三輪車
ぬいぐるみやおままごとが大好きだった息子の好みがだんだんと変化してきて、最近は車が気になってしょうがない様子。工事現場に近寄り、ショベルカーの働きぶりを身動きもせず真剣に眺めたり車で出掛けようとするとすばやい勢いで運転席に乗り込み、ハンドルを握って離さない。おもちゃ売り場ではひたすら三輪車などの乗用玩具に興味津々。そんなに好きならとついに三輪車を買うことにした。じきに使わなくなるものだから安価なものでという案もあったのだがどうせなら親も一緒に「三輪車を買う」ことを楽しもうと、ネットでいろいろ検索してちょっといいものを選んだ。使わなくなったら飾っておけるくらいの遊びゴコロで。フランス製のそれは、デザインもおしゃれな上安全性、実用性も十分に考えられたやはり、それなりに価値があるものだった。注文してから、何日かは「三輪車が来るよ~」と予告しつつ、言うことをきかない時は「もう三輪車こないよ~」というと面白いくらいピタリとイタズラが止んだりした。なかなかご飯を食べない時も「三輪車!」と叫ぶとスプーンがぱくっと口に入った。それくらい欲しかったのだ。宅配便のおじさんが、三輪車の写真が載った大きな箱を持ってきた時の息子のはしゃぎようといったら…でも、箱を開けると組み立て式。息子にせかされながら、説明書片手にドライバーで必死に組み立てましたよ。そしていざ、搭乗。。。ところが、なかなか前に進まない。ペダルに足を載せて踏み込むという要領がつかめないらしく悔しがる。「うごかな~い!うごかな~い」ただいま、猛特訓中。