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語りと筆しごと~書家香玉のうずまき帖

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2021年08月10日
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カテゴリ:渦巻く心もよう
FacebookやらTwitterやらInstagramやら
いわゆるSNSというやつが台頭し始めてからなんとなく、その手軽さからそっちの方に引っ張られてきたけど、あらためて思うに、世界中から閲覧できるネット上に活字によって自分の想いを日々写真入りで記録できる、自分のための日記帳のようでいて、それだけに終わらないブログというツールとの出会いは画期的だった。
私のように物書きという職業にひそかに憧れを抱いていたものにとって、なんとなくプロのエッセイ集的なそれを意識したりしなかったり。恥ずかしながらそんな快感も味わえていたわけで。
ともすれば、ただ漠然と過ぎゆくばかりの育児の日々において、誰に頼まれたわけでもないのに、あれやこれやと自ら書き記していたものが、今もこうして普通に閲覧できることに今更ながら感無量である。

最初の記事は2004年の春
初めての子、まきが2歳になったばかりの三輪車の話。
あれからなんと17年。
まきは、19歳となりこの春から東京で一人暮らしを始めた大学生。

なんというドキュメンタリーなんだ。
これは。

放置していても、時々開いてみると
日に50〜100のアクセスがあっている。
いったいどなたが読んでくださっている?
不思議でならない。

いつこの世をあとにするかわからないが
私がいなくなっても、このブログは
生きていくのかね。

私は来年50歳です。
もう一度、うずまき帖を書いてみようか。

ちなみに
うずまきとは、息子の名前maki
にwithを足したわたしなりの造語。
どこに行くでも何をするでも
一緒だった、まきくんは
ついに巣立ったけど、
渦巻く私の心は相変わらずです。





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最終更新日  2021年08月10日 12時55分22秒
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