査費用がかかるといった点が上記病院より負担が大きい。 若い女性にとっては画期的なワクチンだとは思う。 だけど、「普及」するにはとても厳しい費用。 今のままでは「誰もが・気軽に・予防接種」とはいかないだろう。 早く国や自治体の補助体制を整えて、せめて「子宮がん検診」くらいに負担額が下がらないと・・・ ・・・と思ってみても、こういうことに限って日本政府はトロくさいので、早急な対処は期待薄だなぁ~・・・ 予防接種やる気だったけど、金額聞いて完全に意気消沈。 ワクチンどうしようかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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