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テーマ:競馬予想(63322)
カテゴリ:雑談帳
【ばんえい競馬、それは1トン近い馬たちの荷物引き競争です】今日は、緊急提言として「救おう!ばんえい競馬」としてお送りしたいと思います。 皆さん、ばんえい競馬をご存知ですか? 「競馬」と聞いて想像するのは、武豊を代表とする騎手が、馬にまたがってスピードを競うといったものですね。で、この「ばんえい競馬」はというと、500kg以上重さのソリの上に騎手が乗り、そのソリに馬を繋いで、馬力を競うといったものです。ばんえい競馬は日本で唯一、いや世界で唯一ですね。北海道でのみ開催されています。 その、世界で唯一のばんえい競馬が、廃止の危機に瀕しております。詳しくは以下のサイトをご覧ください。 馬券の売り上げが著しく低下し赤字となったと言われてますが、馬券以外にも、お役所による無駄遣い、役人の極端に高い人件費など様々なものが要因となっているようにも見受けられます。無駄な経費の削減や、新たな施策などを行うことにより、まだまだやっていけると現場サイドは公言しておりますが、経営陣(市長をはじめとする、お役所の面々)は、目先の赤字だけで10日程度の議論しかせず、50年以上歴史のある世界で唯一の競馬を廃止しようとしているんです。ちなみに、ばんえい競馬の現場(騎手・調教師など)は大した給料をもらっていないにもかかわらず、さらに経費を削って存続をと、相当苦労しております。 ばんえい競馬の廃止の影響は、相当なものです。まず現場で働く人、騎手・調教師、清掃員の方や窓口販売の方など関係者は廃業です。ばんえい競馬なので、騎手や調教師は他の地方競馬へ移籍とはいかないのが現状のようです。 次に、そこで競争していたばんえいの馬たちはどうなるかといえば…、食肉として処分されます。大部分が…というよりほぼ全部とみていいでしょう。他の競馬場に移籍できないんですから。その他ばんえい生産に携わる馬たち、種牡馬や繁殖牝馬、場合によっては生まれたばかりの仔馬も、不要となるわけですから、同じような運命が目に見えてます。 となると、ばんえいの馬を生産していた牧場はどうなるのか…。多大な影響が出るものと思われます。 ただ、そこに勤めていた市役所の役人だけは引き上げという形で戻ったり、莫大な退職金をもらってホクホク顔で辞めていくようです。このような光景は、高崎競馬などをはじめとする、廃止された競馬組合でおなじみの光景です。こういった役人こそ、赤字の責任を取って懲戒免職にすべきなんでしょうけど、一番得をするのがこういった役人です。 愚痴を言っていても仕方ありません。そこで、お願いがあるんです。「ばんえい競馬の馬券を買ってください!」と言いたいところですが、馬券売り場が北海道と東京、群馬にしかないのでこの場でお願いするには無理があります。そこでもう一度以下のサイトをご覧ください。 ここのページの帯広市長に「ばんえい競馬」存続を求める署名運動2、ばんえい主催側の帯広市砂川敏文市長宛てで、ばんえい廃止反対の署名を募集しております。こういった署名運動がどこまで通用するかは分かりませんが、もし協力いただける方がいらしたら、ぜひ一筆、メールでの署名をお願いします。書き方は上のリンク先にもありますが、以下の通りです。 宛先:plan82@amber.plala.or.jp すいません、今日はばんえいの応援だけでご勘弁ください。とにかくもう時間がありません。来週には、存廃に関する重要な決定会議があるとのことなので…(まだ100%廃止が決まったわけではないようです。1%の望みにかけるべく署名活動が展開されております。) 以上、政武楼がお送りしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2006 11:28:43 PM
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