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[風景写真の撮り方] カテゴリの記事

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  今日は前から狙っていた物を

  今日は花の撮影におあつらえ向きの天気です。曇りで風もありません。以前から狙っていたスノーフレイクの撮影をする予定です。大分花の数が増えてきました。東京から１ヶ月以上花期が遅れていますね。ある方のブログでスノーフレイクを初めて見たのは、確か三月でした。それから撮影したいと考えて探したのですが、近場では見つかりませんでした。それが今では周りであちこちで見うけられます。銀行の花壇にも植えてありました。隣の家の庭の花壇にも咲いていました。今日はスノーフレイクと白い色の片栗の花を撮影する予定です。それと山葵の花も撮影する予定です。写真は福島県の裏磐梯の小野川湖の朝焼けです。

  2007.04.28

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  今日はスカだった！

  昨日の天気予報で山形、宮城は今日は晴れの予報です。いろいろ検討して山形に行く事にしました。上山市の上山城の桜、山形市の霞城公園の桜、天童市の舞鶴公園の桜を撮り歩く予定です。朝は四時起きです。家は五時に出発しました。予定では三時間程で上山市につく予定です。八時少し前に着きました。初めに手ぶらで散策してみました。空の様子はあまり芳しくないです。これはスカを引いたか？上山城をバックに手前に桜の構図がとれる場所があります。四人ほど人がおりました。どうやらプロが二人にアマチュアが二人のようです。その人達の話をだまって聞いていました。話しを聞くだけである程度はその人のレベルが分かります。プロと思える人がアマチュアの人に「ベルビア５０の感度は４０だよ。」と話していました。私は思いました。この人は並のプロだな。どうやらアマチュアの人に単体露出計の使い方を説明しているようです。アマチュアの人は自分の露出計を取り出して、プロの人の話しに頷いています。そんな事自分で考えろ！何年写真撮っているんだ！私はそう考えます。アマチュアの人二人はマミヤの６ｘ７の一眼レフを三脚に据えていました。プロの人二人は三脚は出していますが、カメラはカメラザックの中です。空模様があまり良くないので様子を見ているのでしょう。暫くしてアマチュア二人組みが帰っていきました。プロの人二人はまだいます。桜は満開です。風もありません。チューリップも咲いています。とてもいいロケーションです。ただいつまで待っても青空になる様子がありません。今日は駄目だな。何所へ行っても駄目だな。そう考えて帰る準備をしました。側にいたプロの人一人に話しかけてみました。どうやら一人が北海道から来てもう一人は横浜から来たそうです。ご苦労さんな事です。何日も車中泊をしているようです。私にはそうゆう真似はできませんね。家に帰って来たのはお昼頃です。クロネコが来たらしくご不在連絡票が郵便受けに入っていました。ＰＡＮＡ通信社からのフィルムです。さて何枚預かってもらえたのか？写真は秋田県の田沢湖の辰子像です。田沢湖の朝焼けを撮りに行った際に、早く着いたのでどのように写るか実験してみたのです。

  2007.04.24

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  心象風景６

  昨日は無言電話が２回ほどかかってきました。電話の主は誰なのでしょう？何とかしてゴールデンウィークにＭさんに会いたい。Ｍさんとは愛姫様の事です。撮影にＭさんを連れて歩きたい！助手席に松浦亜弥かはしのえみが乗っているようなものですね！ハイ！今日午前中にＪＴＢフォトから支払い通知書が来ました。秋田の安の滝、宮城の鳴子峡などが旅行パンフレットに採用されました。どちらも多目的使用です。多目的使用とは同じ写真が二回三回と使われる事です。パンフレットの表紙に使われ、中でもう一回というふうにです。訳のわからないのが一枚あります。旅行パンフ、デジタルパンフ流用とありますが、写真Ｎｏが意味不明です。とにかく売れて良かったです。ハイ！写真は岩手県の宮古市の浄土ケ浜の夜明けです。雲が鳥の羽のようですね！この様な時はバンバン撮って後から選ぶに限ります。

