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2008.07.11
テーマ：お酒大好き(5365)
カテゴリ：お酒
「千の風」の日本酒です。  前回、義兄が新潟に行った際に、「辛口で千円くらい」と希望を伝えたところ、 この「千の風」を買って来てくれました。 歌がヒットしたので、後追いで作られたのかと思いきや・・ このお酒は２００４年から、 新潟の塩川酒造が作っていたそうです。 「千の風」の詩を翻訳されたのが、 新潟県出身の芥川賞作家の新井満さんになります。 何でも、彼の知り合いの女性が、癌のため急逝してしまったのですが、 社会貢献活動のリーダーだった彼女の元には死後も、 彼女を慕う仲間たちが、多くの追悼文集を送ってきたそうです。 その中にあった作者不詳の英文の詩に惹かれ、 新井氏が翻訳をされたとのこと。 醸造元の塩川酒造さんのご親族に、生前の彼女と親しい方がおられて、 この日本酒を作ることとなったようです。  ラベルも、優しい風に吹かれている様子が描かれています。 パッケージは淡いブルーなのですが、 “忘れな草”という名の色だとのこと。 芳醇であり、スッキリとした上品な味わいです。 この日は、鮭とばとエイヒレの炙った物、 蛸と貝ひもの燻製を肴にいただきました。 お値段も手ごろなので、新潟で見つけた際には、 試してみる価値はあると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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