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語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

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2008年11月18日
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カテゴリ:郷愁、昭和レトロ
先日、学校のバザーで連れて帰ってきたものです。なんと500円の値札がついていました。埃はかぶっていたけど傷もなく、きれいに磨けばこのとおり!
さっそく書斎の片隅におきました。いまでは珍しい鉄の取っ手で引き出しの開閉もスムーズです。
開けると昔、祖母の家でかいだような粉おしろいの匂いがふんわり漂いました。
これを息子と手分けして自転車で持って帰ったのですから、すごいでしょう。
母の古いもの好きをよく知る息子、こういうときの連携プレーは心得たものです。

鏡を眺めながら、いいねぇいいねぇと言っていると、
「でもお母さんその鏡、もしかしたら白雪姫みたいに夜になったら怖い魔女が映るかもよ。それともむかーしのこわーいヤマンバさんが使っていたノロイの鏡かもよ。わぁぁこわーい!夜はこの部屋に入らんどこう」と息子。私も実はちょっとだけ背筋がぞくっと。

確かに古い鏡には何かが宿る魔性の雰囲気。これまでに何をうつしてきたのかな・・・そんなことを思うとたしかにちょっとね

とにかく大切にしまーす





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最終更新日  2020年10月23日 12時14分54秒
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