伝えたい想い
故郷筑豊を巡るバスツアーを企画し、その想いをわかっていただけるであろう知り合いの記者さんとやりとりして、同時期に二つの新聞記事を世に出して頂きました。
地元密着紙は、昼食会場に使う亡父の習字教室に個人の遺産、地域の宝に重ねた切り口の人間ドラマとして、中央大手紙は、ヤマの記憶を参加者それぞれが体感してもらうというツアー全体の企画意図を前面に、それぞれに読み応えのある丁寧な記事に仕上げて下さいました。
これによりツアーの募集定員は一気に満席となり、関心を持って頂けたことにただ感激、そして必ずやよい一日にするよう責任の重大さもひしひしと。
根底にあるのは、私がかつて恐れ多くも関わらせて頂いた上野英信先生の筑豊文庫やその繋がりの方々の取材を交えたドキュメンタリー番組のこと。右も左もわからず、がむしゃらに作ったあの頃からもう15年もたっているのですが、今もご子息朱さんをはじめ、そのご縁に守られていることに心から感謝しています