  2007.04.23

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  心象風景５

  この写真は福島の裏磐梯の小野川湖の夜明けです。この写真には特別な思い入れがあります。私の恩師故五味先生が好きな写真でした。私は毎年写真年賀を作成して知り合いに送っています。この写真もその中の一枚です。ある年のお正月五味先生から２枚目の年賀状がきました。私は不思議に思いそのはがきの文面を読んでみました。その内容は毎年の写真年賀をとても楽しみにしています。今年は特に私の心情にぴったりくるものがあり、手紙を書きました。私はこの写真年賀に希望を持ちました。という内容のものでした。その年だけ２種類写真年賀を作り、絵心の分かる人にはこの写真の年賀状を差し出しました。後年五味先生は癌が再発して闘病生活を送りましたが、私に「今書いている私の本の表紙に写真を使わせてほしい。」と申されました。私は二つ返事でＯＫしました。どのような内容の本を執筆なさっているのか分かりませんでした。五味先生が亡くなって三回忌に旦那さんが本をまとめられました。その本は人の間という題で自身の癌の闘病記を綴ったものでした。本の中身は健康な人からすれば、理解できない部分もあるような代物です。癌とはこのような病か！この本を読んでいて少しは理解できました。亡くなった五味先生はいろいろな人達に、様々な方法で助けてもらっていた事をこの本を読んで初めて知りました。それは多分五味先生の人柄がそうさせたものだと私は思っております。卒業生が家まで３０分自転車をこいでわざわざ来てくれる。そして私の車を運転して病院まで送ってくれる。私はかんしんしました。そのような卒業生に。そして卒業生にそのような行動をおこさせた五味先生に対して。その卒業生にとっても五味先生はとても大きな存在だったのでしょう。私と同じように。私にとってこれから先、五味先生のような人は現れないでしょう。五味先生お変わりありませんか？Ｔ君お変わりありませんか？これが二人の手紙の文頭でした。

  2007.04.22

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  今日は何所に仕事に行きましょうか？

  昨日の天気予報では福島、宮城は今日は晴れの予報です。さて何所に撮影に行くとしましょうか？福島は合戦場の枝垂れ桜、宮城は涌谷町の城山公園の桜。ローカルですが契約している地元のＴ社の撮影希望地のリクエストにある、涌谷町の城山公園に行く事にしました。他のカメラマンは撮影しないでしょう。契約している東京の業者はローカルなので採用しないでしょう。撮影すれば採用される確立は高いでしょう。観光課に桜の状態を確認してみました。五分から七分咲きだそうです。晴れの天気は今日しかチャンスがありません。撮影地に行ってみると河川敷が臨時の駐車場になっていました。車を駐車して城山公園に向かいました。お城があるのでそれと桜を絡めて構図を決めました。青空です。桜は八分咲きという所でしょうか？新製品のベルビア５０を使用するつもりでしたが、風が強いので被写体ブレを起こす可能性があります。ベルビア１００を使用して撮影する事にしました。縦、横ワンカットづつ撮影しました。桜が満開で風が弱かったら良かったのですが。自然には逆らえませんね。私の思うようにはなってくれません。写真は福島県の裏磐梯の中津川渓谷です。説明しなければ何所を撮ったのか分からないでしょう。このような写真は売り物にはなりません。自分のストック用ですね！

  2007.04.20

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  桜は満開でもお天気がこれじゃ～！

  桜の開花前に今年の東北地方の桜の撮影プランを練りました。例年に比べ一週間ほど開花が早まる予報でした。確かに１週間程早いですね。今現在福島県の主な撮影ポイントは満開です。ただ予報では晴れるのは金曜日となっています。それまではもちそうにありませんね。合戦場の枝垂れ桜と紅枝垂れ地蔵桜。これはもしかしたらいいかもしれません。両方とも行った事がありません。ネットで調べてみると三春の滝桜の側にあるようです。三春町は愛姫の生まれ故郷です。田村家というらしいです。私の愛姫様ではありませんよ。なんと確か十一歳で正宗に嫁いだようです。そして初めてのお子様は二十六歳で出産したらしいです。なかなか子宝に恵まれず肩身の狭い思いをしたと思われます。宮城県の桜も満開ですね。これも予報は金曜日が晴れです。他の日は曇り空ですね。開店休業ですね。しょうがないので快晴の日に満開になっている桜を撮影するしかありません。ネットで調べていればだいたい予想がつきます。山形、岩手、秋田、青森の桜に期待しましょうか？桜の満開と快晴が一緒になる事を！写真は宮城県の栗原市の湯浜峠から見る栗駒山です。

