～政武楼ブログターミナルステーション～

【秩父鉱山簡易郵便局(H17.11)】

　さて、今日は枕詞はそこそこに…、シリーズ『いろんな郵便局』、第３回は埼玉県秩父市にある「秩父鉱山簡易郵便局」です。

　前回も紹介しましたが、簡易郵便局です。ただ、こちらは店の一角にあるわけではありません。但し、こちらを運営しているのは鉱山会社の社員です。しかも、ここ本当に鉱山の社員とその関係者の為”だけ”にあるような郵便局です。いわゆる昔は栄えていた鉱山集落でしたが、今は本当に寂れた場所です。

　半径５キロ以内に店どころか、一般住宅があるかどうかも不明です（多分無いですね）。何といっても、一番近い路線バスのバス停が９ｋｍ離れてます。狭い道路もトラックが行き来してとても歩くにはつらい場所です。山道ですので当然落石もあります。関東で一番行くのが難しい郵便局ですね。（まぁ、関東には一般人が入れない郵便局もありますけど…宮内庁内とか）

　ちなみにこちらの郵便局は、相当建物自体が老朽化しています。恐らく採算は取れてませんので、郵政民営化の波に飲まれるのも時間の問題かもしれません。いつまで営業しているか危ない…です。

　以上、政武楼がお送りしました。