Ａｐｐｅｌｌａｔｉｏｎｓ　Ｈｏｋｋａｉｄｏ　Ｃｏｎｔｒｏｌｅｅ

東京で初開催！北海道のワインと食材を楽しんでください

遅ればせながらあけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本当にご無沙汰しております。最後のジャルダン・ドゥ・ボヌールのパーティーの後最終勤務からたった一日置いて某イタリアン・レストランに入りました。ソムリエ業務は毎日毎日楽しいですイタリアは国家の統一が遅く、土着の文化が根付いていて、土着品種パラダイスそう！いろんな品種がアリアニコまた、土着の品種で古代からの醸造に拘ったカンティーナがあるかと思えば、弁護士やエンジニアの異業種の方がインスピレーションで畑を購入して綺羅星のごとく突然素晴らしいワインを完成させたりガンバローロそれとは別に、北海道のワイン愛好家団体の開設準備業務で毎日毎日時間が足りなくて、パソコンは仕事をするときしか開かなくなってしまい、ブログも見れていないのが現状ですでも、落ち着きましたら大好きなワイン（酒類全般かも…）の事食べる事等の四方山日記をちょっとづつ再開しようと思っておりますそこで、今回はスペシャルイベントのご案内です。東京近郊にお住まいの皆様！北海道のワインをどうぞ知ってください！飲んでください！今は雪が降り積もって真っ白な銀世界ですが、そんな厳しく広大な大地から生まれるワインたちをどうぞ味わって楽しんでください。また北の食材とのマリアージュも存分にお楽しみいただけるチャンスですおおよそ私の体を構成する成分？です（笑）この機会にご興味がおありになられる方、ぜひともご参会くださいませ参加申込はhttp://www.hokkaidowine.co.jp/dowine/北海道ワインのウェブサイトより「第１３回北を拓く道産ワインの夕べ」参加申し込みへ参加企業ワインメーカー フード 北海道ワイン(小樽市) 株式会社はこだてわいん(七飯町) 十勝ワイン(池田町) 富良野市ぶどう果樹研究所(富良野市) 日本精酒株式会社余市ワイン(余市町) 中央葡萄酒株式会社千歳ワイナリー(千歳市) 山崎ワイナリー(三笠市) 有限会社洞爺湖農産　月浦ワイン醸造所(洞爺湖町) ばんけい峠のワイナリー(札幌市) 株式会社宝水ワイナリー(岩見沢市) 有限会社マオイワイナリー(長沼町) 共働学舎新得農場（新得町） 半田ファーム（大樹町） ランランファーム（清水町） 十勝野フロマージュ（中札内村） チーズ工房NEEDS（幕別町） ノースバード（歌志内市） 井原水産（留萌市） イルピーノ（札幌市） ノースプレインファーム（興部町） 道産素材を使用したヒルトン東京のオードブル＊お預かりした情報は、個人情報保護法に基づき、「北を拓く道産ワインの夕べ」の参加ご希望の確認、及び運営上のご連絡以外に使用されることはありません。＊お申し込み順に、請求書と入場整理券を送らせていただきます。＊20歳未満の方はご遠慮ください。＊当日、お車でのお越しはご遠慮ください。道産ワイン懇談会事務局北海道小樽市朝里川温泉１丁目１３０番地　北海道ワイン株式会社内　担当：岸さんTEL (0134)34-2181

チーズパーティーin札幌のご案内

フェルミエ「チーズパーティーin札幌」のご案内今日はジャルダン・ドゥ・ボヌールでの最後のお仕事のご案内ですジャルダン・ドゥ・ボヌールにおきまして日本国内におけるナチュラルチーズ普及の第一人者、チーズプロフェショナル協会副会長、本間るみ子氏の会社でありますフェルミエ札幌店出店記念のパーティーを開催する運びと相成りました。私共ジャルダン・ドゥ・ボヌールも予てから生産者の顔の見える食材として札幌近郊や道内産の野菜や畜肉、道産チーズに着目し、レストランやバンケットで取り入れております。 フレッシュなものこそ、地場の出来立てのものを使うべきだと考えての事です。当日は道産チーズ生産者であります酪恵舎さんの井ノ口氏が来館されますサイトより（北イタリアのピエモンテ州で作られる「ブラ」チーズを作るために、何度も井ノ口さんは、イタリアを訪れ修行をしてきました。イタリアのチーズは、そのまま食べると言うよりも食材としてチーズが使われています。ブラの産地は白糠と土地柄的に似ていて、白糠の地場産品にもチーズを食材として使おうと思ったことが主な理由。イタリアチーズはまさに地域に根ざしたチーズで地域に愛されています。そんなチーズづくりを目指しています。）宮嶋氏は出張になってしまいましたそしてこの度、本間るみ子氏が訪れた道産チーズの工房にもご協力頂きまして、 記念すべき第１回のチーズパーティーｉｎ札幌ということで、フェルミエ札幌店のお披露目と北海道でこんなに美味しくて良質なチーズを作っています、是非旬の食材と一緒に楽しみましょう！という主旨で、第２回、３回と更に大きな祭典（ゆくゆくは道産チーズの生産者全てにお声をかけて）に繋げて行けましたら幸いでございます。　　　　　　　　　　　　　当日はバンケットにて、本間るみ子氏によるサヴォワのチーズのセミナーと、当レストランの旬の食材を使ったパーティーの時期ならではのフランス郷土料理ラングドックルーション地方のカスレや、美深産仔羊のロティやそのばら肉のナヴァラン、アリゴ（ALIGOT）というのびーるチーズ料理や、アツアツのラクレット（トローリ♪ハイジのチーズです）や戸井産本鮪のタルタルの実演、ガレット・ブルターニュの実演、生ハムのデグパージュなどの楽しい演出日高産大助と東米里しいたけ村原木しいたけのブランチャー・塩レモンのエミュルション、ランド産フォアグラとセープ茸・ぺリゴール産シャテーヌ（山栗）のフラン等などのお料理当日は着席ブッフェスタイルで、ブッフェ台も５回完全に入れ替えますお食事予約必須のリピーターが後を絶たない大人気のジャルダン・ドゥ・ボヌールのデセールの数々（ガレットデロア、クグロフ・ババオーラム、クレームカラメル・クレームダンジュ等など）、ワイン等とともに素敵な「食」をお楽しみ頂きます勿論フェルミエさんの熟成チーズと道産チーズを楽しみましょうデザートワインは何のチーズにあわせましょうか？ 今まさに酪農王国北海道を代表する食材「チーズ」是非生産者とそれを応援するチーズ愛好家の熱い思いとともに、美食家の皆様にお伝えできましたら幸でございます。札幌でもいろいろな団体やお教室などで、チーズのパーティーがどんどん盛んに行われると素敵です　　　　　　　　　是非、フィレンツェのシャンデリア職人が腕を振るったシャンデリアの下、まるで時間が止まってしまったかのような錯覚に酔いしれながらヨーロッパの本物の調度品に囲まれて優雅で楽しく！美味しい夕べをご一緒いたしませんか？日　時　１１月６日（火）１９時受付スタート場　所　ジャルダン・ドゥ・ボヌール　札幌市中央区双子山４丁目１－１８　　　　　０１１－５３０－０８７７　　　　　　　http://www.jardin-de-bonheur.com/会　費　お一人様　１２，０００円お問合せお申し込み　フェルミエ札幌店　　　　　　　　　　０１１－６１５－７７２５https://shopping.fermier.fm/　　　　　　　　

こんばんはです♪（たっつぁん１さん風に）

お久しぶりです怪我で職場を休んでいて、久々に皆さんのブログを読んでいたらとっても懐かしくなりました。お勧めのメトード・クラシコ（瓶内二次醗酵・シャンパーニュ方式）の泡がありますフェウディ・ディ・サン・グレゴリオとジャック・セロスが作り出した芸術とも言うべき繊細な南イタリア地葡萄による泡地葡萄の性質を生かして残しながらの泡作りダブル・ファランギーナ・メトード・クラシコ・ブリュット2004 グレゴリオ＆ジャック・セロスDUBL 葡萄はカンパーニャの地葡萄「ファランギーナ」そしてカンパーニャの代表選手サン・グレゴリオによって開花され、モンテベトラーノによって再認識された品種「アリアニコ」極上アリアニコのロゼダブル・ロサード・アリアニコ・メトード・クラシコ（ロゼ）2004 グレゴリオ＆ジャック・セロスDUBLダブルはサン・グレゴリオとジャック・セロスのダブルです詳細は画像のリンクで確認してください

山崎ワイナリー０２ピノ・ノワール　ファーストヴィンテージ

宅のみの続きです宴もたけなわ、私が「日本ワインを愛する会」の会員ということも有り、ところで北海道のワインはどうなのかというお題で盛り上がったり、道の認証制度の件で盛り下がったりどこのワイナリーの畑はどうとか、試飲した結果こうだとか、空知でブレイクしている所以は何たるかとか、今後もブレイクするのかとかそんな折、当日のお宅提供者で鴨鍋製作委員の友人が「あ、山崎ならあるよ＾＾０２ってファーストヴィンテージなんだね、2本あるけど1本あけてみようか？」満場一致で「飲む飲む！！！」まだお持ちだったとは…流石○○ちゃん！ぶちゃけファースト以降は酸っぱいピノが続いている。ファーストは美味しかった。目から鱗だった…北海道でこんなものができるのか？？？「三笠の山崎さんがドメ－ヌを目指し葡萄栽培」そんなニュースが地元の新聞に掲載されたのは０1年の10月22日？(木）頃だった。何故覚えているかというと、自分が同じ新聞に、とあるパーティーでのベストドレッサー3人のうちの一人として載ってしまっていたから＾＾；いらないプチ情報はさておき(照明の加減で嫌いな写真だし）グラスに注ぐと若干褐色が入ってきて色は最近のものよりもしっかりしている香りも90年代のピノ的な熟成が進んだ色から期待したとおりの香り。紅茶、トリュフ、コーヒー、クランベリー、スーボア。二コラ・ポテルっぽくて美味しかったりする。うーん…このピノ(媚薬）を飲んでしまった故に山崎神話を語る人々が後を絶えないのか北海道をブルゴーニュにしてしまおうという人たちの確信を突いてしまったと言うのか…是非もう一度造って欲しい今一度、全ての条件が重なればあのピノになるはずシャルドネは残念なことに初年度台風でやられて塩害も出たが、シャンパーニュ造りに挑戦したいという山崎さんの意向で毎年収獲されている。酸がしっかりしているのと温暖化でリージョンが変化してきているので、今後泡モノには向いているかもしれない。他にメルローなども造ってはいるが,白桃や柑橘系のフレッシュな芳香ですっきり安定しているドイツ品種ケルナーやバッカスのファンは多い。とは言え始動したばかりの技術の壁に苛まれるワイナリー惜しげもない喝采を送る日が来ると期待したいものである因みにエチケットの花びら模様は山崎さんご家族五人の指の指紋家族で力をあわせて北海道にブルゴーニュを意識したドメーヌを根付かせるという思いなのか…

宅のみ鴨鍋の会

昨日フェルムドアッシュで購入したお勧め超熟成シャウルス→シャ(猫）ウルス(熊）とお部屋にディスプレイしていたクリコのトラベラーに入っていた二年くらい家庭内放置プレイ熟成クリコをトラベラーごと持ってゆきました。それが…クリコは香ばしいロースト香、栗やナッツの香りが増して「valtellina宅熟成いいね！」友人宅のサーブの温度が良かったのではないかとも思いましたが、瓶熟は確かに進んでました宅熟成といえば先月のドニ・モルテのシャンボール・ミュジニー1erも好評でした。セラーの調整などテクニックは…今回のクリコには当てはまらないし特に有りませんが存在を消してひたすら飲むのを我慢することでしょうか＾＾：ルーウィンは樽のロースト香がとってもモルトちっくでバーボンすらも感じられました。ノダン０５ピノは若々しいパストゥグランのような香り、果実味は豊かで紫の強いピノな感じでしたが、酸が若干弱いぽっちゃりとした感じ。ヴァランドローのセカンドは皆が出会った4年前頃に購入してセラーにいれていたそうなのですが、エチケットの水玉模様はカビ。ご本人曰く「いやー我が家のセラーの新参者クロ・ド・タールにやられたみたいなんです。」「いいカビじゃねーか！」総ツッコミされていましたボーセジュールベコーは「うまーい96年に返り咲いたのよねー」と懐かしいワインエキスパート受験の思い出に浸り、ふくよかなメルローに酔いしれる。やっぱ右岸はいい！！！（ごめんなさいパーマー将軍）前者のほうは色々な意味で、あと10年後にまた飲みたいワインですわたしに久しぶりに会うからという友人が私の大好きなアマローネを持参してくれましたm(__)m旬なメゾン系チョコ、ローストしたコーヒー豆(酸味のあるモカ）、アッサムティー(やはり酸味を感じる）それまでパソコンでフラッシュを知らない皆さんに「モスカウ」や「やわらか戦車」や「千葉滋賀佐賀」や「はげのうた」を紹介して爆笑しながら見ていたので若干変なテンションアマrrrrrッローネ！イッバーーーーrrrッラキぃー！rrrッレチョーーーーーットぉー！！！やっぱアマローネだね♪ん？さっきはやっぱり右岸だよねって言ったっけやっぱ自分節操無いかも美味しければ全部好きなんだてへへそして道産ワインの話しになり…次回へ続く

