蘇生拒否に込めた…
毎日新聞記事に蘇生拒否に込めた両親への思いという記事がありました。書かれたのは、94歳の絵本作家(イギリス)。ユダヤ迫害から逃れ、大変な思いをされた方のようです。この方の考え方は素晴らしいと思いますが、私はこのことを知る前から、蘇生拒否がなぜ出来ないのかと疑問に思っていました。私は現在73歳になりました。父は68歳で他界し、9歳違いの叔父は69歳で、そして我が兄(7歳違い)は69歳と何れも70歳には到達していません。父と叔父、兄共に共通することは若い頃ヘビースモーカーだったこと、(父は、その後ヘビーではなくなりましたが、喫煙をやめることはできなかった有ようです。)叔父は腎臓の病気で入院するまで喫煙しましたが、入院を機会に止めました。しかし、手術した段階で腎臓が一つしか機能していないと言われたそうで、その数年後(69歳)他界しました。兄は30歳代で肝臓の病気で入院し、その後は喫煙を止め健康に留意し職場までのウオーキングで通勤するなどで健康が回復しましたが、他界する1年前から喫煙を再開しました。こう書くと、禁煙キャンペーンのブログと思われそうですが、そうではありません。確かに、父も兄も死因は肺がんで、「痛い痛い」と言いながら病床で苦しんでいましたのでそうなりたくは有りませんが、では73歳まで生存した自分が長生き出来て嬉しいのかと自らを問うと、???!!回答が出てきません。健康的に積極的に生きて、世の為になれれば、長生きしたいと思いますが、認知症になり、息子や孫に迷惑をかけるのであれば、意味がないと思うからです。
追記:世のためとは、ボランティア活動等に、積極的参加ということだけではなく、自らの会話が周囲を明るくしたり、気持ちを楽にしたり等、前向きに生きる事に有ると思います。