高村智恵子の切り絵
「東京には空がない。あたたら山の空がほんとうの空だ」・・・と、嘆いた高村智恵子。「智恵子抄」で名を知られる彼女ですが私は、彼女の切り絵が大好きです。高村智恵子は、明治時代末期から大正にかけての当時としては珍しい、女流洋画家として活躍していました。けれど、46歳の頃から精神分裂症の兆候が表れ南品川のゼームス坂病院へ入院することに。この病室のベッドの上で、数多くの切り絵の作品が生まれたのです。彼女の切り絵は下描きもなしに、いきなり紙を切り込んで作られていったそうです。切り絵には、果物や花、魚など、入院生活をしている彼女の身近にあるものばかりがモチーフになっていますがその作品の色彩、形には、何の迷いも誤魔化しもない真っ直ぐな彼女の思いが表れていて、どの作品も大好きです。彼女の作品は、残念ながらポストカードでしか見たことがありませんがそれだけでも、伝わってくるものが大きい。いつか機会があれば、彼女の作品を近くで見てみたいですね。(PR) 女たちの言葉(PR) 切り絵透かし扇子 -とんぼ- [ 0602-250 ](PR) 通常価格 5,250円【値下げしました!】おしゃれ細帯レトロ調リバーシブル「桜と楓 茄子紺&紅藤」女たちの言葉切り絵透かし扇子 -とんぼ- [ 0602-250 ]通常価格 5,250円【値下げしました!】おしゃれ細帯レトロ調リバーシブル「桜と楓 茄子紺&紅藤」