  2007.04.17

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  絶景２

  今日は前々から狙っていた沈丁花の花を撮影しました。縁側から庭を眺めていて咲いているのに気づいたのです。ありふれた花では買いとってもらえません。ただ基準が曖昧ですが。先方のストックの状態が分からないので。とりあえずフィルム１本分、絞りを変え露出を変え構図を変えて撮影しました。午後からは買い物です。コンタクトのケア用品その他諸々。帰りに銀行に寄って通帳記入しました。取引先のＯ社から入金がありました。隣町の桜がやっと五部咲きぐらいになりました。仙台の桜は満開のようです。私が住んでいる場所は仙台から５０ｋｍ程北ですから。そのくらい桜の開花状況に差があるようです。フジクロームベルビア２が新発売になりました。東京のクリエイトに電話をして、ブローニーと４ｘ５のフィルムを注文しました。どのような発色をするのか楽しみです。多分ＲＶＰとさほど変わらないと思いますが。ちなみに３５ｍｍは同時に発売にならなかったようです。さて絶景。私にとって絶景とは息を飲むような風景。どうしても同じ場所なら新緑の時期より色鮮やかな紅葉の時期の風景を優先してしまう。この写真は秋田県の北秋田市の安の滝です。春に紅葉の写真でどうもすいません。山と渓谷社の日本の絶景上にも載っています。本には新緑の時期の安の滝が載っています。その写真を撮影した森田敏隆さんは業界で有名な方です。本で紅葉の時期のベストな安の滝をここ数年撮影したいと思い秋に訪れている。ただ未だに果たせないでいると書いてありました。そのような訳で紅葉の時期の安の滝を載せた訳です。私は森田さんとは逆で紅葉の時期の安の滝のストックはけっこう持っていますが、新緑の時期の写真があまりありません。今年は撮影に行く予定です。六月上旬以降でしょうか？ここは本当に秘境のような場所です。私の好きな撮影ポイントでもあります。紅葉の時期は観光客で大変混みますが、新緑の時期は観光客も少ないです。ただ熊と遭遇する可能性があるようです。鈴を買ってカメラザックに付けて行こうと思っています。安の滝周辺には滝がいっぱいあります。ただどの滝にアプローチするにもけっこう山道を歩かなければなりません。幸兵衛滝という滝も安の滝のすぐ側にありますが、ここに行くのは半端じゃありません。道がかなり険しいのですよ。心臓がバクバクものです。それに比べて安の滝は駐車場から歩いて四十分程かかりますが、ハイキングみたいなものです。日本の滝百選で第２位に選ばれているようです。皆さんも是非行って見て下さい。これは素晴らしい所だと思うはずです。

  2007.04.16

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  観光写真

  昨日の夜ＮＨＫの総合テレビのクイズモンスターを見ました。番組の中で２５～２９歳の女性の未婚者の割合は約６０％と言っていました。私の愛姫様もその中に含まれます。本人としてはどう思っているのでしょう？本当にすまない事をしたと反省しています。他の女の色香に惑わせられて彼女の気持ちに応えてあげることが出来なかった。私の前から彼女がいなくなって初めて気づいたのですから。私の本当の気持ち。鈍感なものです。どうして他の女が二人の間に割って入るのだ。それも人妻だぞ！自分の立場を考えなさい！私は勘違いしてしまったじゃないか？いい迷惑だ！まだ首の皮一枚でつながっているからいいようなもの。何とかせねば。頭が痛い。寝ても覚めても頭の中は愛姫の事でいっぱいだ。困ったな～。僕はどうしたらいいんだ！天国の五味先生！教えてくれ！前書きはこのくらいにして。本題に入ります。観光写真。簡単に説明すれば観光ポスターや旅行パンフレットに使用されている写真です。「その写真を見た人がその観光地に行きたくなるような写真。」これはこの業界で有名な山梨勝弘カメラマンが書いていた言葉です。私もそのとうりだと思います。つまりはその観光地のベストなシーズンにベストな条件で撮影した写真だという事です。撮り始めて気づいたのですが、いい写真を撮影する条件とは本当にシビアなものです。どれか一つの条件が欠けても何か間が抜けた写真になってしまいます。絵葉書写真と悪口をたたく写真家もいるようですが、絵葉書写真を撮影する事は以外に難しいのです。撮っている本人が言うのですから間違いはありません。皆さんも試しに絵葉書写真を観光地で撮影してみて下さい。そして自分が撮影した写真と観光パンフレット等に載っている写真を比べて見てください。私の言っている事が理解できるはずです。観光パンフレット等に使用されている写真は何万枚の中から選ばれた一枚です。そのような写真を撮影する事を成合としている人も世の中にはいるのです。私もその中の一人ですが。写真は宮城県の蔵王のお釜です。趣味で撮影していた頃はこのような写真はまったく撮りませんでしたね。蔵王に行ってもコマクサの接写ばかりしていた記憶があります。意外と撮ろうと思うと上手な写真が撮れません。そのようなものです。観光写真を撮るという事は。

