欧風

さて、ここで書いた、日曜日に観てきた映画というのが、この「ゲド戦記」。

これはですね～。かなり前から予告編が流れてましたね。そして予告編を観た事がある方ならみんな知ってるであろう、あの歌！そう、「心を何にたとえよう」なんていうなんとも寂しげな感じの歌。何回聞いたか分かりませんよ。

そしてこれはスタジオジブリの作品。前観たのは「ハウルの動く城」。１年半以上経ってるのか～。ま、だいたいジブリ作品てそんな間隔だったかな。ジブリ作品と言えば宮崎駿なんですが、これは、予告編でも散々流れてましたが、「宮崎吾朗第１回監督作品」。名字が同じですが、偶然ではなく、実の息子さんです。

まあ、監督は違いますが、予告編の絵を見るといかにもなジブリ作品だし、なんだかんだ言ってジブリ作品は殆ど観てるような気がするし（ナウシカとかラピュタが好き！）、今年一番のアニメーション大作っぽいし、って事で当然の如く公開されたら観に行こうと思ってました。このゲド戦記は、なんか世界３大ファンタジーの一つだそうで、他の２つは指輪物語と、この前観たナルニア国物語だそうです。当然の如く？原作は全く読んでおらず、話を知りません。ゲド（って何？人？おいしいの？）の武勇伝かな？位の印象。

２９日土曜から公開で、その次の日イオン下田TOHOシネタウンの朝一の回を観る事に。観客が沢山来ると予想したのか、この映画館では２つのホールで上映。字幕版、吹き替え版という訳でもないのに２ヶ所でやるって凄いな。待ち時間が嫌いなんで、シネコンは大体ギリギリに行くんですが、売り切れたら困るので、早めに行って席をキープ。上映時間近くになって行ってみたら、売り切れ、満席。人気だねぇ、やっぱり。

話としては、王である父を刺して国を飛び出した少年。少年は世界で最も偉大な魔法使いである「大賢人」と呼ばれる男と出会い、一緒に旅をするのだが･･･という感じ。

感想としては、まあ、なんというか普通。ってなんかハウルと同じ感想だな(^_^；)。映画公開前からちらほらと評判が悪い、という事は聞いてました。しかしどこが悪いのかとかそういう具体的な情報は何も仕入れず観に行き、どこが悪いんかね～って感じで観てましたが、まあ、絵はキレイだし（特に街並みとか）、観てても眠くなる事はなく、つまらないと感じる事も無かったんですが、ではメチャメチャ面白かったかと言えば、そういう感じもなく、プラスマイナスゼロで中間点ってところ（「無」みたいな？）でしょうか。ゲド戦記ってこんな話なのかね～って感じ。あんまり「戦記」って感じでもなかったような。なんていうかシリアス路線？後ろの子供が「怖いよ～(; ;)」って言ってたので、子供は怖がると思います。話的によく分からないところもありましたが、ハウルの時もそうだったけど、最近あとはご想像にお任せしますってのが多いな。原作付きで長いからこういう感じになってしまうのかな。あ、そうそう、あの歌ですが、流れたら、「キター！」って感じ(^_^；)。ここで流れるか～、と。

まあ、別に最悪って感じでもないので観たい方は観れば～？という感じ。しかし昔はジブリ作品と言えば無条件で楽しめたんですが、最近はこんな感じなのが残念だな～。最近はどうも説教臭くて好きではない。昔のナウシカとかラピュタみたいなドキドキワクワク、そして楽しい感が無いんだよね～。オリジナルで作ってくれないかな～。あ、子供には難しくてつまらないと思うんで（怖がるし(^_^；)）、お子様連れの方は、「カーズ」あるいは「ブレイブストーリー」を観た方がいいと思います。特にカーズはとってもいいよ！アニメでどれか一つと言われればカーズ。

夜の連続ＢＬＯＧ小説　真夏ですが、八方尾根にスキーに行ったときの様子を。「はじめてのながのすきい・こうへん」