|
テーマ:最近観た映画。(40093)
カテゴリ:雑談帳
【ゲド戦記、やってました。ネットではさんざバッシングされていますが、実際は…】北海道・青森強化期間ですが、今日は定時で仕事がひけましたので、いざゲド戦記ということで劇場に向かいました。北海道・青森強化期間は明日以降も続きますので…。 ジブリ作品ですので、それなりの期待を持って劇場に行きましたが、インターネットでは、大変なバッシングを受けてましたので、一抹の不安を残しつつ席に着き、いざ上映が開始されました。 インターネットでは、「声が聞き取りづらい」という批評が出ていましたが、これに関しては行った先の映画館では解消されていました…、が効果音がうるさすぎです。全体的に音を上げて、問題を解消したのかもしれませんけど、テルーがアレンを睨み付ける時の効果音などが物凄くでかい為、トラウマになりそうです…(心臓に悪い…)。 次に絵柄。絵が全体的にグロテスクでした…。オープニングの竜の血ドーバドバとか、クモの腕がポロリ落ちるとか、クモが老化(亡霊化?)してオロオロとか…映倫のグロテスク表現って結構ゆるいんですね…。あとアレンの何かに取り付かれたような憑依した鬼のような形相…、アレを見続けると何か悪夢を見そうな雰囲気で、トラウマになりそうです…(やっぱり心臓に悪い…)。 声の方ですが、なんだかなぁ…といった感じでしょうか。テルー役の方は新人らしい初々しさがあり良い味を出してますし、ゲドの声もベテランらしい味が出ており、GoodJobなのですが、全体的に見ると「?」な感じです。脇を固めている声に問題があるのか、それともメインキャストの均衡が取れていないのか…。うーん…。 ストーリー展開ですが、これもなんだかなぁ…と言った感じです。オープニングに出てきた伏線(動物に疫病がどうこうの話など…)がまったく生きてなく、アレンの父殺しのエピソードだけが生きている感じでした。 で、本編に入っていくのですが、私の知的レベルが低いせいなのかもしれませんが、ちょっとストーリー展開がわかりませんでした。(例えば、なぜあそこで突然テルーの独唱のシーンが入って、急にテルーとアレンが仲良くなるのか…とか、真の名と真でない名の違い、意味…とか、アレンの影の存在…とか、はたまたゲドは何故ゲドと名乗らず、ハイタカと名乗っている、またはハイタカと呼ばれているか…とか、テナーとハイタカの関係…とか) で、総評です。大変申し訳ないですけど、「何が言いたいの?」という感じでしょうか?「命を大事に」というメッセージがちらほら見え隠れはしますが、どちらかといえばダークな印象が非常に強く残ってしまい、「命を大事に」のメッセージがどす黒い何かによってかき消され、何が何だかわからなくなってしまいました。ジブリ作品は『物語の冒頭(もしくは中盤)ダークに沈め、それを終盤でハッピー方向に持ち上げる』みたいな作品は似合わないと思います。この作品、精神的に疲れている時にみたら、心が相当病んでしまったかも知れません…。 この作品を見るときは、心身ともにベストコンディションで望んだ方が良いと思います。普通映画鑑賞は、心身ともにリフレッシュさせるモノだと思うんですけど、この作品はちょっとそれとは違うものなのかもしれません。 すいません、まとまらなくなってしまいました。まとまりませんが、とりあえず、いつもの決め台詞を いやぁ、映画って本当に良いものですね。(by MikeMizno) 第4弾の映画レビューは、何にしようかなぁ…の政武楼がお送りしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 8, 2006 02:57:18 AM
コメント(0) | コメントを書く
[雑談帳] カテゴリの最新記事
|
|