  2007.04.15

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  心象風景４

  昨日に続けて今日の写真も小田代ヶ原の貴婦人です。今日のは黄金色に輝く霧です。続けて載せた方が比較できると思い今日も載せました。光の帯が見えると思うのですがこれは６月の撮影です。１１月に同じような条件に恵まれると、光の帯が細く白樺だけに当たるそうです。霧がのたうつ中とても幻想的な風景になるそうです。私は挑戦する予定です。それまで車から振り落として壊したマウンテンバイクを修理しなければなりませんね！林道を四十分ぐらい歩くのは嫌ですから。１１月１８日ぐらいだそうですから東北地方の秋の撮影は終了しています。条件を良くチェックして撮影に望みたいと考えています。幻想的な風景写真を撮影するという事は大変だという事です。運も味方してくれなくては撮れません。

  2007.04.13

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  心象風景３

  今日の宮城県の天気予報は晴れです。快晴でしたら出撃するつもりでした。朝起きてベランダから外を眺めてみました。あまりパットした天気ではありません。出撃は取り止めにして近くのみつまたの花の接写をする事にしました。以前にも撮影しましたが早かったようです。今がちょうど満開のようです。オレンジ色と黄色の花が咲いています。これは売れるでしょう。昨日も撮影しましたが風が強かったので途中で止めました。今日はさほど風は強くはありません。絞りを変え露出を変え構図を変えてフイルム１本撮影しました。今日のノルマは終りです。この写真は栃木県の奥日光の小田代ヶ原の貴婦人を写したものです。レンズは３００ｍｍＦ２．８を使用しました。（５０万円程しました。）このような写真を撮影する場合私の場合は３５ｍｍカメラ（もしくはデジカメ）しか考えられません。同じような絵柄で写す場合４ｘ５なら１２００ｍｍ、６ｘ７ならば６００ｍｍですか。ちょっと私には現実的ではありません。リンホフには最高で７２０ｍｍがつきます。それでも３５ｍｍ換算で２００ｍｍ程ですか。それならリンホフにブローニーの６ｘ７のホルダーを付けて撮影すれば同じような絵柄が撮影できます。マミヤのＲＺ６７なら５００ｍｍのレンズに１．４倍のテレコンを付けて撮影する事になります。費用対効果を考えると今の私には必要ありませんね。とりあえず４ｘ５のレンズを地道に揃えていく事にしましょう。自分用だから３５ｍｍで充分でしょう。伸ばしてもせいぜい四つ切り程度ですから。ポストカードにするのが目的ですから。この日の小田代ヶ原は条件が良かったです。２回しか行った事がありませんが。レンズを交換しフイルムの種類を変え随分撮りました。フイルムが現像から上がって来てから思ったのですが、随分色が変わるなと思いました。夜明け前のドーンパープルから始まり、黄金色の霧。そして日の出に向かっていきます。ただこの時はちょとしたトラブルが発生しました。今まで経験した事のないトラブルです。私の愛姫様もフイルムを見て「これは木じゃないですか？」と私に言いました。フイルムの端の方にほこりが付いていたのです。フイルムチェンジする際にどうやら圧板にほこりが付いていた様です。それもフイルム３本ぐらいに付いていました。端の方なのでトリミングすればすむ事ですが。これからは充分に気おつけましょう。

