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語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

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2016年10月19日
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逃げ恥で、早くも話題沸騰のドラマ。星野源に傾倒してる息子の影響で第1話をみたけど、すごく共感できた。みんな誰かの役に立ちたくて、ささやかな生き甲斐を探してる。
自分らしい生き方に誇りを持たねばと、そう、こっそり頭の中に、情熱大陸や、スガシカオのイントロを流し、自分でハッパかけ奮起すること。あるよ。あるよ。

クールで現実主義の星野源演じる主人公が、ベランダにやってくる小鳥に思わず微笑むシーン。
それが二羽になっていたりして、いちいち可愛いシーンが盛りだくさんだった。
逃げるな、現実から目をそらすな、強くなれ!と言われて育った世代としては、ふっと肩の力が抜け、涙目になってしまう。
逃げるが勝ちと、その昔、筆で大書してみたことがある。

逃げるは恥だが役に立つ。
なるほどそうだ。ハンガリーの諺らしい。

ミュージックステーションで、テーマソングの「恋」を歌う星野源さんが、愛はLoveで訳されるけど恋を訳す英語は見つからない。日本語独特の素敵な言葉と言っていた。
夫婦を超えていけの意味がわからなかったけど、ドラマを見てなるほどと思ったよ。
夫婦とは何?曖昧なところを思い切り契約にして、そこだけにギブアンドテイクを見出そうとする事実婚、そこに初めて、ぼんやりとした愛ではなくて、きっとポジティブに自然に、その人が必要と叫びたくなる恋が、きっとこれから、生まれてくるんでしょうなあ。
次回も楽しみ!





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最終更新日  2016年10月19日 11時26分37秒
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