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カテゴリ:徒然
もはや週記すら出来なくなってきた鶉丸です。こんばんは。
更新サボってる間に芝居見に行ったり、映画観に行ったり、伊豆に行ったりはしてたんですが、どうも書く気になれなくて・・・ にもかかわらず毎日10数人が見に来てくださっているという事実はホントにありがたいです。 もう少し頑張らねば。 と、心を新たにしたところで、今日は映画を観てきました。 観たのは『手紙』です。 実はつい最近原作を読み終えたのでそれなら映画も見比べてみよう。という試みでした。 感想としては、久々に原作に劣らぬいい映画でした。 以下ネタバレ気味なので注意。 途中の基本設定が原作とはちょっと違い、中学からの親友がいたり、主人公の夢がお笑い芸人になることだったりしてるんですが、基本的に兄が服役囚だということで人生がいつもうまく行かないあたりは同じです。 途中経過だけで言えば、原作の「バンドでデビューする」夢ではないため、原作で大きなキーワードとなるジョンレノンの「イマジン」に関する部分が皆無なこと、兄との決別を決心させた平野社長との2度目の面会、妻を娘を襲った引ったくり事件がない分、物語が唐突に進んでいく部分がちょっと不満でした。他にもいくつか突っ込みどころはありましたけど、それはまぁ2時間に納めるために仕方がなかったのかな?と。 ただ、その分ラストは原作よりよかったと思います。 原作は原作でラストまでに十分主人公の心情を表現してあったのでいい終わりだと思うのですが、映画版ラストの「しょうがないじゃん、兄貴なんだから・・・」という何がっても家族の絆はある。 という終わり方には感動しました。ああ、この台詞を言うために夢をバンドから(不幸をしょった人生にしてはおかしな)お笑いに変えたのかな?とさえ思いました。 そんなわけで、久々に泣ける映画を観た鶉丸でした。 ちなみに明日はトヨタ クラブW杯の観戦に行ってきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.11 00:20:22
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