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カテゴリ:旅行あれこれ
今日は<ダイビング編><買い物編><夜遊び編>の三部構成。
<ダイビング編> 7:00起床。 雨が降っていて、昨日に引き続き天気がよくないのかとテンションが下がる。 でもしばらくして雨があがり、虹が見えた。 8:10 先生の車に乗り込んでボート乗り場に向かう。 また虹が見え、テンションが少しだけ上がった。 船乗り場について、セッティングをしたあとしばらく放置される。 テンション低めの私たちは「とりあえずライセンス取得!」と自分を励ましやる気を出す。 今日の私たちのグループは、Cカード(ダイビングの最初の段階のライセンス:18メートルまでしか潜れない)所有の3人の男性と私たちの5人。 船に乗り込み一本目のダイビングスポット・ブルーホールへ。 ブルーホールは37メートル潜行するポイントなので、Cカードでは潜れないと思っていたが、インストラクターがいればいいらしい。結構適当なんだなぁと思った。 昨日気持ち悪くなったポイントだったので、トラウマになっているかと思いきや、緊張せずに自分のペースで潜行できた。 昨日に比べて魚が多いので、楽しく感じられた。 とはいえ、風邪ぎみのため、右の耳抜きがうまくいかないのは不安材料になっていた。 どうにかこうにか耳抜きをしつつ、37メートルの地点へ。 30メートルより深いところに潜ると、エアの中の窒素のせいで、窒素酔い(思考が低下して酔っ払ったような状態)になるのだが、それを実感するために、先生が3桁の簡単な計算問題3問出題した。 「簡単じゃん。1分もかからないわ」 と思って得意になったが、なんと足し算、掛け算、引き算の計算があったことに気づかず、全て足し算していた・・・。 相棒は、ペンを逆さに持ったまま書こうとしたり、計算が間違っていたのを見て、笑い続けていたりしたらしい。 恐るべし、窒素酔い!! こうして窒素酔いを体感したあと、いよいよブルーホールへ。 まず暗い横穴に入っていく。 ゆったりと泳ぐ一匹の魚のシルエットが目の前にあり、とても神秘的。 穴の奥まで行って上を見上げると・・・ ハート型の蒼い穴から光が差し込み、その穴を魚達が踊るように泳いでいる! 「わぁ~」 と声を漏らしてしまいそうになる。 自分達が吐きだす空気の泡と魚を見上げながら、蒼いハートにゆっくり吸い込まれていった。 穴を抜けて、15メートルの水底に出てからも、振り返って、神秘的なブルーホールに見とれた。 少しドリフトして水面へ。 窒素酔いしたので、二日酔いのようなだるさと胸焼けがする。 相棒も同じ症状のようだ。 他のグループが船に戻ってから2本目のポイント・バラクーダロックへ移動。 今度は17メートルくらいのところでコンパスの使い方の訓練をする。 水底についてさっそく、相棒と240度のほうに20キック進んで、もとの位置に戻る訓練開始。 20キック進んで、向きを変えたものの、スタート地点の目印をチェックしていないうえ、先生たちはどこかに泳いでいってしまったため、海のなかに相棒と2人きり!! 1分間くらい水中で先生達を探すも見つからず、水面へ浮上。 船のクルーに先生の位置を教えてもらい、潜行に使ったロープをつたい、何とか先生たちに合流。 そして、何事もなかったかのように、コンパスを使って四角を描くように泳ぐという訓練を支持された。そして私たちをおいて泳いでいってしまった。 「適当だなぁ」 と思い不安を通り越して軽く怒りを覚えながら、小さめにフィンキックして課題をこなし、スタート地点の水面で待つ。 しばらくして先生達と合流した。 すると「残圧50になるまで自由行動。50になったら5mストップ」との指示があった。 個人個人で5m安全停止に移るのか、グループでやるのかわからないまま、みんなが見えるところで魚を観察。 結局私が安全停止に移るのが一番遅く、時計をしていないので3分経ったのかわからないまま相棒と水面へ。 「本当に適当だよ。セブで取ればよかったな」 と思った。 船にみんなを乗せ、ランチをしに船乗り場に戻る。 私は窒素酔いから回復したが、相棒は辛そうだった。 隣でハイネケンを飲んでいるグアム在住のイケメンアメリカ人・ティーさんとの会話を楽しむ。今日はthanks giving dayということで、夜のパーティーに招待された♪ ランチをとった後は、レックダイビング(沈船観察)へ。 アドバンスドをとるためには、ディープダイビングとナビゲーション(コンパスを使う)、中性浮力のほかに二つ選ぶ。このうち1つはグループの関係から昨日ドリフトをしたのだが、残りのひとつをレックにしたのだ。 レックはかなり渋いと先生に言われたが、ダイビングをするからには見て見たいのだ。 船には、昨日から一緒のお姉さん2人と、体験ダイビングの新婚さん2人も乗り込む。 イルカウォッチングのクルージングの後(結局見られなかったけど気持ちよかった)、ダイビングポイント・アメリカンタンカーへ。 海はビックリするくらい透視度が低いが、沈船の趣きをより深いものにしている気がした。 小さな入口からタンカーの中に入る。 「かつてこの船は水面を勇ましく進み、この中で活気ある人たちが活動していたんだよな」と思うと、ロマンを感じた。 魚達の活動を見ながらタンカーの周りを泳いでいると、私の横に並んで同じ速さで泳いでいる魚がいた。まるでタンカーを案内してくれているようだった。 タンカーの窓から顔をだして写真を撮った後、エア切れになり水面へ。 「やっぱりダイビング最高!!」 と思いながら船に上がる。 すると相棒が倒れこんでいる。 窒素酔いが抜けず、4回も水中リバースしたらしい!! バディーなのに、全く気づけずに本当に申し訳なかった・・・。 リバースでレギュレーターがつまり、オクトパス(予備用の空気を吸うもの)に代えて呼吸してまで頑張った相棒、強すぎる! 私は、一生ついて行くよ(笑) トラブルがありつつも、5ダイブ終了。 船乗り場に戻り、ログ付けをし、アドバンスドの申請書類を書いた。 ↑ 左からかっこいいクルー、絡みにくい先生、ギャグがイマイチわからない先生(笑) 「アドバンスドが取れ、仮のカードをもらって感動する」 っているシナリオを描いていたけれど、仮カードがないためホテルに届けられることになった。 今回のダイビングスクールは、最後の最後まで事務的な感じがした。 ともあれ波乱万丈のアドバンスド取得ダイビング終了ー☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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