祈りの上野文学・直方にて
自分の原風景や根っこについて、時々立ち止まって考える。
20代の頃にご縁をいただいた筑豊文庫関連で本日、記念講演会が直方で開かれた。
偶然にも今日は上野英信氏の御命日でお参りがてら伺った。
親交のあった犬養牧師のお話ぶりはとても穏やかで温かく心に沁み入った。上野文学と信仰の共通点は祈りであるという。
ふと、ただ1人の御子息、朱さんの誕生日は聖なるクリスマスだったことを思い出す。
たまたま駅から図書館までの道のりを迷われていた老婦人を先導して会場に来たが、その方は晴子お母さまのご友人で、当時私が担当した番組で朗読をお願いした女優若尾延子さんと同じ劇団の同期だったとか。
昔とてもお世話になった朝日新聞の大矢記者にも再会できた。人の繋がりとは本当に不思議。
帰りにどうしても食べたかった、かしわうどんを汁ごと堪能し、元祖もち吉でおせんべいをたくさん買う。
福岡にもあるけど、直方で買うというのが楽しい。子供の頃、両親に連れられてよく行ったのぐちギャラリーの道筋まで散歩。昔と変わらぬ風景が懐かしかった。