  2007.04.12

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  ついでに撮る写真

  昨日の天気予報では宮城県は晴れです。ただ晴れと言ってもいろいろでして、我々の望む晴れはすっきりとした青空です。昨日松島の瑞巌寺の臥竜梅と白石の益岡公園の桜の開花状況を問い合わせてみました。臥竜梅は満開、益岡公園の桜は七部咲きだそうです。天気が良かったら松島に撮影に行く事にしました。朝起きてみたらそれ程良い天気ではありません。今日の撮影は中止です。宮城県は当分晴れる予報ではありません。春はすっきり晴れてくれる日があまりありません。この写真は福島の裏磐梯の小野川不動滝に行った時に撮影した写真です。業者に言わせるとこうゆう写真は売りずらいそうです。そのような指摘をされてからはあまり撮影しなくなりました。本当はこのような写真を撮影する事が好きなのですが。フイルム代と現像代を節約する為にあまり撮影しなくなりました。今年からはこのような被写体を発見したら進んで撮影する事にしましょう。４ｘ５で商売用の写真を撮影して、６ｘ７と３５ｍｍで自分用の写真を撮影する事にしましょう。

  2007.04.11

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  心象風景２

  福島県の裏磐梯にある曽原湖。ここは春に極希に素晴らしい風景を見せてくれます。ただ早起きしなければなりませんが。ミルク色をした朝霧の中、曽原湖の浮島が水鏡に己の姿をその湖面に映しています。私がこの湖を一番最初に訪れた時その霧に驚きました。確かに私の眼前には曽原湖がありました。ただ何所に浮島があるのかは見当がつきませんでした。しばらくしてぼんやりと島影らしき物が見えてきました。三脚を据えてカメラをセットして撮影の準備をしました。はたして何時シャッターを切ったらいいのか見当がつきませんでした。露出を変え構図を変えいろいろ撮影しました。初めての挑戦にしては良く写っていた記憶があります。今日アップしている写真は２度目に訪れた際に撮影した写真です。この時も霧が濃く風も無く曽原湖の湖面は水鏡のようでした。当然浮島は湖面に己の姿を投影しています。今年の春は大判カメラで撮影に挑戦してみる予定です。五月の末から六月にかけてですか。天気予報をチェックして万全の体制で撮影に望みましょう。無風の時に！幻想的な風景を撮影するには気象予報士のようにならなければなりません。

  2007.04.10

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  十和田湖の展望台

  青森県と秋田県にまたがっている十和田湖。十和田湖には湖の展望台が各地にあります。宇樽部の東の十和田山、両半島の間の瞰湖台、発荷峠、そして湖北の御鼻部山が4大展望所といわれています。この他にも旧瞰湖台、甲岳台、紫明亭、白雲亭、滝ノ沢、青ブナ山があります。さて私は十和田湖の写真を撮影する為に何回か通っています。観光ポスターや旅行パンフレットで見る事が多い十和田湖の写真は、瞰湖台と甲岳台から撮影した写真が多いようです。そこで面白い事に気づきました。例えば瞰湖台より旧瞰湖台からの眺めの方がいいのです。旧瞰湖台とは現在の瞰湖台の場所に展望台が出来る前の展望台だったらしいです。林の中の獣道のような所を登って行きます。人工的なものは何もありません。地元の知っている人や写真を撮影する人はこのポイントを知っているようです。それに瞰湖台の真上にも絶壁の上から眺める事ができるポイントがあります。私も一度登ったことがあります。ただ旧瞰湖台の方が眺めがいいようです。発荷峠は十和田湖で一番の展望台といわれています。ただ私はそのすぐ近くの紫明亭からの眺めの方がいいと思います。こちらの方がこみません。発荷峠展望台は大勢の観光客で込み合います。甲岳台展望台から十和田湖を眺めても写真のようには見えません。実は写真を撮影するポイントは少しずれているのです。初めて行った時におかしいと思い散策してみました。そうしたら人が歩いた跡らしきものがありました。そこを行ってみると前方が開ける場所がありました。どうやらその場所からカメラマンは撮影しているようです。みなさんも十和田湖に行く機会がありましたらベストなポジションから撮影なさって下さい。写真は甲岳台から眺める十和田湖です。

