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テーマ:小学生ママの日記(28697)
カテゴリ:おもちゃ・絵本 知育?
今日は授業参観と道徳授業地区公開講座があった。
まず、川本裕子さんという早稲田の大学院で 経済の教授をされている方の講演があった。 テーマは「子どもたちに伝えたいこと ~自分で考えることの大切さ~」 経済、教育、(政治、社会心理)等 自分の興味の大きかった分野の話だったので、 とてもおもしろかった。 どう伝えるか 親が示す 背中を見て育つ 親が最初に考える (読書も、読みなさいと言うより、自分が読んで楽しむ姿勢) グローバル社会の中、自己実現 自分を守り、心豊かに生活する。 自立した生き方の尊さ、気高さ 1問題意識 2日本経済の課題 3情緒的でなく合理的思考の必要性(訓練) 4未来志向 日本経済を考える視点≒母親として子どもを考える気持ち。 財政赤字の問題。 所得の200%の借金 世界でも類を見ないし、歴史的にもWW2の時以外にない酷さ 利子を払うための借金をしている。 誰からの借金? 子どもたちの世代からの借金 大人は無責任。 子どもに借金を残してまで必要なものなのか? 既得権益 日本は個人の預金が多いため、国債という形で借金 フリーランチは無い=子どもが負担 年金問題も給付のことばかりで、問題を先送り。 将来世代の利益をもっと真剣に考える必要がある! 効率的な経済のしくみ。 昨日のままの今日を望む態度。 世代間格差。 60代は1億5000万払って2億もらう。 30代以下は大きなマイナス。 変えなければいけない。 人口減少の構造問題→少子化対策。 日本1億2000万人 → 2050年 9000万人の予測。 商売の範囲も狭まり、経済力落ちる。 15歳以下が20%あったのが、2050年には8.6% 65歳以上は6.3%程度から、36%に増加していく見込み (アメリカでも20% 1/4と1/3では大違い) 社会保障の7割が高齢者向け、子どもには4%! (↑選挙の票のためだよね。。) 変えて試して考えていく。 国の基本は子どもたち=年金の原資。 今は分配の話ばかり。 減り方はみんなが考えているより急激。 今のこの国の豊かさを子ども達の世代に残せるのか? 子どもの味方を増やす。(子どもの数も含めて) 一部の人たちが将来を台無しにしかねない。 親としての信念として共有する。 国境を越えた取引。 物(石油・食料品・医薬品) 金(株、外貨) 人の流れ(旅・勉強・労働) 地球を小さくする技術の進歩。 Net。情報のやりとり。 グローバル化=生活の一部。 短期間で加速されたのは社会主義的ではなく、自由に求めた結果。 アダムスミス(多くの経済主体。人々の幸福を追及)具現化。 グローバル市民。66億人 GDP/1人が100万円以上=豊か 日本の市場10億人→2030年中国30億→2040年インド40億。 市場拡大。 流入する新興国の高学歴な労働力。 インドは九九でなく、19×19まで暗記。 訓練された人が入ってくる。 価値を争わなくてはいけなくなる。 日本の子。豊かさが今のレベルであればよいが、 経済10年以上停滞している 政策と自助努力。 国になんでも頼りがち。(警察的なことは必要) 税金が効率よく使われているのか? 民間経済 整理が上手くいっていない。 国が伸びていくためにも、 今の産業構造をうまく転換していかなければ。 高等教育の支出/GDP 英仏の半分。 予算だけでなく、授業時間も減=教えていない。 理科 681時間→350時間 算数 1470時間→862時間 指導要領 ゆとり 「若年層の失業率」が異様に高い。 日本は5%を超えたことがない=低いが、 (欧15%、スペイン30%) 15~24歳の失業率が10% 45~54歳の失業率が4%を超えたことが、去年の夏だけ (おじさんの就業を守ってきた) 資源がない国。勝負は人。 国民の競争意識。 判断力を身につけ→労働市場→鍛えて→社会貢献できる人に グローバル化に待ったなし。 中国・韓国の学生のアピール力は大 (韓国は国が小さいため国内だけで充足できない危機感もあり) 日本は国内で稼げた 精神を老化しない。変化に対応。 有権者としての行動。 若者の挑戦をサポートする。 目的思考 1客観性を持つ、2中立的、3独立心を持つ ↑比較する。数字で把握する。正しい情報を得る。確かめる。 誰が言ったかではなく、何が議論されているか。 中身が大事 属人思考が強い組織=不祥事が多い 組織の上になればなる程、自分の組織はそうでないと思い込む 日本は長期雇用だったため、そういう傾向が強まる。 いろいろ大変で=思考停止。 独立心=他人の貼ったラベルで惑わされない。 横並び。日本語という壁で守られている=比較できない。 日本に都合よく解釈 5つのWhy=何故?何故?と深く考えていく→物事の本質に近づく。 「先見」(昔のリーダーの資質。馬上や高い所から見る) 合理的思考の上に成り立つ。訓練が大事。 「不確実性を理解する」 ■どの程度予測不可能なレベルなのか理解する ■パターン化 いくつかの予測に絞り込めるか 変化のパターンが ・サイクルか ・カオスか ・進化的か ・全く??か →ありえないパターンを排除する ■自分の姿勢を決めてしまう(1番になる、参加する等) 議論において誰も反論しない=怖い どうやってやるのか。そこまで思考がいかない 十把一絡げでは、問題は解決しない。 誰が本質的な議論をしているのかを 有権者としてよく見極めることが重要。 考える葦。親子で議論・会話。 →言葉、語彙、文章を養う。 ストーリー。 仕事と子育ての両立の中、 ご飯を作ることと寝る前に本を読むことを実践された =ユーモアや不安を共有する。 振り返ると至極の時 あっという間に過ぎてしまう貴重な時間。 仏アラン「悲観論は気分、楽観論は意思」 後者で世の中の動きは変わって行く。 グローバルな人材。勇気を与える。 格差・非正規労働→グローバルに転換する! 戦っていける子どもたちへ。 英語力の前にコミュニケーション力(人を自分の心の中で受け入れる) 日本語できっちりできないと。 話を聞いてあげて、よく話す。 子どもから学ぶことも多い まっすぐに物事を見ている→自分の間違いを正す 見守る・励まされる・信じる気持ち。 人を信頼できる→自分の将来を信頼できる。 「笑顔とユーモア」が大事。 声も重要(怖くないように話す) 子どもと過ごす時間は、質も量も必要。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 30, 2010 06:48:11 PM
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