あつあつとーりラクレットはいかがでしょう？

ラクレットがなくなりそう！ということで札幌のちーずやさんフェルム・ド・アッシュのイートインへラクレット・マシーンラクレットマシーンで温められてチーズがとろーりお店いっぱいにチーズの豊かな香りが広がります。炒めたまねぎの甘味が何とも言えないレンズ豆のカレーペースト煮と、北海道のとんでんファームのぱりぱりジューシーなソーセージを添えてスパイスはスイスのお土産でラクレット専用にブレンドされたもの。皆さんにラクレットに親しんで欲しいというスタッフの心意気でした。見てみて！小さな頃多くの子供たちが憧れたハイジのチーズですオンジが腹ペコ食べ盛りのハイジの差し出すパンにトローリチーズをのせてくれる図が思い浮かびます。アミノ酸たっぷりの熟成良好芳醇な味わい！写真のとおりフランス産ラクレットチーズはもう最後で美味しく頂いたので、今日から道産ラクレットを楽しめます＾＾大きな半円形のラクレットが鎮座ましますラクレットマシーンは幸せ一杯ナ感じです。チーズに合わせてはちみつやジャム、バルサミコも揃っています。道産チーズのラックもあります！！！実は出てきて直ぐに食べてしまいましたが、ピッツァも食べました。その時々でチーズを選んでくださるので楽しいです♪他にチーズの三種盛、オニオングラタンスープなどもあり、紅茶、コーヒー、ワインとともに楽しめます。この上も無くチーズ好きなスタッフによるチーズのお話を聞きながら味わうのもまたオツなものですお客様にチーズをお勧めするチーズを愛して止まないスタッフのチーズラブラブトークに耳を傾けているとあっというまに時間が過ぎるのでした。ナチュラルチーズ専門店Ｆｅｒｍｅ　ｄｅ　Ｈ（フェルム　ド　アッシュ）札幌市中央区南１条西１丁目０１１－５９０－０７７７

久々にパルメのセカンド

ワイン時々ハードリカー

メイネイの前にパランのポマール９８を飲みました。ポマールの名門ドメーヌ・パラン最近市内のワインバーでボーヌ１er等よく見かけるが低価格なものほど実力を発揮するワインである。古酒よりも最近のものが良い最近といえば…最近体内時計の照準がかなりの勢いで誤差を生じてきたらしくヴィンテージがいまひとつ合致しない。造り手も昔のスタイルとは変わってきたのでしょうけれど、年が明ける度にズレてきてしまった。この辺りで正しく軌道修正をば…ちゃんと認識しておかないと目覚めが悪くて困りますドメーヌ・パランの若ボーヌ1erや若ブル・ピノ！とってもグロ風味が効いてますそして若々しいメイネイ９７暴れていない適度な若のみがお好きな方にお薦めです。９７が既に10年経ったヴィンテージとは感慨深いグラスワインの豊富なお店は素敵ですタラモアデューは何ともいえない甘く暴力的ではない上品なヴァニラグラスの氷が音をたてる度にふっとゆらぐ香りに酔いしれる

雪の祭　

日本ワインを愛する会の余韻もあり札幌に帰って直ぐに飲んだ食前酒前に白を紹介致しましたが、今度は赤です北海道ワイン　雪の祭　北海道限定　期間限定。飲み口はフルーティーで…ん？？？エミリア・ロマーニャの甘口・微発泡の…ランブルスコ・ロッソ！アマービレな感じ。しかもセイベル(番号詳細不明）赤です。甘ったるく無くほんのり甘い、渋みも少なく、口当たりがよく飲みやすい子供から（？？）お年寄りまで家族揃って『雪の祭』いっそのことパルミジャーノ・レッジャーノとか生ハムとルッコラたっぷりのピッツアに合わせてみると良いかも知れませんチーズに生ハムにバルサミコ！そして雪の祭950円で家族で気軽に楽しめるワイン良いのではないでしょうか？また買ってこよ

ドイツも好きです

今日はビール、焼酎、ワインそして知人達と待ち合わせてバーでハードリカーそれから12時過ぎに店を出ると、タクシー乗り場に恐ろしいほどの行列が出来ていたので回避するために年に一度の割合で訪れる銀座のワインバーＳへ＾＾；久々ですが申し訳ない一杯だけ…で出てきたのがこのワインおなじみのゾンネンウアー「日時計」ですねヨハン・ヨゼフ・プリュム　ツッェルティンガー・ゾンネンウアーモーゼルでも有数の古い名門葡萄園のひとつです。ツェルティンゲンそういえば昔飲んだり、受験のときあったかも…いやヴェーレンだよね…なんでだろう？？？何のことはなく両方に存在する畑でした(冷や汗）二つの村に同じ名前の畑を所有する葡萄園は大体同じヴェーレンとツェルティンゲンの二つの村にまたがる畑なのでしょうか？とりあえずツェルティンゲンの抜粋ですこの畑はわずか0.3ha。日時計の真下や真上の部分も所有しています。グラーハー並ぶ とてもよい畑で毎年のようにシュペートレーゼ、アウスレーゼができる程だそうです。プリュムのよいところがすべて詰まったワインといっていいほど素晴らしい味わい。心地よい香り、とても綺麗な酸、甘さもあり厚みのあるボディ驚くほど長命で、力強いワインです。７年の歳月を経てさらに複雑になっていきます。受験のときは指定栽培地域やエクスレ度やクラシックやセレクションを覚えるのにに夢中になってそこまで考える余地は無かったといえばもっともらしい言い訳になるが勉強不足でありました。。。しかしその辺詳しい方がいらしたら御教授いただきたいと思いつつ楽天ブックスで検索してみましょうか早速mosel2002さまよりコメントにて御教授いただきました何とノイマーゲン、マーリング、ヴェーレン、ツェルティンゲン、ユルツィヒとポンメルン、ブラウネベルクに存在するそうです。もうお一人からのコメント中部モーゼル、ベルンカステルの近くモーゼル河の右岸沿いにゾンネンウーアがある。ヴェーレンはゾンネンウーアの対岸にある町だがゾンネンウーアの南部分だけがヴェーレンに区分される。ツェルティンゲンはゾンネンウーアの北部分でこの畑が町の南限にあたるそうです。ツェルティンゲンとヴェーレンの場合は河を挟んで二つの村にまたがっている畑のですね皆様ありがとうございました。更にアトラスで確認すると同じ日時計でも畑の格付けが違うのでした

日本ワインを愛する会

11日zzz.santaさんの日記に有りました『日本ワインを愛する会』です私は12時からの国産ワイン商談会から夜のパーティーまで受付の担当学士会館の時の助っ人メンバーと新たにお目にかかるいつもの日本ワインを愛して止まない強力な助っ人ボランティア・メンバーにより運営されたのでしたといっても国産ワイン商談会は交代制で空き時間はお目当てのブースでじっくりテースティングとワイン四方山話聴取です携帯のアラームで持ち時間一杯ワイナリーの方に話を伺ったり一滴でも数多く飲みたいワインをテースティングしてまいりました。山梨県のワイナリーでは、何件かのブースで氷結果汁で醸造したと耳にしました。甲州種醸造は目に見えて躍進し続けていて、日本古来のヴィニフェラ葡萄甲州の特色を出すためにもはや当たり前のように取られる手段。クリュ、ミクロクリマに拘る、剪定に拘る、収量制限、氷結、樽熟、シュール・リー日々の情報公開や企業努力により時代は変わったなぁとつくづく思いました。面白かったのが山形の高畠ワイン何とシャブリからボルドー迄畑違いでこんなに違いが明確にハッキリしていて楽しいワイン達を飲んだのは久しぶりでした。思わず「シャブリからセミヨンが入ってたらＳ・Ｂボルドーかと思うくらい！」とはしゃいでしまいました。ミネラリーなシャブリから白桃を思わせるソービニヨン・ブランテイスト迄大好きな綺麗な酸と果実味が絶妙です！屋代、亀岡、和田、熊ノ前上記４つの畑違いは是非皆さまにも楽しんでいただきたいです。毎回こんなに発見があるのは、日本のワインが現在発展途中で、我々愛好家は経過を楽しみ、ワイナリーやワインと一緒に育って行けるから応援しなくてはなりません！まだまだ飲まなくてはいけません！パーティーではzzz．santaさんにお目にかかる事が出来、素晴らしい日本ワインの輪が広がって行くようで大変嬉しかったです。日本ワインの大御所の先生方や、いろいろなワイナリーの方ともお話が出来て本当に勉強になりました。また、リンクの仕方がわかればアップしたいのですが、日本のワイナリーをご兄弟で応援され何と自転車で回られたボランティア仲間の方のウェブサイトもおいおいご紹介申しあげて参りたいと存じます。

新年のシャンパン

さて、私が飲んだシャンパンは何でしょう？答え↓マダム・クリコの肖像が商売繁盛のお守りになると言った友人の言葉が印象的でした。

メゾン・ルー・デュモン　０２ニュイ・サン・ジョルジュ

エチケットにも表しているコンセプト「天」…天候等の自然条件「地」…葡萄を栽培する土地「人」…葡萄造り、ワイン造りに関わる人間メゾン・ルー・デュモンはあのアンリ・ジャイエも認めたという日本人醸造家である仲田晃司氏を中心に2000年の七夕の日に結成されたネゴシアン というのはミクロ区画で育てた葡萄で今年初リリースされたボジョレーの日記にも記しました。全く同じ事を北海道ワインの社長も北海道新聞の記事で仰っておられました。天、地、人どの一つが欠けてもよいワインは造れない。試験醸造を繰り返しながら伝統と最新の技術を駆使した０２ニュイ・サン・ジョルジュ果実のアタックが弱い。０２は柔らかな新樽由来のヴァニラ、赤い果実をガリッとかじったときのフレッシュ感。タンニンはしっかりしているのに果実味は淡く深みが無い印象。例えて言うならボルドーのＣＦとロワールのＣＦ。０２ニュイは後者である。しかしながら美しい酸といいニュイの特徴は綺麗に出ている。面白いワイン。美味しい食事に合わせる飲んで美味しいワイン、興味をきっかけに飲んで推測が必要なワイン。私はどちらも好んで飲みます白い天、地、人エチケットは仲田氏が気に入ったキュベを買い付けてレア・セレクションとして醸造元非公開で発売しているもの。かなりの高品質で安い。

釧路のタラバ蟹とモンドールとワイン

お見せできないのが残念ですが2006年1月12日生まれのプリンセス宅へお邪魔して至福のひと時を過ごしました。お子さんの1年はあっという間ですね。子育ての毎日のご苦労は計り知れないものの、健やかに愛らしく大きくなっていました。来月お誕生日ですが、既に伝い歩きをしていました。よく動いて、よく食べて、よく笑って本当に天使そのものでした少し早めに伺いましたらご近所のベイビー友達がたくさんしかもみーんなレディーうー幸せです（注：私はおやじではありません）好奇心旺盛で思いやりが芽生えて、人にも優しくしてあげたいという気持ち（サンタさんの帽子を被ってかわいいと皆に誉められ、お友達にも何とかかぶせてあげようと頑張っていましたが、お友達のピン留めが邪魔になって被せてあげられず、ピンをとろうとしてびっくりされてしまい泣かれて不本意な様子が凄く可愛かった）のお姫様、ママが大好きでいつもいつもママ思いで時々私にも笑ってくれるシャイなお姫様、いつもニコニコで皆と仲良くという協調性に目覚めたお姉さんらしい優しいお姫様。皆1歳代で早くも個性がはっきりしていて懐かしくて、とても可愛らしかったです。お友達のプリンセスは来月お誕生日で、今は他の皆さんと体の大きさや発達は違いますが、幼稚園に入る頃には皆スタートラインは一緒になって段々差が無くなって…小さな頃はこんなに違うのに大人になったら何ヶ月の違いなど全くわからなくなるから不思議ですよね。それまでの長い道程、親は子を支え、見守り、そして導いてゆく。尊くて大きな仕事です。小さな子供の笑顔を見ると自分も思いっきり顔がほころんでしまいますまさに天使の笑顔です。ちびっ子たちが帰ってしまい（もっと至福の時間を味わいたかったです）シャンパンとちびっ子のママがお持ち下さったフレデリック・マニャンのモンテリーをいただいて、ワインは仕事帰りの友人にヴォルネイ指定で選んで買ってきていただきました。蟹とモンドールとすごく型の良いシシャモと燻製のホタテニュイではなくボーヌが正解しかしながらしっかりした味わいで蟹にもモンドールにも合うお味です。プリンセスの相手もさせてもらえて幸せご馳走様でした

