お盆休みの影響で、電車の中も心持ゆったり
朝の通勤ものんびりムード
しかし、相変わらず暑い毎日ですね
さて、先日の続き
大島でのくさや作り体験をご報告しま~す
「くさや」=臭い とっても臭い
そんな噂しか耳にしたことがなかったので、どんなに臭いのか
初めての臭さにワクワク
くさやの加工場へ入ってみると、ちょっと魚臭さはあるものの
まだまだ、大丈夫な匂い
原料となる、アジちゃん達が私達を出迎えてくれました
このアジをさばくまでは、普通の干物と変わらない工程ですが
くさや作りの特徴となっているのが、漬けこむ浸水液
酸素を嫌う嫌気性細菌が含まれているので、保管するのは
地下にあるタンクの中
そのタンクの中から、ポンプで豪快に樽の中へくさや液をくみ上げます
すごい色の液体
なんと、400年も前から繰り返し使っているものだとか
年代物の大切なくさや液
塩が貴重だった頃、一度使った塩水(浸水液)を捨てるのはもったいないと
繰り返し使っていたら、自然と発酵してくさや液が誕生したそうです
「このままなめてもいいんだぞぉ~ おじさん達はなめてみて
今日はどれぐらいの塩を足そうか考えるんだ」と加工場のご主人
しかし、この液体に指を入れ、味見をするにはちょっと勇気が必要
躊躇する子ども達に
「こんな機会はめったにないから、なめてみら!」と背中を押す私
すると、「じゃあ まず先生からなめみたら」
えっっっっっっっっっっっっっっ!!
ちょっと、ちょっと、まだココロの準備が・・・
でも、ここでなめなかった女がすたる(笑)
言いだした私がなめないわけにはいかないと勇気を持って指をチャポン
そして、ペロリ
イカの塩辛をもっと生臭くして、ウニのようなとても複雑な味
でも、思っていたより、大丈夫な匂い
子ども達も私の後に続き、くさや液を味わっておりました
参加者の半数以上がこの日、初めて魚をさばくのに挑戦
中には、眉間にシワをよせながら、今にも倒れそうになりながら魚をさばく子も
目の前に山積みにされた魚達と格闘すること40分あまり
最初は、身がボロボロだったけど、きれいにさばけるように上達
これだけの魚をさばく機会は、めったにないので
とても貴重な体験になったようでした
最後に、炭火であぶったくさやを試食♪
香ばしさもあり、想像していたより美味しぃ~~
子ども達も、美味しいとパクパク
確かに独特の香りはありますが、想像していたものより
ずっと美味しいものでした
何事もチャレンジ!経験することの大切さを改めて実感
充実した1日だったなぁ~
このくさや作り体験の後には、大島にある「裏砂漠」へ
現像的な自然の風景にココロがゆる~り
東京都でこんな景色を見ることができるんですね