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テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:雑談帳
【劇場公開中のUDONを見に行ってみる】昨日はブログカキコできませんでした。ブログのカキコができるくらいの生活の余裕が欲しいですね。 で、今日は逆に仕事が早くひけた為、映画館に行ってきました。飛島強化期間中ですが、今年4回目の映画レビューを行ないたいと思います。 見た映画は、「UDON」です。今上映している映画のうち、消去法で一番観たい映画だったのでチョイスしたのですが…、思ったより良かったです。 この映画、全編を通じて「讃岐うどん」という題材で、前半部のコミカル主体なストーリー展開に対し、後半部はシリアスでコンパクトにまとめてあります。全体を通して起承転結が上手く働いており、製作者側の力作ぶりが伺えます。 コミカル面に着目すると、ユースケ・サンタマリアの乗り突っ込みなど、少々痛く感じたところもありましたが、細かいネタがジャブの役割を果たして、だんだん効いて来ます。消防車が来たところで思わず噴き出してしまいました。キャプテンUDONは、少し力入れすぎとも感じましたが、そこら辺はコメディという観点から見ればぎりぎりの許容範囲ですね。 今度は、シリアスな面に着目すると、ちょっと物足りなさが残るのかもしれません。シリアスの質が少し薄いんだと思います。説明しづらいのですが、コメディとシリアスを詰め込むとあんな感じなのかなという印象が残りました。また、全体的に見ると、充実感、というより詰め込み過ぎ感がありました。これは単に上映時間が長いせいなのかも知れませんけどね。 それでも、全体を通じて「讃岐うどん」を知る、見る、食べる、作るなど、「讃岐うどん」を十分感じることができ、私的には楽しめました。変わったジャンルですね。あと、テーマ曲のカルメン「前奏曲」と讃岐うどんが個人的に妙に合います。 少々気になったのは、ところどころ出てくるゲストタレントの出演。ちょい役なのに役柄より自分が目立っている感じで、はっきり言って邪魔ですね。最近の邦画の傾向かもしれませんけど、そういった風潮が日本映画を駄目にする気がします。もっとストーリーで湧かせてください。 総評として、さほど悪い映画ではありません。讃岐うどんを食べたことが無い私にとっては、讃岐うどんが食べたくなる映画です。ちょっと長時間上映になりますけど、ちょっとした気分転換にはなりますね。では、最後にお決まりの台詞を…。 いやぁ、映画って本当に良いものですね。(by MikeMizno) 第5弾の映画レビューは、また仕事がひけたときにでも…の政武楼がお送りしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 7, 2006 01:19:15 AM
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