Ｌａ　Ｔａｃｈｅ　１９７０で納会

純粋にワインと食事を楽しむシークレットワイン会（ブログ掲載でシークレットではないかも）２００６年納会を開催いたしました。今年７月オープンのベーシックなフレンチを提供してくださる大好きなお店個人的に私の中で札幌のカテゴリー・ガストロ部門優勝と思っていますワインリストと料理しかも食べちゃったから映っていないアミューズブーシュ達最後のゴージャス焼き菓子も、オーナーソムリエ特製なんちゃてハーブティーも気になる方はお店にゴーＢＢＲ　Ｒｏｓｅ　Ｂｒｕｔ（ロデレール社製）販売していますＣｕｖｅ　Ｄｏｍ　Ｐｅｒｉｇｎｏｎ　１９９８Ｓａｉｎｔ－Ｒｏｍａｉｎ　Ｃｏｍｂｅ　Ｂａｚｉｎ　２００２Ｃｈａｓｏｒｎｅｙサン・ロマンのテロワ－ルに拘った造り手フレデリック・コサールＣｈａｍｂｏｌｌｅ－Ｍｕｓiｇｎｙ　ａｕｘ　Ｂｅａｕｘ　Ｂｒｕｎｓ　１９９９Ｄｅｎｉｓ　Ｍｏｒｔｅｔ今年は残念な年になりました…黙祷Ｃｈａｓａｇｎｅ－Ｍｏｎｔｒａｃｈｅｔ　１９９０　　Ｌｅｒｏｙ赤ですＬｅ　Ｃｏｒｔｏｎ　１９８８　　　　　　　　　Ｂｏｕｃｈａｒｄ　ｐｅｒｅ　ｅｔ　ｆｉｌｓＬａ　Ｔａｃｈｅ　　１９７０　　　　　　　　　　　　　　　ＤＲＣＣｈａｔｅａｕ　Ｒｉｅｕｓｓｅｃ　　　　　　１９７８ワインを持ち込む相談をした際に、赤が多いのでダブルメインのゴージャス版をご提案いただきました。シャラン鴨は焼きが大好きなロゼ蝦夷鹿のトゥルト・マロンのピュレは極薄い生地で包んでジュの旨みも楽しめました。生地の分厚いパイ包みはもたついて大嫌いなのですが、蝦夷鹿の肉汁と赤ワインソース、そこへマロンピューレの甘味がたまりませんでした。ソーテルヌは７８リューセック酸がしっかりしてべたつきが無い味わいでしたので、パイナップル、アマレットと相性ぴったりでした。何故ラターシュで最後を納会かというと、今年後半は私の会のロマネサンヴィヴァン９３、会のメンバーの方のご好意で９４ＤＲＣアソートロマコンつき水平とＤＲＣ年でしたので、最後も皆さんと美味しいＤＲＣとフレンチのマリアージュを楽しもうという趣旨でした。ラターシュは目減りが気になりましたが、とても良い状態で熟成していて、ＤＲＣ特有の香りがしっかりしてグラスで直ぐに開いて芳しいビロードの薔薇から熟成した赤い果実の香るシガー、紅茶、トリュフへと変化に富み、最後はやはりＤＲＣの香りへと戻ってゆくのでした。面白かったのが、シャサモンの赤！やっぱりルロワ臭がする（笑）でも、時間がたつにつれてルロワ特有の香りが無くなり、芯の強いシャサモン赤になりました。ドニ・モルテ（偉大な功績に黙祷）は熟成が進んで第一回目のピークの頂点か！と感動。しっかりとした果実が大輪の黒い薔薇を咲かせたようなお味でした。来年はボルドーからはじめようかな

ＨＯＳＰＩＣＥＳ　ＤＥ　ＮＵＩＴＳ　ニュイ・サン・ジョルジュ１er

オスピスというとボーヌがあまりにも有名ですが、ニュイ・サンジョルジュにも由緒正しいオスピスが存在します。しかしながらニュイの情報はあまりにも少なくて…ボーヌでいうとブルグンド公国の時代１４００年代（15世紀）に貧しい領民を思い役人の夫婦が資財を投じて病院を建てたものの、人々はあまりに貧しく治療費を払えず苦しんでいた、そのため所有する葡萄畑を病院に寄進してそれで得た収入で人々を治療し、それがブルゴーニュ中に広まり畑寄付するという習慣が成立。ホスピスの語源。オスピス・ド・ボーヌのオークションは毎年11月の第３日曜日。世界最大の慈善事業のためのワインオークションで、ブルゴーニュ最大ののお祭りです。このオークションの前日に「クロ・ド・ヴージョ」で「ブルゴーニュ利き酒騎士団」の叙任式があり、2日目がボーヌのオスピス・ド・ボーヌでのワインオークション開催で、3日目はムルソー村でのシャトー・ド・ムルソーでラ・ポーレという昼の食事会が開かれ、それらの期間が「栄光の3日間」と呼ばれます。オスピス・ド・ニュイのボーヌとの相違点は競売会が３月末から４月はじめに行われることによりワインの発酵が終わった状態でテイスティング出来るという利点があります。双方のオークションはブルゴーニュのワインの価格を左右すると言われています。キュベ（寄進者）を樽(新樽）のまま競売にかける。落札者が自社で樽熟成後ボトリングして其々の個性を出して仕上げる。エチケットには、ワイン名ＮＵＩＴＳ－ＳＡＩＮＴ－ＧＥＯＲＧＥＳ１ｅｒＣＲＵ＋畑名ＬＥ　ＣＯＲＶＥＥ　ＰＡＧＥＴＳ＋キュベ名Ｃｕｖｅｅ　Ｓａｉｎｔ－Ｌａｕｒｅｎｔ＋落札者ＪＡＣＱＵＥＳ　ＤＥ　ＣＯＲＮＩＬＬＯＮを記入オスピス・ド・ニュイですが、ネットで検索するとオスピスの所有畑は１級畑のみで、オークションにはニュイ１級、ニュイ、シャンベルタンが出品されるらしいです。味わいは、まず熟成香→赤ではなく黒い果実ブラック・カラントがしっかりと、スパイシーでイチジク、紅茶、黒トリュフ、黒胡椒と複雑味が増幅され広がり香り、アフターもじんわり長い。枯れた樽のニュアンスと極上のクレームブリュレ新樽でオークションにかけられた後に古い樽で仕上げたものなのだろうか？14年間の厳かな熟成に心が洗われる逸品でした。

ワイン会ようにセレクトしたワイン達

大通り公園ミュンヘン広場

葉巻再び

実はもともとへヴィースモーカーのわたくしであります。モルトとシガーバーを絶ってほぼ一年。マスターはお元気なのかしら？とふらっと立ち寄った大好きなシガーバー…あれ？？？お店の名前は一緒なのに(汗）バンビーノのマスターからvaltellinaの行っていたシガーバーは改装しているよと聞いていたっけ。カウンターの奥に座ると帰る際に、お腹とお尻を引っ込めて通らないといけないような小さなお店でしたのに、とてもゆったりとした空間になっておりました。「お久しぶりです、暫くお見えになられなかったので気に病んでおりました。」マスターのお言葉がとても暖かい。「ただいま帰りました。」それから持参のパルタガスを燻らせながら二時間の四方山つかの間の休息です。マスターが素敵なバーコートを着ていらしたので伺うと、お客様でいつも素敵なスーツをお召しになっている方に「素敵なスーツですね」とお声を掛けたところ、実は20年来付き合いのあるテーラーに仕立ててもらっているとの事。実は色々探しているのですが制服のショップではしっくりくるバーコートが無くて…とそれでそのテーラーを紹介していただき晴れて体に馴染んだアイボリーのバーコートを入手したとの事。シェーカーを振るときもごわごわしなくて裏もポケットなど色々工夫していただいたというそのバーコートはマスターの体にしっとりと馴染んで、動いていらっしゃる時も腕しわ等も全く見られませんでした。ワインも葉巻も香りはごちそう今夜のお供はパルタガスコロナスタリスカスプリングバンクイチローズモルトん？イチローズモルト？？？国産…コニャック樽で熟成秩父醸造所（埼玉県羽生市）1946年今から60年前にウイスキー免許取得1970年２基のポットスチルを導入し本格的なシングルモルトの製造を開始、創業者の生誕地にちなみ『秩父』のブランド名で販売開始。その後2000年の蒸留が最後となり2004年には完全に設備が撤去された。現在、創業者の孫により新蒸留所の計画がすすんでいる。シングルモルトのありのままを愉しんで欲しいというコンセプトにより冷却濾過を全く行っていない。スプリングバンクのシェリー樽のアロマとは全く違った上品で控えめなコニャック樽の香り。シェリーのマンサリーニャの様に非常にミネラル感があり、アフターもしっかりしている。タリスカの麦芽糖のような優しい甘さや、ストレートな切れ、スプリングバンクの極上の深みとは全く違った愉しみがあるモルトでありました。

Ｎｏｒｔｈ２７　２５００　北海道限定販売　

昨年北海道ワインさんの鶴沼の畑に伺った際に、いつものＩ氏がいらっしゃらなくて契約栽培農家の指導をされている方に除葉のレクチャーを受けたのですが、その際に葡萄栽培の指導とは余市ですか？と質問したところ、道東のおおよそ札幌圏内への流通には乗らないであろう果たしてどんな葡萄を作っているのだろうかと思わせるような地名を仰ったと思います。芽かきをした蕎麦の芽の飛んでくる一番奥の畑のキャサリン元気かな？ケルナーの金賞畑のキャサリン2号除葉綺麗に出来ていただろうか？安易な名前をつけてごめんなさいそれはさておき、その為だったのですね＾＾ノース２７というワインは北海道の２７市町村の契約栽培農家に栽培指導をし、健全な葡萄を農家とともに育成して供給し、完全な道産ワインを醸造。まさに北海道の農産業を共に支える地域に根付いたワイン造りであります。今回私が試したワインは白ワイン生食用葡萄のニュアンスが強いフルーティーな香りに、軽快な酸味と爽やかで辛口に仕立てた飲み口。北海道のワインのイメージを凝縮したようなカジュアルなワインです。「今夜は釧路のいい秋刀魚があるから、刺身と塩焼きと里芋のあげだしで、そうそうノース２７冷しておきましょうか」そんな会話が聞こえてきそうなまさに地ワイン、言うならばヴァン・ド・ペイ・ホック（北海道）です。以前長野に行った際に飲んだワインナイアガラ・ブリュットを思い出しました。地元で古くから広く栽培されているナイアガラで造った地元消費重視の晩酌用ワインでした。２７市町村と北海道ワインさんのコンセプトについては写真を参照してください今後契約栽培農家の畑からグラン・クリュが出ることを期待して北海道のワインの素晴らしい可能性とそれにチャレンジし続ける北海道ワインの姿勢に乾杯です

札幌でゲオルグ社長によるリーデルグラスセミナー開催

札幌ニューオータニホテルに於いて、リーデル社２５０周年記念のテースティングセミナーが開催されましたリーデルのグラスセミナーは数あれど今回は、２５０周年の貴重なゲオルグ社長出版記念のじきじきのグラスセミナーです。ご案内させていただき、ご来場くださいました皆様、心から御礼申しあげます。最後にゲオルグ社長の本にサインを頂き、ご歓談いただきましたＨ様。「いやーきてよかった！本当に勉強になりました。」とのお言葉。。。特に遠方にお住まいでしたので、ご案内もとても躊躇したのですが喜んでいただいてほっと致しましたグラスの説明や、セパージュによるグラスの効果は（移し替えがとても忙しかったのですが）非常に理論的でどなたにでも明確に理解できる素晴らしい内容だったと思われます。主催は、今年７月に札幌営業所を開設されたグローバルさん。多くの酒販店や、レストラン、飲食業の方々がいらしてました。最後に受付のお手伝いをさせていただいたので、グローバル本社の代表取締役三浦様にご挨拶させていただきましたら、「札幌はこれからどんどん、どんどんやらせて貰います。」とのお言葉！札幌の営業所の皆様にとっても名誉な事であったと存じます。今後このような機会が増えることは地方に住むワイン愛好家や業界の方にとって、良いチャンスでもあり、本当に嬉しく楽しみでもありますレストランや酒販店の方が熱心に勉強をされて、その知識を以て私たちに素晴らしいサービスを提供することで還元してくださる。そのような素敵な構図を期待して止まない今日このごろです。

中央葡萄酒株式会社　千歳ワイナリー

晴天の２６日（日）札幌ワインアカデミーのＯ先生が生徒さんを引率して千歳グレースワインに行くと同じくそちらで講師をしている友人に教えていただいたので、急遽ご一緒させていただくことになりました。中央葡萄酒といえば勝沼の伝統ある甲州の雄ですが、北海道千歳市にご縁がありワイナリーがあるのです。主力商品は、ピノ・ノワールと、やはり数々の受賞でその品質の高さを証明されているドイツ品種の「ケルナー」です。今回ご案内下さったのは北海道の若手ヴィニロンの中でも勝沼の中央葡萄酒本社の経験を経てハイレベルの経験と知識をお持ちの青木氏醸造の前は栽培にも携わっていらして、勝沼で畑を視察するデュブルドゥー教授とテレビに映っていたと記憶しています。青木氏から醸造の流れに沿っての説明があり、皆さんが質問してゆくような形で進めて頂きました。今回青木氏には醸造のお忙しい中、醸造の流れが良く理解できる写真のチャートや解説の資料も作製してくださり、初級クラスの皆さんにもとてもわかり易く酵母が糖を食べて温度が上昇して醗酵を司り、人類が生み出した技術で醗酵を止めるまでのプロセス、醸造の流れやしくみがわかったと思います。青木氏が学生時代専攻された酵母について酵母が糖を食べて分裂増殖する模様を６００倍の顕微鏡で見せて頂きました。また、ピノ・ノワールのＭＬＦ（ワイン中に含まれるりんご酸（うまみ成分）が乳酸菌の働きによって乳酸と炭酸ガスに変化する事、マロラクティック・フェルマンタシオンの略）の際に見られる乳酸菌の増殖の模様も同じく顕微鏡で見せて頂きました。青木氏はＭＬＦのタイミングを顕微鏡で確認するおそらく日本で唯一の技術の持ち主です。瓶の写真は醸造途中の酵母の働きを知る為のサンプル微発泡が見られるが写真では確認できない。赤いふたの容器は醸造過程の酒石と酵母（まだ石灰のような細かいもの）酒石は先日の日記で紹介した上質の白ワインの瓶の底によく見られるキラキラ光る結晶酒石は温度が下がると出てくるという特性を活かし、醸造途中の酵母を酒石によって取り除くために温度を下げる。カップ左からろ過するためのベントナイト→ベントナイトでのろ過は通常１週間位かかるそうです。酒石酸りんご酸醸造過程の有機酸は酒石酸、りんご酸でほぼ９０％を占めるそうです。試験のときに覚えたクエン酸、ガラクチュロン酸はほんのわずか…そしてＰＳ．アマ様苦味は醗酵途中【マセラシオン（かもし）の最中】アントシアニン、カテキン、タンニンの成分がマセラシオンの期間と温度によって作用する醸造由来のものだとの事です貴重なコルクの写真↑ちなみに醗酵を止める技術醗酵に有効な酵母の働きを抑制したり、アルコールでも死なない馬小屋臭や味噌樽臭など悪さをする悪玉的な酵母の動きを止めるためにＳＯ2が必要であり、ただ単に酸化を防ぐためのものではない。私は醸造とは人類によって醗酵を止める為のテクニカルな努力によって生まれた文化だと思うのであえてＳＯ2賛成派です自然に全てを任せるビオもよいのですが、酵母の臭いが気になるので…勿論美味しいビオなら大歓迎です試飲したワインの数々です今年の葡萄は糖度が２３度以上も上がった素晴らしい葡萄たちです。ぶどうジュースは金色の露先日も飲んで日記にアップした０５のケルナー甘口が非常に美味しくて購入して参りました。０６のピノ・ノワールも今からとても楽しみです大変有意義な時間をありがとうございましたm(__)m

