琥珀色の甘い思い出。
ノスタルジックに浸るのが心地良いのは歳を重ねた証拠よね。今日また大好きなJ子さんからお野菜をたくさん頂いた。 箱一杯の枝豆。胡瓜・南瓜・白瓜・金瓜。おやおや全部瓜と名のつく野菜だよw。今まで白瓜はお塩の漬物位にしかしたことがなかったけれどJ子さんはいつも奈良漬にするとお聞きしたので一念発起。私も挑戦してみようと今日漬物用の酒粕を買ってきた。 ネットでも探してみたけれど近所のスーパーで4キロ980円のを見つけた。お手頃価格だね。上手く漬けれたら次は酒粕にも拘ってみたいな。実は先月もJ子さんから新じゃがが採れたからと新鮮お野菜を沢山頂いていた。ジャガイモ・人参・キャベツ・胡瓜・赤にんにく。ホント助かる。香りの強い人参葉の炒め煮が時々食べたくなってこの時は人参をわざわざ葉付きで頂いた。J子さんから頂く野菜はいつも本当に綺麗に素直に育っていて丹精を込めているという感じがヒシヒシ伝わってくる。ところで学生時代に時々奈良市内に出ることがあって行くと必ずと言っていいほど大好きな奈良漬の専門店を訪れた。奈良漬にもピンきり有ってお店のショーケースには万のいくような立派な木箱に入れられ綺麗な紐のかかった大層なものが並べられていたけれど学生の身分ではそれらをじっくり見るのも気が引けて軒先に山積みにされたビニル袋入りのモノを買い求めるのがせいぜいだった。それでもお店の名前が印刷された包装紙独特の何とも言えないイイ匂いのある紙で丁寧に包んで貰えるのが嬉しかった。私のお気に入りだったのは刻んだ奈良漬が粕ごと食べられる刻みと呼ばれるもの。正直、安価なものは小さく刻まれた瓜を食べているんだか粕を食べているんだか分からなかったけれど・・・考えてみると奈良漬の瓜もさることながら甘く発酵させた粕が大好きなのだったりして。ふふふふふ。まるで宝石のように綺麗だった琥珀色の奈良漬を作って若かったあの頃の自分をまた思い出してみましょうか。山崎屋の奈良漬 特製きざみ奈良漬「小袋」価格:340円(税込、送料別)山崎屋の奈良漬特製樽詰 12600円(税込)価格:12,600円(税込、送料別)今日はえらく気分が乗って枝豆茹でて 薩摩芋を焼いて 鮎飯作った。我が家でできた茗荷。お皿はお気に入りの奈良の赤膚焼。 ぬか床もいまだ健在。そうそう。今日はウチで採れたゴーヤの甘酢漬けも作ったわね。家族に食べさせたくて作るのではなく専ら自分が食べたいからやる。いつでもなんでもそう。困ったものよね。