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2005年11月24日
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カテゴリ:旅行あれこれ
今日は<ダイビング編><買い物編><夜遊び編>の三部構成。
<ダイビング編>
7:00起床。
雨が降っていて、昨日に引き続き天気がよくないのかとテンションが下がる。
でもしばらくして雨があがり、虹が見えた。
8:10 先生の車に乗り込んでボート乗り場に向かう。
また虹が見え、テンションが少しだけ上がった。
2005-11-26 22:48:03

船乗り場について、セッティングをしたあとしばらく放置される。
テンション低めの私たちは「とりあえずライセンス取得!」と自分を励ましやる気を出す。

今日の私たちのグループは、Cカード(ダイビングの最初の段階のライセンス:18メートルまでしか潜れない)所有の3人の男性と私たちの5人。
船に乗り込み一本目のダイビングスポット・ブルーホールへ。
ブルーホールは37メートル潜行するポイントなので、Cカードでは潜れないと思っていたが、インストラクターがいればいいらしい。結構適当なんだなぁと思った。

昨日気持ち悪くなったポイントだったので、トラウマになっているかと思いきや、緊張せずに自分のペースで潜行できた。
昨日に比べて魚が多いので、楽しく感じられた。
とはいえ、風邪ぎみのため、右の耳抜きがうまくいかないのは不安材料になっていた。
どうにかこうにか耳抜きをしつつ、37メートルの地点へ。
30メートルより深いところに潜ると、エアの中の窒素のせいで、窒素酔い(思考が低下して酔っ払ったような状態)になるのだが、それを実感するために、先生が3桁の簡単な計算問題3問出題した。
「簡単じゃん。1分もかからないわ」
と思って得意になったが、なんと足し算、掛け算、引き算の計算があったことに気づかず、全て足し算していた・・・。
相棒は、ペンを逆さに持ったまま書こうとしたり、計算が間違っていたのを見て、笑い続けていたりしたらしい。
恐るべし、窒素酔い!!
こうして窒素酔いを体感したあと、いよいよブルーホールへ。
まず暗い横穴に入っていく。
ゆったりと泳ぐ一匹の魚のシルエットが目の前にあり、とても神秘的。
穴の奥まで行って上を見上げると・・・
ハート型の蒼い穴から光が差し込み、その穴を魚達が踊るように泳いでいる!
「わぁ~」
と声を漏らしてしまいそうになる。
自分達が吐きだす空気の泡と魚を見上げながら、蒼いハートにゆっくり吸い込まれていった。
穴を抜けて、15メートルの水底に出てからも、振り返って、神秘的なブルーホールに見とれた。
少しドリフトして水面へ。
窒素酔いしたので、二日酔いのようなだるさと胸焼けがする。
相棒も同じ症状のようだ。

他のグループが船に戻ってから2本目のポイント・バラクーダロックへ移動。
今度は17メートルくらいのところでコンパスの使い方の訓練をする。
水底についてさっそく、相棒と240度のほうに20キック進んで、もとの位置に戻る訓練開始。
20キック進んで、向きを変えたものの、スタート地点の目印をチェックしていないうえ、先生たちはどこかに泳いでいってしまったため、海のなかに相棒と2人きり!!
1分間くらい水中で先生達を探すも見つからず、水面へ浮上。
船のクルーに先生の位置を教えてもらい、潜行に使ったロープをつたい、何とか先生たちに合流。
そして、何事もなかったかのように、コンパスを使って四角を描くように泳ぐという訓練を支持された。そして私たちをおいて泳いでいってしまった。
「適当だなぁ」
と思い不安を通り越して軽く怒りを覚えながら、小さめにフィンキックして課題をこなし、スタート地点の水面で待つ。
しばらくして先生達と合流した。
すると「残圧50になるまで自由行動。50になったら5mストップ」との指示があった。
個人個人で5m安全停止に移るのか、グループでやるのかわからないまま、みんなが見えるところで魚を観察。
結局私が安全停止に移るのが一番遅く、時計をしていないので3分経ったのかわからないまま相棒と水面へ。
「本当に適当だよ。セブで取ればよかったな」
と思った。

船にみんなを乗せ、ランチをしに船乗り場に戻る。
私は窒素酔いから回復したが、相棒は辛そうだった。
隣でハイネケンを飲んでいるグアム在住のイケメンアメリカ人・ティーさんとの会話を楽しむ。今日はthanks giving dayということで、夜のパーティーに招待された♪
ランチをとった後は、レックダイビング(沈船観察)へ。
アドバンスドをとるためには、ディープダイビングとナビゲーション(コンパスを使う)、中性浮力のほかに二つ選ぶ。このうち1つはグループの関係から昨日ドリフトをしたのだが、残りのひとつをレックにしたのだ。
レックはかなり渋いと先生に言われたが、ダイビングをするからには見て見たいのだ。

船には、昨日から一緒のお姉さん2人と、体験ダイビングの新婚さん2人も乗り込む。
イルカウォッチングのクルージングの後(結局見られなかったけど気持ちよかった)、ダイビングポイント・アメリカンタンカーへ。
2005-11-27 15:37:57
海はビックリするくらい透視度が低いが、沈船の趣きをより深いものにしている気がした。
小さな入口からタンカーの中に入る。
「かつてこの船は水面を勇ましく進み、この中で活気ある人たちが活動していたんだよな」と思うと、ロマンを感じた。
魚達の活動を見ながらタンカーの周りを泳いでいると、私の横に並んで同じ速さで泳いでいる魚がいた。まるでタンカーを案内してくれているようだった。
タンカーの窓から顔をだして写真を撮った後、エア切れになり水面へ。
「やっぱりダイビング最高!!」
と思いながら船に上がる。
すると相棒が倒れこんでいる。
窒素酔いが抜けず、4回も水中リバースしたらしい!!
バディーなのに、全く気づけずに本当に申し訳なかった・・・。
リバースでレギュレーターがつまり、オクトパス(予備用の空気を吸うもの)に代えて呼吸してまで頑張った相棒、強すぎる!
私は、一生ついて行くよ(笑)

トラブルがありつつも、5ダイブ終了。
船乗り場に戻り、ログ付けをし、アドバンスドの申請書類を書いた。
2005-11-27 00:55:54

左からかっこいいクルー、絡みにくい先生、ギャグがイマイチわからない先生(笑)

「アドバンスドが取れ、仮のカードをもらって感動する」
っているシナリオを描いていたけれど、仮カードがないためホテルに届けられることになった。
今回のダイビングスクールは、最後の最後まで事務的な感じがした。

ともあれ波乱万丈のアドバンスド取得ダイビング終了ー☆





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最終更新日  2005年11月27日 15時39分00秒
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