札幌後楽園ホテルの酎楽園

今回でもう五回目になる北海道最大の焼酎イベントです芋焼酎６４種類泡盛１０種類黒糖焼酎８種類麦焼酎８種類米焼酎６種類粕取り５種類ごま焼酎１種類くり焼酎３種類とうもろこし焼酎２種類梅酒・リキュール１９種類計１２８種類そして焼酎を意識されて毎回好評のビュッフェ料理（量も充実で切れることはありません）、充実のスウィーツ（札幌後楽園ホテルのスィーツは女性に人気）（ティラミスやタルトが美味しかったです）チョコレート系と麦やとうもろこし焼酎は（流石モルトやバーボンの原料）ベストヒットです１９時４５分からのテーブルサービスの箸休めが嬉しいわたしはこれで３回目ですが、最初の２回は勢いよく飛ばして飲んだのですが、今回はかなり慣れてきた？ので、新しいラインナップや好みのもの、毎回ご一緒させていただいている焼酎・泡盛・ワインで有名な立ち飲みヴァンビーノのマスターお勧めの絶対に外さないもの中心で冒険はしませんでした。パンフも一つ一つ解りやすく解説して書いてあるので、初心者にも職場のグループにも大変好評です今は大体年二回開催ですが、一番最初魔王や森伊蔵が割と早く無くなり、村尾があまっていたりしていましたけれど焼酎の人気が高まるにつれ、よく知られている焼酎からあっという間に無くなる傾向にあるようです。数年前、焼酎バーや立ち飲みやカフェからじわじわとだった北海道の焼酎人気は札幌後楽園ホテルさんが一気に盛り上げた感じでした。毎回飲食店の方も多くいらしています。今は殆ど一般化しましたので、北海道でなかなか飲めないものに惹かれます。毎回新たなラインナップが加わりますが、酎楽園取扱い全焼酎・梅酒制覇に向けて後もう少し頑張ります札幌後楽園ホテル札幌市中央区大通西８丁目０１１－２６１－０１１１

雪の札幌です

サッポロファクトリーの大きな名物クリスマスツリー青色発光ダイオード恐るべし六本木のけやき通りが幻想的な青紫の光に溢れたと思いきやこの二～三年足らずでとうとう札幌も…いたる所で同じ現象です綺麗…ではありますが＾＾；もうすぐ真っ白な雪にすっぽりと包まれた札幌になるのでしょうか？かたゆきかんこ　　しみゆきしんこ　　　宮沢賢治の『ゆきわたり』のフレーズが頭から離れなくなります。氷点下の寒さで空気が凍る晴れた夜に一歩一歩キュッ、キュッと鳴る雪を踏みしめて白い息をはきながら暖かな家路へと一歩また一歩そんな冬が好きです子供の頃真っ赤に燃えるストーブの前で冷たい雪印アイスと父が戴いてきた十勝の町民還元ワイン飲んだっけ…小さなワイングラスに映るストーブのゆらゆら燃える炎がロゼワインを一層素敵に見せて子供心にうっとりしていた記憶があります。　　　ん？やっぱりそんな話になるわけですもうそろそろ今年最後のワイン会準備もしなくてはなりません…どんなパーティーにしようかと心躍る粉雪の夜です

セッツァーナ２００１

牡蠣とシャンパンと手打ち蕎麦の会が開かれ先日から気になっていたラ・スピネッタ２００１を持って行きました。3年前はポテンシャルは感じるが、まだ若くてガチガチで飲めないワインでした。ピエモンテの王アンジェロ・ガヤを支持してやまず、最もガヤに近いワイン造りをすると定評のあるラ・スピネッタ社がガヤのトスカーナ進出に続けとばかりに後を追ったトスカーナのワイン２００１年はファーストヴィンテージ生産本数３０，０００本サンジョヴェーゼ　90%、プルニョーロ・ジェンティーレ　５％、コロリーノ　５％驚きです！一口で口々に「旨い」完全に化け始めましたよこれからもっともっと開いてくる上に果実味豊かで酸も程よくボディーが厚いエクセレントワインです。パワフルな黒いカシスやブラックチェリーがこなれたタンニンとともにまろみを帯びて、紅茶、トリュフ、白胡椒、時間の経過と共にゆりの蕊、動物的かつ官能的ニュアンスさえも感じられました勿論まだまだ持ちますが、もうそろそろ楽しめますよそして今回のスペシャルサンクス皆さんの美味しいシャンパンやワインお蕎麦は新得の粉、前回の金山のそば粉も噛めば噛むほど甘味があって香ばしい風味も美味しかったですが何といってもお持ち下さった蕎麦マイスターファミリーとも言うべきのお母様のおだししっかりの【そばつゆ】が激ウマで倒れそうなくらい美味しいどうです？この艶！この茹で加減！ごちそうさまでした。Ａｎｔｉのオーナーの厚岸の牡蠣もとてもぷりっぷりでジューシーでした

１６日午前零時メゾン・ルー・デュモンのボジョレー・ヌーボー他

メゾン・ルー・デュモンはあのアンリ・ジャイエも認めたという日本人醸造家である仲田晃司氏を中心に2000年の七夕の日に結成されたネゴシアン 其れまで何度も醸造試験を繰り返したというボジョレーは２００６年がファーストビンテージになります。ブルゴーニュの伝統的な醸造法から最先端の醸造理論までを 修行の末体得した仲田氏は、伝統的な醸造法の中にこそワイン造りの本質があると見極め、テロワール主義・本質主義のワイン造りに日夜努力している。彼のワイン造りは日本職人的と言うべき、周りがあきれるほどの丁寧できめ細かい仕事が特徴です。 本質を見極めた繊細な味わいがこのクレマンにもよく出ています。 ラベルに書かれている「天・地・人」という漢字にもご注目くださいメゾン・ルー・デュモンのワインラベルには「天」「地」「人」の漢字３文字が使われています。漢字が使われること自体とても珍しいことなのですが、これにはワイン造りの原点が表現されています。「天」…天候等の自然条件「地」…葡萄を栽培する土地「人」…葡萄造り、ワイン造りに関わる人間この３つのどれひとつでも欠けると素晴らしさを持つワインを生み出すことは不可能で、メゾン・ルー・デュモンが「天」「地」「人」を大切にするという意思表明でもあるのです。上記インポーターのレジュメです。ボジョレーはサン・ヴェラン村近郊のすべて樹齢70～78年のブドウ木が植わる計17のミクロ区画（各0.2ha程）で、ボージョレでも、非常に珍しい超古樹の単一畑（ガメイのみ）使用しているとの事です。拠点はジュブレイ・シャンベルタンですガメイの特徴的な香りはしっかりめですが、骨格がしっかりとしているのにコンパクトにまとまっていて酸もしっかりアフターも良い思います一言で言うと職人ボジョレー今後も期待！そしてルロワ明らかに前者とは逸脱するガメイの過熟したバナナ臭やイチゴの香りを抑えてスパイシーな香りさえ確認できるムーランナヴァンやフルーリー（ピノを意識したガメイ）みたいな感じでした流石ルロワさんって感じですボジョレーはわりと所詮とか今年もまたとか頭につくような扱いですが‥こんなに多くのネゴシアンが参戦するということはそれだけ商材としては大きな存在ということ。また、みんなが知っているボジョレーだからこそ造り手のポテンシャルを計るには丁度よいと思います＾＾ブルゴーニュ初心者の皆様、ご自身で飲んだボジョレーの中で一番好みに合った造り手のワインを飲んでみてはいかがでしょう？多分そこから広がるワインの世界もあるはずですよそして北海道ワインさんのナイアガラや雪の祭を飲みやすく思う女性の皆様お勧めロゼはこちら！綺麗でしょう？もともと可愛らしく鮮やかなガメイでロゼをつくったらそれは素敵なロゼカラーになるはずこのロゼボジョレーが終わってからでも女性に出そうです。そして‥「あー今年もなんだかんだでボジョレー飲んじゃったな」というお父様にはいっそグラッパでも日本にはワインのお祭りって殆どこれだけ楽しまなくっちゃねっ今夜もいってきまーす上記のワインは↓こちらで葡萄酒・焼酎　クリュ札幌市中央区南３条西４丁目カミヤビル３階０１１－２１９－０９１６なくなり次第終了ですが要電話予約！です。

酒石に苦戦する日本のワイン販売の現状

この画像は北海道ワインさんの雪の祭というスパークリングワインについていたリーフレットです。えっ？と思われた方多いのではないでしょうか。昔北海道ワインさんに伺った際に、酒石がゴミや不純物と勘違いされて返品になったりクレームが来るという話を伺いました。確かにワインの情報をあまり知らない消費者にとってはせっかく購入したワインに何か混入しているとそれが酒石やおりであっても不純物と捉えられてしまうのが現状のようですかつて山梨県等の戦前からの葡萄農家や醸造所では太平洋戦争当時、潜水艦のソナーとして酒石の結晶体を聴音材にするため国を挙げてワインの製造に力を入れた。国産ワインはそれで物資の無い贅沢を禁止した時代に辛うじて保護された嗜好品産業のひとつであると私の恩師（Ｅ社長）から数年前に伺ったものです。その戦時中のワイン奨励の模様は戦意高揚の為のポスターやニュース映像等で残っています。※ネットで検索したところソナーに使われるのはロシェル塩といわれる「酒石酸ナトリウムカリウ　ム四水和物」だそうです。品質の良い葡萄から作られるワインにキラキラ光る酒石が見られます。二年前長野のとあるワイン醸造所に伺った際にタンク洗浄の排水溝にびっちり酒石の結晶がついていてそれは美しかったです非常に簡潔に説明すると、そもそも酒石は、（有資格者の皆様には非常に懐かしい→りんご酸やクエン酸、ガラクチュロン酸と同じく）酒石酸という葡萄由来のワインに含まれるうまみ成分を含んだ有機酸とカルシウムが結合したうまみ成分の結晶なので、ワインの底の酒石の結晶を飲んだ程度で人体には全く影響はありませんてゆうかグラスの底でキラキラしていたらダイヤのかけらみたいでとても綺麗北海道で育った爽やかなミュラートゥルガウのスパークリングを是非ご賞味あれ！赤のセイベルもありますが楽天にはまだどこからも出品されてはていないのですね…それもそのはず！アマさんに教えて頂きましたが、北海道限定です

フランスからのお土産チーズ

どれも素敵な熟成っぷりですフランスから買って来たチーズを食べましょうとお誘いいただきましたとっても貴重なコンテの４０ヶ月熟成うまみ成分たっぷりの濃厚なコンテでした。ガプロンはペッパーが塗してあってとってもスパイシーでワインがすすみました＾＾普段は普通のモッツアレラ、水牛のモッツアレラ、エポワス、モンドール、コンテ、ミモレット、ペコリーノ、シャウルス、ブリー・ド・モー、マンステール、ゴート（キャラメルみたいなチーズ）、ラクレット、料理に使うゴーダ、エメンタール、グリエール、レーズンやジャム、蜂蜜と一緒にゴルゴンゾーラ、ロック・フォール等一般的な冒険しないチーズが多く、多分初ガプロンでしたＡＯＣチーズをワインとのマリアージュを考えながら片っ端から食べてみるのも楽しいかも知れません。チーズを頂きながら皆さんとの歓談の中に、私の大好きなエポワスはブルゴーニュのウォッシュですが、繊細な単一畑のブルゴーニュには合わないですよね…ジュブレイ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネその１ｅｒクラスが良いでしょうか。どんな素晴らしいチーズでも結局ワイン好きにはワインの邪魔になってしまう。デリケートなワインには上質のハードやセミハードのチーズがよいのではないかという話になりました。ケース・バイ・ケースで必ずしもその限りでは無いですが＾＾；飲んだワインはとってもカジュアルですっきりなポルトガルの北部ヴィーニョ・ヴェルデ地方キンタ・ダ・アヴェレーダ社のワインカザル・ガレシアです。ポルトガルのワインの「キンタ」とは葡萄園を意味しますので、その後に続くのが葡萄園の名前になりますこのワイナリーは３００年の歴史があるそうです。マデイラのマルヴァジアもとっても美味しい！ポルトガルは是非飲み倒れに行ってみたい国の一つですヴィーニョ・ベルデは和食にもよく合うすっきり爽やかりんご酸系のワインで、お寿司や生の魚貝にもとてもよく合うので、日本のワインの美味しさを発見するまではシャブリよりもミュスカデよりも合わせて飲んでおりましたそう、生ものや癖のあるアミノ酸、グルタミン酸を含んだ食材に合うのです蕪の千枚漬けや昆布や数の子たっぷりの松前漬けにもオッケーですようーんお腹がペコリーノです。カジュアルなので食卓に是非どうろ←解る人にはわかるかも…

