我家の年代物、12年間熟成させたドライフルーツのブランデー漬

レーズンにリンゴ、オレンジピール、レモンの皮
シナモンなどのスパイス、そしてブランデー
全てを混ぜ合わせ、瓶にいれ寝かせるだけ
蓋を開けた瞬間、甘～～くスパイシーな、香りだけで
ふら～としてしまいそうな、いい香りがします。

ドライフルーツのブランデー漬を作ってみよう！と思ったきっかけ

その1・・本で見た２０年もののブランデー漬で作ったパウンドケーキを見て
　　　　　私も食べてみたい！
　　　　　どんな香りが広がるのかなぁ～　好奇心と食欲が刺激され
　　　　　食べたくなったから。
　　　　　でも、20年ものなんて、売られていないので自分で作ろう！と思っちゃいました

その2・・昔よく見かけた、三段重ねのウエディングケーキ
　　　　　実は、一段ごとにそれぞれ意味があるんです。
　　　　　一番上は式の後、そのまま大切に冷凍庫に保管し、結婚一周年または、
　　　　　二人の赤ちゃんが誕生したの時食べるもの、
　　　　　そして二段目は式に来られなかった人へ
　　　　　一番下は、結婚式でみんなと一緒に食べ、お祝いをする♪
　　
　　　　　まだまだ、結婚に夢を抱いていた私は、あ～私も自分の結婚式には
　　　　　自分でケーキを焼くぞ！
　　　　　ちょうど、シュガークラフトを習っていたこともあり、自分の将来のため
　　　　　ブランデー漬を作りました

 

友人の結婚式に、このブランデー漬を使って２段ケーキを作りましたが
自分の結婚式では、それどころではなかった・・・
12年前は、いろんな事に夢を見てたんだなぁ～と
自分のことながら、ちょっと照れてしまいます（*^_^*）

そんな、たくさんの思いが詰まったブランデー漬を使って
おとなのパウンド―ケーキを作ってみました

 

焼きたてよりも、２日程置いて、香りが全体にしみ込んだ頃が
おいしい食べごろ。
口いっぱいに、甘さと香りがふわぁ～と広がる・・・
紅茶に、シロップだけをいれたり、チョコやココアと混ぜてもおいしそう
夏には、アイスに混ぜて、簡単ラムレーズンなんて♪

目指すは、２０年ものなので、少しずつ楽しみながら
大切に後８年、じっくり熟成させなきゃ。

子供が生まれた時漬けこんで、お酒が飲めるようになった20歳の
誕生日に、ブランデータップリのケーキなんていうのも
いいかもしれませんねぇ～