私がお手伝いしているお店の新メニューと試作品

あおりイカのサラダ仕立て甘くて新鮮な肉厚のあおりイカと季節のキノコを召し上がれ！シェフの友人の岐阜のシェフが直送してくださった新鮮なイカをさっとあぶってサラダ仕立てにシェフのひらめき料理が多いので、その時々の食材でもっとも美味しそうな料理になるのですそれはそれはもう出来上がるたびに「わあ美味しそうですねえ！」モッツァレラチーズを仕込んだボリューム満点ハンバーグも！猪のラグーの五色のニョッキ（じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ（クミン風味）、ビーツ、青菜）も激ウマです♪最近は南部地鶏の２プレートあぶり焼きの南部地鶏を砂肝とずりのリゾットの上にゴージャスに！もう一つのプレートにラディッシュやナス、ズッキーニに人参、白かぶ、オクラなどの焼き野菜と香ばしく焼いた手羽元と手羽先の二本立て！シェフ曰く「盆暮れ正月一度にきたようなふた皿」です歯ごたえを残したトリッパのトマト煮込みをグツグツいってる状態でココットなべでお出しするのも人気です。食材や料理の話や三ツ星レストランの話、フランス修行時代の話を聞くのもとっても勉強になるし楽しいです♪そしてブイヤベースこれからの季節あったかブイヤベースで体も心もぽかぽかにクルトンは三種類ブラックオリーブのペースト、ドライトマト、バジルです。えびの頭って何でこんなに旨いのでしょうくどすぎないからワインにもぴったり！写真は試作品ですが実際はレースペーパーを敷いた白いお皿の上に深めのお皿で出てきます。一緒に白いご飯が食べたくなったりします（でも、スープカレーではないのでー！きをつけろぉー＾＾；）

ニーノ・ネグり　ヴァルテッリーナ・スーペリオーレ・インフェルノ

前回組合バルバレスコの０１を飲んでみて熟成の進行があまりに早く、このブログをご訪問下さった方にきっかけを頂戴してあけてみましたニーノ・ネグり社マゼールヴァルテッリーナ・スーペリオーレ・インフェルノヴィンテージは０２ですしっかり糖度が上がり収穫できたネッビオーロのお手本的キアベンナスカ若干オレンジ色がかってきてはおりましたが、０１組合と本当に一年しか違わないのか？と再度ヴィンテージを見返してしまうくらいパワフルでボディーがガッチリしておりました。ブラックカラント主体で、糖度の高いりんごの皮をむいて暫く放置したような鼻先を刺激する香り、アルコールとケミカルなニュアンスもあり、特有の干した杏の皮や生干しのしっとりとしたイチジクのニュアンスに加えて紅茶、時間の経過と共にアッサムからアールグレイ、なめし皮、コーヒービーンズ（ロースト）、皮のぶ厚い（タニック由来）葡萄のレーズンのアフターも充分楽しめました飲み頃に差し掛かって参りましたが、まだまだピークまでは遠い道程ですこれからどんどん楽しめるやはり大好きなワインでしたそれから夏に飲んだスフルツァート画像ですそれから創生川右岸のボーズ後のイタリアンpicchu（ピチュ）前回ちゃんと食べていなかったので再度来店写真はアップルポークです。気に入ったのがアナゴの瞬間スモーク！瞬間？と思いましたら、お店が山小屋のような薪の香りに包まれて、ぷリップリのアナゴをその場でスモークしてましたそして細かい泡のカルボナーラ！まさにその名のとおりカプチーノの泡のようなクリーミーなカルボナーラに目の前でチーズをおろしてくれますたちのフリットも美味しかったけれど、アナゴ！ワインがすすみましたグラスワインも充実のコスパフォでした何せ画像忘れてもくもくと食べてしまいましたものボーズさんの後そのままのお店のつくりなので、調理の臨場感が視覚的にも、臭覚的にも、美味しいから待っていてね！的なかぶりつきで堪能できるお店です。次回のメニューもとても楽しみです！

イタリアシラーの最高峰

トスカーナにおけるシラー最高峰ダレッサンドロ看板ワインはイル・ボスコですが、Ｏ君いるのお店でその日イタリア祭りだったのでお勧めのセカンドを飲みましたインポーターによると　『トスカーナ州南部にあるキアーナ渓谷周辺でもっとも大きなワイナリーのひとつ。　1967年ルイジ・ダレッサンドロ氏によって買い取られた当時は、この地方で主流　だった大量生産を目的としたワイン造りが行われていました。　80年代後半になり、ルイジ氏の3人の息子達に経営が引き継がれてからは　量より品質を重視する方針に切り替えられ、「新しいスタイルを持った銘酒」を　造る為に、醸造家アッティリオ・シエンツァ氏と協力して苗付けから醸造過程、　セラーに至るまであらゆる改善に多くの力が注がれました。』　面白いのがレディ・ガフィやジュスト・ディ・ノートリで前述のトゥア・リータやイ・ジュスティ・エ・ザンツァなども手掛ける醸造家ステファノ・キオッチョリが２０００年から組んだ事ルイージ・ダレッサンドロ・イル・ボスコ　2001年　シラー100％。イル・ボスコのセカンドワインとして2000年ヴィンテージより初リリース。イル・ボスコと同じ畑の比較的若い樹齢のブドウを使用。栽培密度は7000～8500株/HA。8ヶ月間2～3年使ったバリックで熟成する。イル・ボスコよりすこし熟成期間が短く、カジュアルで柔らかくフルーティーシラーズよりもシラーのイメージでしたそしてララギューヌ８４柔らかくピークを迎えておりました同じ８４でもパルメの湧き出るような力強さ華やかな香りと完全に相違。それからお問い合わせいただきましたチーズの合格者は北海道で5名うち札幌ワインアカデミーの生徒は4名でした。まさに難関私もいつか受験したいと思うようになりました

ナチュラルチーズ専門店Ferme de H（フェルム・ド・アッシュ）

スパイウェア除去ソフトの影響でやたら重たくなってしまったパソコンに「ｗｉｎｄｏｗｓ９５］か！と突っ込んでしまう今日この頃。やっと更新しようかなと思いきや、画像のアップが出来ないというトラブルに見舞われ…でも、「負けないもん」と多忙だった毎日を回想し何となくあけてしまったワインの話や、一緒に営業を兼ねたランチ研究会の友人との楽しい話、時々一人で行くいつものお店の愉快なカウンターの話はさておき、素敵な事をとりあえず。。。ねっ先日カッシーナのレセプションに向かう前に東京のフェルミエの姉妹店フェルム・ド・アッシュさんのオープン記念のチーズ業界の第一人者であります本間るみ子先生のミニテースティングセミナーを受講してチーズを美味しく戴いてから早くも１週間チーズの選び方・楽しみ方札幌ワインアカデミーの講師高橋郁子先生（『フロマージュに恋して』の著者、本は紀伊国屋でのみ購入できます）からチーズプロフェッショナル協会の方を招いてのパーティーを開催するので、もしよければ私がお手伝いしているワインダイニングで…とのお話を戴いたのですが、土曜はいつも早くからのご予約を戴いて席の確保が難しく「うーん、どうしましょう」とお返事を出来ずにおりましたところ、「人数も時間も揃わないのでお店に迷惑になってしまうかも知れないのでフェルム・ド・アッシュを閉めてからお店でするので是非いらしてください」とのご配慮を頂き（郁子先生は本当に気遣いの達人で、女性として見習わなくては！といつも感動するのです）レ・フィエフ・ド・ラグランジュ９６を持って行って参りましたお料理は近所のワイン・ダイニングさんからケータリングされたそうです。きのこや秋を感じるオードブルにクリームのパスタ、フェルム・ド・アッシュのチーズやワインとお店のスタッフをはじめ高橋先生のお人柄とチーズに集う皆さんとの楽しいひととき、時間はあっという間に過ぎてゆきました。道産食材で味わう道産ワインとチーズを楽しめるクラシックな建造物を利用した有名なお店の方も駆けつけてくださり、会は最高に盛り上がっておりましたが、私はその日まだ他に行かねばならないところがあり、後ろ髪を引かれながら森田理事にご挨拶を…と、理事じきじきに来年のチーズプロフェッショナル受験の熱い勧誘を受け、有難いお言葉に涙を飲んで逃げるように会場を後にしました。私はエポワスエポワス・ドゥ・ブルゴーニュ（A.O.C)や、モンドールレアでオシャレな陶器付きです。☆エピセアの木の香り☆　モンドールA.O.C.陶器付きセット 480g、ミモレットミモレット・ヴィエイユ（18ヶ月）＜約300g＞、コンテなどチーズは好きですが少しで満足してしまうので（ワインに少しのチーズで幸せな人なので）、いまいち受験には踏み切ることが出来ませんフェルム・ド・アッシュでは、フランスＡＯＣチーズをはじめ各国のチーズ、北海道のチーズなどをＣ．Ｐ．Ａ（チーズプロフェッショナル協会）の有資格者のスタッフに相談して購入することが出来、イートインでチーズの盛り合わせやグラスワインを安価で楽しむことが出来ますまたふらっと立ち寄りたいお店が増えました是非皆さんも午後のティータイムを美味しいチーズとグラスワインでゆったりお過ごしになられては如何でしょうか？ナチュラルチーズ専門店Ｆｅｒｍｅ　ｄｅ　Ｈ（フェルム　ド　アッシュ）札幌市中央区南１条西１丁目０１１－５９０－０７７７

店長飲みました！

プロデュットーリ・デル・バルバレスコ・リゼルヴァ・オヴェロ　2000年プロデュットーリ・デル・バルバレスコ　2001年コルクの気持ちの店長の気持ちに掲載されていたＰｉｃｃｈｕピチュ（ボーズ跡のイタリアン）へゆき、前菜とパスタ二種類を食べて知人宅へ皆さんが持ってきてくださったワインはいずれも素敵な白私は今回のホストからValtellinaちゃん（ちゃんは厳しいと思う今日この頃）は絶対にイタリアのワインがいい！とリクエストを頂き、超コスパフォ的バルバレスコを好きでわりとよく飲み、バスバレスコ初心者や普段あまりイタリアワインを飲まない方にお勧めするピエモンテ代表バルバレスコ協同組合のバルバレスコです。（これは店長の不在時に店長のお店で購入したワインです♪）０１は以外にも熟成が進んでいて驚きましたやわらかささえ感じるオレンジ色を帯びたガーネット色でビターなチョコレート、アッサムティー（程よいネッビオーロの酸味）に加えて、タバコの葉や腐葉土の香りも取れるほどでした。果実味はしっかりとしており、フレッシュでは無くどちらかといえば干したレーズンやプラムやアプリコットなどの味わいが時折見せる大粒のカシスに深い味わいを付加していました。まだ５年しか経過していないのですが０１ってこんな感じでしたっけ？２年カラ３年くらい前にテースティングして購入したラ・スピネッタのセッツァーナ０１ラ・スピネッタ・セッツァーナ・トスカーナバルバレスコの父ガイヤ崇拝者のピエモンテの優良生産者スピネッタがトスカーナへ進出したアンジェロ・ガヤに続いて立ち上げたトスカーナのワイナリーという触れ込みに興味を持ち、モンテ物産の当時のアドバイザーＡ女史（大好きでしたが今は退職されてのんびりワインを愛でているらしい）と当時はまだガチガチではあるもののコレは素晴らしいワインだという話になり購入し、「素晴らしいけれど飲み頃までは長いだろうな？購入してすぐに飲んでしまう消費者に今売るのは大変かも…」なんて余計な事を思ったものですそれ以来このヴィンテージ以外は見たことが無いのは気のせいでしょうか？やはりサイとかライオンとか動物シリーズ？じゃないと駄目なのかな…（「そんなわけナイがなぁ」って、どなたかか突っ込みいれてくだサイ）飲み頃待ちの封印中なのですがもしかしたらこのサンジョベーゼもう良いのかも？（いや、まだまだ大丈夫か）どなたか是非飲んでみてください０１のイタリアワイン達に大いに期待を持たせてくれたワインでした。他の方がお持ち下さいましたワインはＤＲＣのかなり上等な樽を使用されているであろうオート・コート・ニュイ・ブランクレーム・ブリュレの香りが麗しかったです９９の美味しいムルソーありがとうございましたブル赤のみたくなりました最後は皆が帰った後ブルゴーニュを飲みにコズバーへ行き、帰りに立ち寄った噂のタコ☆キングにて蛸☆キングというカクテルを注文して「これってなあに？」と質問したら「入ってんスヨ！蛸の足」と言われ「えー！そうなの？」とマジ受けしてドン引きされたシンガポール・スリングべースのカクテルを飲んで一息ついた目線の前にいらしたＶ３てへっ天然なんだもん！許してねＶ３

カッシーナのレセプションと癒しイタリアンのサグラ

金曜日にイタリアのインテリアブランドカッシーナのレセプションパーティーがありました私のブログからカッシーナといって想像するのはバローロやバルバレスコでしょうか？非常に洗練されたハイクラスのインテリア…ん？何故家具を撮影しないのか？実は家具も勿論楽しみにしていたのは、このパーティーのフィンガーフードをプロデュースされたのが札幌のワイン愛好家を育ててきたワインダイニングの老舗モンティーパイソンのオーナー白取氏とこちらも話題の若手カフェダイニング・エンの長尾シェフ料理が１８時に出されて私が伺った１８時２０分頃には既にこの状況。フィンガーフードのセンスも味わいも大好評！嬉しいけれど回ってきたデセールワゴンのタルトしか口に入りませんでした葡萄色の牡蠣がとっても素敵だったと思われる。ワインはモンテさんでした。建築、インテリア業界の方やアーティストの方が多く見受けられました。cassina　アームチェア　ロンドスクエアーMCASSINA　W2000　リーフソファーグレーそれからグラスの商社の方達、ワインのカンティーナの設計もされている建築家の先生、医薬品メーカーの方とはやしやさんのブログでご紹介戴いたイタリアンのサグラさんでディナー和の素材と仕事をイタリアンと旨く融合させたかのようなお料理。石狩産しらうおのパスタが絶品！見た目も風味も味わいも美味しくて食べちゃったので写真はありません。。。ワインは選択させていただき（メンバーthanks）喉越しスッキリしたプロセッコ→ケミカルからフルーティーな香りに変化する経過を十分に楽しみつつも味わいはキリッと吟醸タイプでゆずでアクセントをつけたタコのマリネに良くあったトレッビアーノはフランスワイン好きの友人達にユニ・ブランのイタリア版だから楽しんでみて♪とアナウンス→黒い果実・干した葡萄やいちじくのニュアンスさえ感じるしっかりとした凝縮感が深く華やかな開き方をする果実味と酸味のバランスの良い深いロッソ・ディ・モンタルチーノ！写真のタコのマリネは札幌ファクトリー側の大好きな金寿司さんを思い出すようなやらかーく炊いたタコでお皿の縁にかけて爽やかに散らしているのはなんとゆずです、そしてワインクーラーはなんとカッシーナ！タイムリー。アサリと小松菜のリゾットはアサリのおだしが美味しくて体を癒してくれる味わい。アクアパッツァは上物の舞茸とアサリだしが唸らせる味。アップルポークも脂身にくせがなくてとっても美味しかったです♪イタリア料理は和食と相似する部分が多いですね。素材の良い和食に上等オリーブオイルであっさりイタリアンになるなんて和食とイタリアンの技のコラボレーションそれからそのお隣！ウマ中華の吉林飯店ここに引っ越していたのですね！みんなで見つけちゃった。次回ここで餃子にビールかもっ…交互に行きます。

サンジョベーゼの白！カルメン・ピュトーあります

若干ピンクがかった白いこのワインは、黒葡萄品種のサンジョベーゼで作っています。樽熟成6ヶ月でサンジョベーゼの酸味もまろやかになり、フルーティーで複雑味のあるワインになりますシャンパーニュで言うとシャルドネのみのブラン・ド・ブランではなくブラン・ド・ノワール、ピノ・ムニエとピノ・ノワールによる複雑味が感じられるワインとも言うべきふっくらした白テルッツィ＆ピュトーは果汁低温発酵、小樽熟成でヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノを手掛けた先駆者として有名。エンリコ・テルッツィー氏は、ミラノの電気機械製造会社を３７歳まで経営。その後１９７８年サンジミニャーノに移り住みワイン造りをはじめました。全くの素人から（イタリアは多いですね）当時の常識であった大樽醗酵からいち早く小樽醗酵に切り替え、ガンベロ・ロッソ誌でもヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノのマエストロと賞賛されています。また、妻であるフランス生まれのカルメン・ピュトーは芸術に恩恵の深いピュトー家で育ち、ミラノ・スカラ座のプリマドンナとして活躍した経歴を持ちます。私の所有ボトルは妻カルメンへの思いを馳せた情熱的なカルメンのエッチング・ボトルです。テルッツィ＆ピュトー・カルメン・ピュトー　2001年ドイツも北海道もピノ・ノワールは厳しいよね、でも、黒葡萄の白ならもしかしたら北海道で出来ないかな？なんてあるワイナリーの醸造士に持ちかけたのが数年前。私がただのノムリエールで栽培の難しさを知る前でしたが、とっても無謀でしたでも、いつか作って欲しいです

月浦ワインまつり

観光名所で有名な洞爺のレジャースポットであるオートキャンプ場で月浦ワイン祭りが開催されました当日はあいにくの強風雨でしたが、近郊市町村や札幌方面から多くの方が参加されました。ワインは今年の国産ワインコンクール入賞ミュラー・トゥルガウの他当日限定の特別醸造ワイン祭りワインや９７年ヴィンテージのレアワインなども出品され、寒い中その場で栓を抜いて焼肉コーナーで炭火で焼いた豊浦町の豚肉と洞爺の野菜で楽しまれる方、カップ販売のワインを楽しまれる方も多数いらっしゃいました。ワインブースには札幌からグランメゾンのソムリエやワイン愛好家、ワインスクール講師等様々な方がボランティアでお手伝いにいらしていました。そんな熱い皆さんに支えられて大切なワインは様々なお客様の手に渡ってゆきました。お祭りを後に葡萄の成長を確認しに畑に行ってまいりました♪横殴りの雨、ぬかるむ畑葡萄は大丈夫なのか？傾斜のきつい洞爺湖の中島を臨むインフェルノのドルンフェルダーの畑…長靴では無かったので、ビューポイントへは行けませんでしたでも、見てください葡萄は元気に健やかに育っておりました今年の葡萄は雨が問題なければ糖度を上げるため後１週間から２週間待っての収穫になりそうです。このまま順調に収穫できれば長期熟成に耐え得るバランスの良い最良のヴィンテージのワインになるのでは無いかという期待を胸に洞爺月浦の畑を後にしました。

クロ・ド・タール９４

最近朝から深夜までずっと忙しかったけれど秋は食べ物も美味しいので全くやせる気配が無い……でジュスト・ディ・ノートリも我慢したことですし飲んじゃいましたしかもお休みだったのでおやつに野菜がもりもりたっぷりのタコスを作りました。アボカドペーストとサルサソースは近所のアリオのカルディ？（コーヒーを飲みながらお買い物できる輸入食材のお店でシードルが美味しい←シードルといえば、２年位前迄札幌にもフランス人の経営するガレットのお店があり、そこで飲むシードルとても美味しかったのに…札幌っていまいちあってもいいものが長く続かない街ですよね）で購入タコスはパリパリの皮ではなくトルティーヤで作りました。札幌にも成城石井出来ないかな？フェルミエはようやく出来るらしいです♪東京出張の時は日帰り以外ですが成城石井でワイン、ウォッシュチーズ、蜂蜜（今はマロンかな？）を購入し、食事から帰って更に飲む時は一人で幸せを満喫ただ、欠けているもの…野菜かしら？皆さんは野菜足りていますか？私は全然足りていませんなので休みの日には極力野菜もりもり生活にしているのですが…元気のいいときは長沼や江別迄お野菜買いに行ったりしていましたが、今はムリ「体力の限界っ！くーっつ」ってかつて感動させてくださった方ワイン好き、ただし５大シャトーだけしかワインじゃ無いって…ブルゴーニュとかはさっぱり解らないみたい。怖かったワインは野菜とチーズたっぷりのキッシュで美味しく戴きました時間をかけてゆっくり開くのを待ち、愛でるワインへと育ちつつありました。げっクロ・ド・タールって何で６年～７年見ない間に何故こんなに高くなってしまったのでしょう…２倍２倍今日は相撲ネタ

思い出して飲みたくなったスーパータスカン

私のお気に入りブログの「コルクの気持ちの店長の気持ち」さんのブログで見てはいけない物を見てしまった…いや、正確に申しあげると強固な意志で封印した（眠らせてある）ワインを思い出してしまったのであります。それは、トゥア・リータのジュスト・ディ・ノートリ２０００年ファーストリリースが１９９２年、発見した当時は伝統的なイタリアワインを啓蒙し、アンチスーパータスカンの私が目からうろこのバランスのとれた良いワインでした。ところが、レディ・ガフィというメルロー１００％のワインがパーカーポイント１００点を取ってしまい、怪物ワインともてはやされ『値段は上がるよ何処までも♪』状態でも…仕方ないな　だって本当に美味しいのですもので、値段高騰中入手困難時代にポンと出たセット（レディー・ガフィ１本含む６本セット）を購入してしまったのです。はやしやさんの３本セットは良心的です♪なぜかって？レディー・ガフィを飲むためにはセットで購入しなければならない（ロマコンみたい）システム。確かに白も美味しかったしよかったと言えばよかった勝手にイタリアワインの普及に力を入れ、ワイン会にせっせと持って行き、フランスワイン愛好家の驚く顔を見て自己満足したりとっても楽しかったです。それはそれは勿論間違いなく誰もが納得の美味しさでした写真はその時のワインの中から１本だけ残しておいたジュスト・ディ・ノートリです石狩湾に向かって叫びたい「飲みたいよおおおおおおおおおおーーーーーっ」自宅で怪しい行動をとってしまいました。トゥア・リタ・ジュスト・ディ・ノートリ　2003年

御久しぶりです助っ人・サービス

急な決定だったのですが、月曜から水曜迄ワインダイニングで早い時間帯だけ（２３時半ごろまで）助っ人サービスとしてお手伝いしております。とはいえサービスに関しては素人なのですが、バブル育ちでサービスは各地の名店で受けているので「何とかなる」という根拠の無い自信があり、カジュアルなお店なのでワイン好きの私にはぴったりの仕事です。リスト見ているだけでとっても幸せですし（セラーからワインを探すときは目が血走りますが）抜栓して「これは素晴らしい香り！コルクどうぞどうぞ」「ほらあ！素敵うっとりしますね」（ルクレールのジュヴレイ・シャンベルタン８６でした、しかも７２００円安っ））みたいな感じで楽しくやっています。それに、二日目から一人でサービスするくらいの小さなお店なのでお料理の出来がとってもよくってワインお勧めするのが楽しくってでも本当はお客様で来店したいのですが…久々なのでどきどきわくわくでした仕事帰りに２１日にオープンしたワインバーへ昨年札幌に東京の輸入ワイン協会理事、シガー協会事務局、日本ワインを愛する会事務局であり、ワインライターでもある札幌ワインアカデミー名誉校長、そう！ワインのほうの私の社長がシモン・ビーズのパトリック夫妻をお招きして（社長が奥様と知人で、その社員の友人がシモン・ビーズのワイナリーでブルゴーニュ生活をしている繋がりのご縁でお子さんたちのベビー・シッター経験もありその方は夫妻からの信頼もあるので通訳で来て下さいました。前置き長くなりましたが奥様の里帰りで来日された際に、札幌の札幌ワインアカデミーというスクールでセミナーとベルパンチュールというブルゴーニュワインの豊富なワインバーでのワイン会を開催、翌日ワインショップ藤井の社長の案内で三笠の山崎ワイナリーへ行かれ、夕刻昔からシモン・ビーズの扱いがあるランスというオイスター＆ワインバーで２回目のワイン会開催）堪能したのを思い出して開けましたパトリックに酸が綺麗だと言ったら私たちの名誉はこのバランスの取れた酸だと言っていました。チーム・アシッドとしては抑えるべきワインであります。ブルゴーニュのカジュアルワインの０２は今最も良いですね、作り手によっては淡く仕上がったり濃く仕上がったりのばらつきはあるものの、総体的にバランスが良くて安心して安らげます。この日も抜栓後「うあーいい香り」ってすぐにうっとりするような香りが広がり、しっかりとしたサヴィニーのピノ・ノワールの味わいでした

antiオープンしました！

オーナーお得意のカクテル・焼酎・梅酒・日本酒・ブームのカップ酒・シャンパン・ギネス・コロナ・ワイン等オールマイティーにカバーできるドリンクメニュー後楽園ホテルの焼酎イベント（100種類以上の焼酎が一同に揃う飲み放題食べ放題のイベント）【酎楽園】でも女性に大人気だった「すてきな梅酒」等もありました。フードは牛筋のワイン煮やタコスやタコライス・ジャンバラヤ・スープ等カジュアルメニューが揃っていましたフードも美味しかったです18時から6時迄営業もすてき！昨日は流石にオープン初日でで混んでいましたが、最後はビリヤードやダーツで盛り上がって帰ってきました朝まで友人たちと耐久ダーツ大会とか＾＾；いつかやりそうで怖い私でした…三周年のバンビーナは三周年が終わったらまさひろさん（オーナー）が改装するので改装後写真をアップします♪りさちゃんがストップと言うまで串揚げを揚げ続けてくれてお酒はビール、黒ビール、焼酎、泡盛、ランブルスコ、スプマンテ飲み放題串揚げは鮭の串揚げにいくらがのっていたり、ホタテやアスパラやたらなど等カラッと油が気にならない串揚げでした。鯖の串揚げに味噌をつけて食べたるのも美味しかったですよzzz．santaさんがこのブログで紹介申しあげた月浦ワインをワイナリーからご購入下さいまして感想をアップして下さいました。ワイナリーの方も「とても励みになった、今後も頑張りたい」とコメントを寄せています。すてきな輪が広がっていて嬉しいです。zzz．santaさんありがとうございましたm(_ _)m

29日ａｎｔｉ（アンチ）オープン立ち飲みバンビーナ三周年

アーティストのキャンバスは一面に1ドル札を丁寧に貼り付けたもの今日当たり皆徹夜で準備しているはず！ストリートカジュアルな感じのダイニングカフェです明日はワインスクールの友人夫妻の立ち飲みバンビーナ（札幌のワインの飲める立ち飲みの先駆け！）の三周年去年テレビで特集組まれていて「バンビーナにカンパーイ」と斜め後ろ左半身出演していたのが私（当時バリバリの上場企業の会社員で会社的にＮＧなので後姿だけ参加、ＮＧと言いながら今年の1月たまたま雑誌取材の際も左半身参加してきました）最近なかなか行けなかったので明日は楽しみですはやしや商店さんのイタリアワインもあるはずワインの他はオーナーの趣味が色濃く反映されて初年度は焼酎が充実、今年冬に行ったときは泡盛で立ち飲み泡ビーナになっていたっけ…それぞれすきだから困っちゃうアンチのオープンも楽しみです！明日はきっと夜が長い事でしょう昨日もワイン会で長かった…よってブログ更新は夏休みの絵日記状態です、いや絵日記書いていた頃はおりこうで通っていたので今よりマシだったかも

行って参りましたクリュ

いい笑顔でしょう？やっと帰って来る事が出来た職人の顔どのような仕事でもそうですが、自分の仕事を急に自分以外の理由で失ったら辛いですよね…オーナー寺西さんが本店（ジャルダン・ポタジエ・テラニシ）を休んで弟子の為にサービスの側に入っていました。お店はお帰りなさいとばかりに集まった常連客で勿論満席！手稲では寺西シェフのサブに回るのでいきなりの満席に少し緊張気味のシェフカウンターでは「確かいつかお会いしていますね、再オープン本当に良かったですよね。」「いやーこの一ヶ月長かったなあ」「よく考えたら一ヶ月？自分が忙しくて2ヶ月来ないのとお店閉まっていて再オープン待ちの一ヶ月は全然違うね！」「いやーよかったよ」等と常連客同士の会話も弾みます♪ワインはシャトー・ボーモン８０マグナムがグラスで再オープン感謝盛並々一杯1500円でした。グラスワインのセレクトも流石寺西シェフ！良かったです。美味しくて撮る前に食べちゃった（駄目じゃん自分）お料理は、季節のいろいろ野菜と地鶏の砂肝とずりのニョッキ（生クリーム、バターを使わないのにコクがあるソース、果たしてその実態は？→カシューナッツのソースでした）色とりどりのはっぴープレート時期ものビーツの鮮やか前菜7種盛も出ていました。お客様は「ハッピー頂戴」ってオーダーしたみたい今は本店手稲（因みに手稲山は札幌オリンピック開催場所のひとつ今も手稲オリンピアと言うスキー場があります）で毎日採って来る「らくよう」というきのこが旬で美味しいです。これでいつでも疲れた体を癒しに行けるのね女性が一人でふらっと行けて（一人でも浮かない、話が弾んで意外と帰りは一人じゃなかったり）、料理も美味しくて、グラスワインも豊富なワインバーは本当に貴重です。クリュ高山シェフ！これからどうぞもよろしくお願いしますアマさま掲示板カキコミ有難うございます。今月の9月1日は山本博先生の北海道ワインの出版記念パーティーで「０４鶴沼トラミーナ」を勧められて飲んで参りましたが、多分今年の国産ワインコンクールで受賞しているのであったと思うのですが、今回は受付でお手伝いさせていただいていたので全部は飲めなくて…写真はワインアカデミーの専攻科に単発受講した際に鶴沼の今村さんからご提供いただいた試飲ワインの数々です。（引率の遠藤校長が日本ワインを愛する会の主催側で国産ワインコンクール、ジャパンワインチャレンジ等と日本のワイン応援団のためと山本博先生との共著と山本博先生の本の取材のお手伝いなどで度々訪れているため）金賞ケルナーや、特選ナイアガラ、ファーストリリースだったリースリング（まだ芳香は大人しかったです）、ペルレも面白かったです。ヴァイスブルグンダーは確か０２を飲みましたが、長期熟成に耐え得るポテンシャルで、若干麦藁が出てきた頃に再度飲んでみたいと思いましたあと、小樽のワイナリーの方で購入可能な樽熟も機会がありましたら是非飲んで見てください。

そういえば私の好きなワインって書いていなかったかも…

「酷いよパーカーさん！」スーパータスカンきっと好きだろうけどその他のイタリアはそっとしておいて頂戴高いポイントをつけられる度に値段がつり上がり悩みの種でありました。valtellinaはイタリアロンバルディアのキアベンナスカというネッビオーロの亜種で造られたパワフルなワインです。（イタリアは昔ながらの土着葡萄ワインが好き）スーペリオーレ・インフェルノ何処にも無くて残念アマローネの古酒も好き。スーパータスカン、スーパーカンパーニャも勿論美味しいですし、イタリア北部のドイツ品種もピノ・ネロも好きだけど…あえて土着品種、大樽醸造万歳ですイタリアワインにはまっていた当時の好みはバリックバローロより大樽バローロだったりしました。写真は自分で主催しているワイン会のワインです。泡はＢＢＲのＮＶ／ＢＲＵＴ白はラグランジュ、パルメ６７、８１、９２、９６とセカンドのアルタレゴ・デ・パルメ０２。私の好きな妥協しないものだけで、それに賛同していただける方達とフルコースと合わせて時間の経過によるワインの変化を楽しみゆっくり味わう会です。良い年、良くない年のワインは飲んでいる時はそれぞれ全く違う芳香、味わい、開き方をするのに、最後ワイングラスの残り香は全て「あ、パルメだ！」と誰もがすぐに解る香り。シャトーは大体天候によって葡萄の比率を変えているのですが、詳細はパルメの公式サイトで全ヴィンテージ天候や比率テースティングコメント、飲み頃チャートが確認できます。どのワイン雑誌の評価よりもコメントは勿論的確ショップ等販売コメントは参考になるけれど、ワインは一期一会！飲んでみるまで鵜呑みにはしないタチなのですが、公式サイトは誇る名前に恥じないようあらゆる人が納得する的確なコメントしか出しません（笑）ボルドー白の評価しか耳にしない１９６７年ですが、パルメはグレートヴィンテージなのです。４０年近く熟成してもまだ尚果実実を感じ、かつエレガントな余韻に心躍るワインでした。昔ワイン好きでありながらあまり飲めない素敵な上司に、パーマー将軍のワイン（思いっきり英語読み）が好きだからと、よくパルメを飲ませて戴きました。ところが、マルゴーが好きなわけではなく、ボルドーなら右岸が好き。熟成したフレッシュな其れではなく、黒いしっとりした果実、干したイチジク、タバコの葉、コーヒーの香り、神の雫的には（爆笑）森の茂みを分け入ってどんどん進むと湖にたどり着きそこで漆黒の夜を迎え古い大木の根元に腰を下ろして朝露に目覚めると一面の黒百合の畑それはさておき＾＾；なんて美味しいんだろうそれからパルメの香への執着が始まったのでした。当時はありきたりの薀蓄程度の知識、詳しくはよく解らないけれど好きだから好きそれから色々飲んだりして、シャンパーニュもブルゴーニュも、サンジュリアンもサンテミリオンもコートドカスティヨンも、ヴェネトもピエモンテもロンバルディアもフリウリもニーダーエステルライヒも、マルボロもコスパフォワインも大好きになりました。でも、結局パルメは幾つになっても大好きでも、今一番面白いと思うのは断然日本のワインですしかしながらパルメお値段上がりすぎ

長かった札幌クリュ26日再オープン！

札幌郊外の手稲の野菜をふんだんに使ったフレンチレストラン、ジャルダン・ポタジエ・テラニシ因みに今は手稲のらくようきのこのシーズン（オーナーシェフのテラニシさんは有名なオールドヴィンテージワインコレクター）の支店で、３０００本以上のコレクションのワインを、手稲まではなかなか行けないというお客様のためにワインバーで気軽に安く楽しんで、オールドヴィンテージの良さを解って欲しいと立ち上げたお店。葡萄酒・焼酎Ｃｒｕ（クリュ）札幌市中央区南3条西4丁目カミヤビル３Ｆ早い時間はいつも満席の人気店だったのですが1ヶ月閉めていました。札幌のワインファンは手稲の土付き健康野菜と（人参が旨い）寺西シェフの拘りの方針バターと生クリームを全く使わないヘルシー料理に禁断症状出てくる頃です。オーナーの方針に忠実に、尚且つ日々チャレンジの料理人高山シェフ。実は札幌の飲食業界はサービスがピンチ！です。新しいお店は次から次と出来るのに、全くサービスマンの需要と供給がバランスを保てていないのです…バブルで正社員採用だったサービスマンもバブル崩壊後殆どがバイト採用となり、その結果20代前半から30代半ばの今必要な情熱を持った真のサービスマンがスカッといないのが札幌の現状です。でも、お待たせしました！クリュは明日26日再オープンです名物の手の込んだ7種盛のプレートは常連客の間でハッピープレートと呼ばれています。コレなーんだ！差し出すリエット→ココにいたひとだよ指差した場所は→てんてんてん点線でブツの残像が…「あっハモンセラーノちゃんだ」「そう最後（ひづめのとこ）まで美味しく食べてやらんと」高山シェフのニヤリが決まる食材愛しくて仕方ないから仕込みにもかなり時間を費やしてる美味しいもの食べて欲しいオーラ！誰もが春菊を食べれるようになったと言って絶賛の春菊のソース、魚介に合わせたり、鮮やかグリーンのリゾットになったり、梅や若布のジュレ、6月の人気メニュー本州からの出張接待でリピーター続出ホワイトアスパラの塩釜焼き、地鶏の塩釜や羊のポアレ、糖度の高い出始め露地もののホワイトアスパラのカルボナーラ、豆乳でこくたっぷりのチョコレートのジェラート、本当に生クリーム無し！お帰りなさいクリュ実はパルメが好きな私です。それから29日にカジュアルなカフェダイニングａｎｔｉ（アンチ）がオープンしますこちらは飲食の従事する方がお店を閉めてから食事をして少し飲もうかな、若しくは今日は朝までダーツやビリヤードをしながら飲んじゃおうかな的なお店です。シェーカーを振るオーナーはすすきのの伝説の店アルズ（懐かしい）からベルベットルーム迄札幌の流行の発信者であるナイスガイ！西山さんです。札幌市中央区南7条西4丁目アバンティー北海ビル２Ｆ（駅前通の駐車場横です）↓オープンが楽しみなお店です。（準備中の電気もついていないところを無理矢理撮らせてもらいましたので後日ちゃんとした画像をアップしますのでお楽しみに）今日はすっかりローカルなお話でした。

グレイスワイン・千歳ワイナリーのケルナー甘口に驚き

北海道の玄関空港のある街千歳ここ数年千歳近郊の農業は、フードマイスターの注目する旨い野菜で注目を浴びています。北海道以外の方はご存じ無いと思われますが、蝦夷開拓前の原生林に覆われる太古から北海道の太平洋側の勇払原野に群生するハスカップという野生の植物は、アイヌ民族に於いて不老長寿の妙薬として珍重されていました。ハスカップの実はカシスをワイルドにした感じで、山葡萄とブルーベリーを足して２で割ったような甘酸っぱい小粒の実でカルシウム、ビタミン、鉄分を多く含みます。千歳の農協はそれを何とかワインにして欲しいと今や国際的評価の高いハイポテンシャル国産ワイン先駆者である山梨の中央葡萄酒三澤社長に相談します。中央葡萄酒→「グレイス甲州鳥居平」（甲州種の発祥の地といわれている）等で有名な日本ワイン魂の雄三澤社長率いる１９２３年創業の中央葡萄酒（グレイスワイン）←ワイン界のバイブルであるヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソン共著によるワインの解説ブックの【ザ・ワールド・アトラス・オブ・ワイン】で「グレイス甲州」が日本の代表的なワインとして掲載されています。そして１９８８年誕生したのが中央葡萄酒の千歳ワイナリーです。アマからプロが集まる試飲会でも千歳ワイナリーのサンメランジュグランをブラインドで出すと「飲みやすいけど何だっけこの香り？」「うーん。」と楽しい反応が見られ答えを出すと皆さん「ああやられた」という顔になります。ハスカップワインと言えば甘口に造って女性や年配の方が喜ぶ体によいワインのお土産的なイメージがありますが、上記は其れを覆す本格的な辛口ワイン。ここ数年、余市産葡萄ケルナーやピノ・ノワールにも力を入れていて、これからとても楽しみなワイナリーの一つでもあります。さて、一昨日札幌市中央区の宙（そら）という、社長が北海道から唯一ソムリエ世界大会に出られている非常にジェントルマンで人間的にも尊敬する大変素晴らしい接客含めたサービスをされる社長のもとで修行勤務する優秀な若手ソムリエ（ホテル勤務の時からソムリエスピリットを感じると名高い）Ｔさんから千歳ワイナリーの中村さん（若くて可愛い女性の醸造士です。応援宜しく）から送って下さったケルナーがあるので飲みましょうとお誘い戴きました千歳ワイナリーは千歳駅から車ですぐの高台という住宅街にありました。歩いても大体１０分程度でしょう。このエチケットは初めてみたかも…丁度よく冷やしていただきグラスに注ぐととても華やかな芳香。ソーヴィニヨン・ブランとラブルスカ系のワインの香りを足して２で割った様な香り、味わいはというと…北海道万歳！！なんてすっきりしたべたつきの無い甘さなの？高畠ワイナリーのＴさんっ！覚えていますか？山本博先生の出版記念パーティーに来道され、二次会のオイスター＆ワインバー・ランスさんでノリで結成した「チーム・アシッド！」を甘口なのに切れがよく飲み飽きないのはそうです！バックにある綺麗な酸なんですよ何故ロワールやソーテルヌの貴腐ワインが美味しいと感じますか？甘いだけではなく、酸と甘さのバランスがとても優れているからワインに骨格と趣を感じるのです。山形、北海道のリージョンは品種によって時には強過ぎる酸が課題で苦労する部分もあり、長野、山梨のリージョンの産地が羨む様な酸が特徴でもあるのです。青木さん！北海道の千歳だから出来るワイン！もっとやっちゃって下さい美味しかったです、千歳ワイナリーの皆さん竹山ソムリエ（結局言ってしまった）ご馳走様でした

今日拝見したブログの「親孝行」と言う文字が胸に痛かった

ベルモットとクレーム・ド・バイオレット４０数年もの勿論私が生まれるかなり前のものですよ飲めるかどうかはさておき、亡くなった父の物…ワインやビートルズ初回プレス版レコード、ライカのカメラ、（タンノイのスピーカーはガレージの奥の納戸が手狭と言う理由で捨てられた…）武勇伝武勇伝母がガッツリ（快く）よく解らずに親戚や皆さんにあげちゃった武勇伝武勇伝「古いものでも喜んで下さるのならお持ち下さい」って。そうです、母はわかっていなかったから仕方が無いのです。私が帰省した際にはもう既に皆さんの興味の無いものしか残っていなかったのです。捨てられる寸前のベルモット…ずっと昔まだ古い家の時父の趣味の小さなホームバーにずらっと並んだ中に鎮座ましましていて、他にはシェーカー、デキャンター、グリーンやブルーの色とりどりのリキュールやセクシーな女性の上半身のボトルに入ったお酒、ガラスのエッフェル塔の瓶に入ったお酒。ポートやマデイラ、スコッチやブランデー、ワインもあったっけ。他にも色々あれらは何だったのだろう（？？）レモンチェッロは牛乳にたらすとおいしくて、コアントローは小学校６年生にして初のバレンタインデー手作りお菓子に失敬したっけ家を建て直してからダンボールの中で納戸に積まれていたのですって。お陰でラムやジンをストレートで飲み、「国稀の仕込み水由来のミネラル感が堪らない」とか「マティーニはスモーキーマティーニが好き！モルトはラフロイグでね」みたいな新成人になり男の子からドン引きされたのは言うまでも無い。社会人になってからもいける口だということで上司にグランヴァンを沢山あけてもらったっけその当時のワインの詳細何たるかを知りたくて今更ながら有資格者になってみたのが数年前。でも、ラム、モルト、ジン…お酒を沢山覚えていった本当の理由は父と一緒に飲みたかったから。なんだけどな…休みの日はいつも一日中片手にパイプを握ってあまーい香りを燻らせていて、嬉しそうにビロードの袋に入ったパイプやキューバの葉巻を見せてくれた。パイプ掃除の長ーいモールでチューリップ作ってよく叱られたりチョコレートも大好物だった。でも、狭心症の治療薬の副作用から結局喘息になって、好きなパイプも葉巻も出来なくなっちゃった。親孝行！何も出来なかったけど大好きだったなぁ、お父さん    

秋ですね♪今日の札幌ビール園とイクラのしょうゆ漬けでほかほかご飯

敬老の日観光客で賑わう夜の札幌ビール園は秋雨に澄み切った空気でも、用事があったのはそのお隣のショッピングモールアリオ札幌店です時々散歩がてらテクテク歩いて行きます。そうです、我が家は遠い昔から親戚一同集まると札幌ビール園で宴を開催するのです。ビール園ではビールやジンギスカンとご一緒に濃厚なアイスクリームと鰊漬け（戻したみがき鰊と大根、キャベツ、人参、鷹の爪を麹で漬けた漬物です）是非どうぞ！新しい別館の方ではラムのすき焼き（先入観を捨てると美味しい）も登場しました。さて収穫の秋！3日前に漬けた我が家のイクラ醤油漬けはもう食べごろと言うことで今日は秋の味覚に舌鼓を打ちました♪イクラは一腹単位で100グラム300円前後で 鮮魚店、スーパーに並んでいます。出来るだけ鮮度の良いものを選んで、熱湯をかけ薄皮を外してバラす→冷水に晒して水を切る→ お気に入りの醤油と日本酒（おつまみなら辛口のお酒で）または本醸造のみりんでその家の味を出す。本醸造のロックで飲んでもいけるクラスの甘露アメみたいなみりんもお勧めです。小樽の田中酒造のみりんは、お店から送ってもらうか直接お店に行くかしか入手できないかもしれませんが美味しい。我が家のいくら素敵な照りでしょう？ じゅうじゅう脂ののった秋鮭とイクラで鮭の親子丼♪も美味しいですし、その秋鮭もオリジナルの味噌や醤油で漬けたりしてもそして野菜ときのこたーっぷりの石狩鍋で鮭尽くし。http://www.rakuten.co.jp/otarukitaichi/735451/733953/#754867ごめんなさい今日は熱燗です

北海道虻田郡の月浦ワイナリー（洞爺湖農産）と白い恋人の石屋製菓の特別なチョコ

月浦ワイナリーはここ数年国産ワインコンクールで努力の成果を評価で受けている、観光地で有名な洞爺湖を見下ろす小高い斜面の絶景ポイントにその畑はあり、（私が大好きなのは一番上のドルンフェルダーの畑です）。ＰＣトラブルで写真を駄目にしたのでお見せできないのが非常に残念…そう、ウインザーホテル洞爺のあのロケーションに葡萄畑！なのです。バブルの頃臨床検査会社が個人的に所有した自社の為の畑とワイナリーの施設を、その子息が代表となり、手探りで多くの人に愛されるワイナリーへと変貌させようと試みているまさにその時期にワイナリーの従業員の方（もと臨床検査技師という経歴）に当時現在の私の社長が運営していたワインスクールの酒好き養成講座とも言うべき専攻科で出会い、そのまま受験の同期として楽しく資格取得いたしました。彼は、日本のワインが本当に大好きで、家が手狭？という理由だったと思うのですが車のトランクに山梨のワインの箱（私が目撃したのは機山洋酒工業さんの箱）を積んでいて、代表がそれを見つけると「一体君は何処の社員なんだ？」とあきれるほどでした。そういう代表はイタリア好きで、瓶やコルクにもイタリア産を取り入れるくらい…代表は、もうそろそろまたイタリアに醸造機材の仕入れと修行に発つ頃ですが、「自分たちの畑で自ら育ちたいという葡萄しか育てない」というフィロソフィーの持ち主で、北海道に適していると言われるドイツ品種に向き合って醸造しています。でも、いつか地球温暖化でピノ・ネロやサンジョベーゼ、ネッビオーロが育つようになったりしそうで怖いです（嬉しい気もちもするけど）。月浦ワイナリーのタンクは、すぐ傍の山の大噴火で町自体が自衛隊の保護下に置かれた危険レベルの高い時期にその先導により搬入したという劇的な幕開けだったそうです。今でも畑から少し離れた重厚なワイナリーの窓からはいまや観光名所となってしまった火口から煙が立ち上っているのが見えています洞爺の周辺、伊達市から壮瞥にかけては北海道の中でも温暖で雪も少なく果物の名産地として知られており、北海道の多くのワイナリーが課題とする‘酸”が北の産地の割には穏やかでバランスもよく、骨格のあるドルンフェルダーと糖度の高いミュラー・トゥルガウ、ケルナーを生みだす。ミュラーは非常にクリアですっきりとしてフルーティー、出来のよい年にはミュラー特有のナッツの芳香も感じられ、ドルンは長期熟成に向く。畑に赴くと一本一本大切にじっくり手をかけて育てるスタッフに出会う事が出来るこの夏は非常に暑く「札幌のくせに！暑すぎる」と観光客の方や仕事でいらし方からクレームが入るくらい（道民のせいではありませんからっ＾＾；）で２００３年２００４年ヴィンテージのミュラーに時々お世話になりました。冷えたグラスと冷えたワイン、ホイルに包んで焼いたホクホクのジャガイモに海水ウニ（ミョウバン等薬をかけていない生うに）とバターをたっぷり乗っけて、ほくっ、はふっ、はふっ、とろーりですっきりクリアでフルーティーなミュラーをごくり儲け度外視！今年最後の衝撃プライス！夏限定の生ウニ・毛蟹・イクラが入った贅沢セット♪【送...ドルンはガツンな肉料理や、ラムの香草焼きやイタリアンにぴったり！ん？ジンギスカンに合う豚スペアリブは北海道の老舗ジンギスカン等お肉のタレ専門店ソラチのものでかなり激ウマです。アウトドアに持っていって炭でじっくり焼いて肉汁のしたたるところを赤ワインでいただく幸せ！そうそう日曜日だったかしら茶道裏千家北海道ブロックの大会があり家族がお手伝いして参りました。その時の記念品のチョコは何と白い恋人でおなじみの石屋製菓さんの謹製です。裏千家のイチョウの紋を入れてどんぐりとサッカーボール（こんさどーれ）と野球のボール（日ハム？）を誂えてくださったそうです。全国からいらした皆さんの思い出になったのではないでしょうか？チョコは大好きなアマローネにぴったりなお味でした！石屋製菓の社長さん（近所に石屋製菓さんの工場があり、今はコンサドーレスタジアムの方にチョコレートファクトリーとして移転されていますが、いつも甘ーい香りが漂っていましたが実は小学校の大大大先輩だと最近知りました。）小さい頃ラングドシャーとチョコレートのハーモニーの中にも、いつか挟んであるチョコだけ食べてみたいという密かな野望があったのですが、叶えて戴きました有難うございます。

長野県小布施ワイナリーのサンジョベーゼ・メルロ！

長野県小布施ワイナリーと言えば、オーナーの曽我さん親子がメディアによく出られているのでご存知な方も多い事でしょう。高品質のメルロ、シャルドネで素晴らしいワインを造ることで知られています。小布施ワイナリーは常日ごろから日本の、長野の、いえ小布施のテロワールを非常に慈しみ、また可能性に挑戦し続けているワイナリー。小布施サンジョベーゼ（土着の品種としての名前：シノニムを考えたくなります♪）とメルロのワインはイタリアボルゲリ地区のそれとは全く違う表情を見せ、デリケートなかつ素直なすっきりとした骨格でまだ少し荒々しいおてんばな中にも、メルロ由来のビロードの口ざわりにレディーの気質を見せるような、ゆっくり育てて見たい楽しいワインでした。「こんなのみんなで飲んでみたくて頑張って美味しいのつくったよ！さあ飲んでみて！」笑顔で語りかけてくるようなワインのラインナップ。一点集中のワインも勿論素晴らしいし美味しいですが、毎日畑に出て手間隙かけて、日々試行錯誤して、朝から晩まで美味しいワインの事ばかり考えて「ああやっぱりほーんとに好きなんだあ♪」って思ってしまいます。プレミアム辛口タイプのDomaine・Sogga,手ごろな辛口のSogga・pere・et・filsシリーズ、シードル、スパークリングワイン、メルロで造った干し葡萄ワインのレチョートタイプ、ポモードノルマンディータイプ、激うまです！カルヴァドスタイプ、甘口、氷結極甘タイプ…小布施のりんごが凄く美味しいと感じた人。お酒にしてもやっぱり上品でフルーティーな小布施りんごの香りは変わらないのでした。ドメーヌ ソガ　ヒデオウ゛ィンヤード　プライベートリザーウ゛　シャルドネ [2004]　（白）ヴァンドパイユシャルドネ　オーディネール [2005] ソガペールエフィス　アンウッデド　シャルドネ　容量：720...日本ワイナリーガイド日本ワイナリーガイド 著者：山本博 ／遠藤誠 出版社：新樹社（文京区） サイズ：単行本／246p発行年月：2004年05月 更に日本のワインをもっと知りたい方は↓翔べ日本ワイン翔べ日本ワイン 現状と展望著者：大塚謙一 ／山本博 出版社：料理王国社 サイズ：単行本／350p発行年月：2004年01月それから小布施のボトル裏のエチケットです。輸入ワインは時々ワイナリーのコメントのうえから輸入元シールべったり貼っちゃってるところありますよねボトル裏エチケットは飲む人に自社のワインの情報一杯伝えたい気持ちが伝わって好きだってうちの社長から昔教わりました。とってもサンセール！！

作り手を重んじる美味しいワインは徹底的に管理され育まれる

ロマコンはさておき、一番好きな英国老舗ワイン商 BERRY BROS. ＆ RUDD英国王室御用達で３００年以上の歴史のある老舗のワイン商です。説明は以下のとおり。ボルドーが英国領土であった歴史があるため、今もムートンをはじめとする多くのシャトーを英国貴族が所有しています。ボルドーワインは当時大流行により偽物、粗悪品の見極め等が重要な問題となりました。特に、当時まだ無名だったシャトーは品質を保証する事が大変な死活問題となり、信用のおけるワイン商のエチケットを貼って出荷することが大きな信用となりました。それでシャトー名でワインを選ぶのではなくBB&R社が推薦するワインを買うという習慣が王侯貴族の間に生まれた訳です。英国向けのBB&Rラベルはこの習慣によってもたらされ、現在のロイヤルワラントを冠したラベルへと発展していきました。信じられないことですがその中にはパルメやラスカーズなど今をときめくシャトーが名を連ね、今もBB&R本店で静かに熟成を重ねています。その品質には信用に徹底的にこだわっています。ワイン界の最高資格イギリスの マスターオブワイン（ワインに於ける世界最高峰資格）を常時雇用し、彼らが実際に生産地に赴き試飲し、特に秀逸な樽のワインをその樽ごと購入します。これにBB&Rオリジナルラベルを貼ります。瓶詰めや栄誉であるBB&Rのラベルはシャトーで貼ります。言い換えれば、最高のヴィンテージの中の最高のデキのワインがBERRY BROS.＆ RUDD LABEL WINEとなります。大変興味深いでしょう？ワインの営業になりはじめてワインリストを渡されたとき、何年か前に飲んだこのエチケットのワインがここのものだとわかり、愛しくてたまらなかった。パルメをはじめシャプティエやグランヴァンの古いワインはこのエチケット（ワインラベル）だと間違いが無かったのを強く感じました。写真はベリーズ・サンテステフ。マスターオブワインがサンテステフの秀逸なワインをブレンドした飲み頃ワイン。さらっと日常飲みにバランス、芳香味わい申し分無いワイン。料理を選ばないスマートなハウスワイン探していませんか？こんなワインをグラスで気軽に飲めるワインバーやレストランあったら幸せ因みに６１のＢＢＲエチケットパルメ札幌ル・ジャンティオムさんにありました。ベーシックなフレンチスタイル、厳選された素材を生かすシェフの技、いつもよりいいワインを開けたくなるお店です。パルメは残念ながら私からご購入いただいたものではなく…ですがベリー・ブラザーズ＆ラッドブリュット一番すきなのはシャンパーニュのグランクリュのLe Mesnilの生産協同組合に造らせているブランド・ブランや、○○○○に作らせているロゼシャンパン香りに酔いしれ味わいに感動します