  2007.04.09

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  山登り！

  私は本格的な登山はしませんが、片道２時間程度の山登りはします。登山が目的ではなく写真を撮影するのが目的で山に登ります。鳥海山、栗駒山、蔵王、一切経山などに登山した事があります。蔵王は登山とはいえないかもしれませんね。お釜のすぐ側まで車で行く事ができ、駐車場から二十分ほどでお釜の撮影ポイントに着きます。私は３箇所のポイントからお釜を撮影します。蔵王に行って撮影するのはお釜のほかに高山植物の駒草です。去年はタイミングが合わず撮影できませんでしたが、今年は撮影したいと考えています。できれば朝露がついている駒草を撮影してみたいです。簡単に行ける蔵王ですがやっぱり山です。条件を選んで行かないと青空バックのお釜の写真は撮影できません。私は撮影に行く時には念には念を入れて、検討して撮影に行きます。最近はお陰様で百発百中になりました。栗駒山は蔵王ほどシビアではありませんね。秋の紅葉がとても綺麗な山です。個人的には宮城県で一番紅葉が綺麗な場所だと思います。栗駒山は家のすぐ側から見えます。車で５分ほど走ると見えてきます。青空をバックにして栗駒山が見えなければ行っても無駄なようです。撮影に行く予定を組んでも、山がはっきり見えなければ途中で引き返します。経験を積んで行っても無駄だと分かったからです。栗駒山を撮影する時は一時間程山登りをして、途中のピークから撮影します。基本的に山を撮影するのですから山頂までは登る必要がありません。それとも世界谷地原生花園という湿原から撮影します。ここはニッコウキスゲの時期に撮影するのがベストです。手前にニッコウキスゲが咲き乱れる湿原を入れその奥に栗駒山を入れて撮影するのです。梅雨時期なのでニッコウキスゲの開花のピークと快晴がなかなか一緒になりません。一緒になれば綺麗な写真が撮影できます。鳥海山は鳥海ブルーラインを車で鉾立まで行きそこから山登りをします。このコースが一番一般的だそうです。ここも山を撮影するのが目的ですから私は頂上までは登りません。鳥海湖がある御浜まで登ります。手前に鳥海湖その後ろに鳥海山の山頂を入れて撮影するのが定番です。鳥海山は蔵王に輪をかけて気象条件が厳しく、なかなかスッキリ晴れてくれません。ここは撮影するのが難しい山です。今年も兆戦してみる予定です。ニッコウキスゲが咲き乱れる時期に登る予定です。ここでも高山植物を撮影する予定です。福島県の一切経山。ここは磐梯吾妻スカイラインで行きます。浄土平に車を駐車して二時間程で山頂に登れます。岩山なので足が痛くなります。しっかりした登山靴又はトレッキングシューズを履いて登らなければなりません。蔵王のお釜の見物とは訳が違います。秋には登った事があります。夏に登ってみたいと思います。ここは高山植物は撮影できませんが、変わりにコバルトブルーの色をした五色沼が山頂から撮影できます。なかなかここもスッキリ晴れてはくれません。中途半端な時に登っても無駄になるようです。今年登ってみたいと考えているのは岩手県の早池峰山です。ハヤチネウスユキソウを撮影したいのです。エーデルワイスに良く似た高山植物です。七月ぐらいに咲くようです。今年の夏の予定は山登りですね。大判カメラのほかにマクロレンズと３５ｍｍの一眼レフも一緒に持って行きましょう。写真は一切経山の山頂から見た五色沼です。

  2007.04.08

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  心象風景１

  心象風景を撮影する事は意外と難しい。ある人に言われました。「見てると分かるけど、撮っているのは心象風景じゃない。」それと別な人にはこう言われました。「心象風景だね。楽しみにしているよ！」はて心象風景とは？理屈では分かっています。確かにアマチュアの時から説明的な写真はあまり撮影しませんでした。でも撮っている本人からすると意識して心象風景を撮影している訳ではありません。プロを目指しそしてプロになってからはあえて説明的な写真ばかり撮影してきました。ただ最近むなしくなってきたのです。これからは心象風景も撮影する事にしましょう。できれば幻想的な写真を。写真は栃木県の奥日光の小田代ヶ原です。林道をマウンテンバイクに乗りカメラザックと三脚を担ぎ撮影ポイントに向かいました。そのマウンテンバイクは今車から振り下ろし故障中です。１１月に撮影に行きたいのでそれまでは修理する予定です。

  2007.04.07

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  午前中は具合が悪くベッドで寝ていました。

  今日は朝はいつもどうり起床しました。ところが花粉症で鼻水が出るわ出るわ、いつも側にボックステッシュを置いていなければなりません。くしゃみも出ます。駄目だこりゃあ！大人しくベッドで横になっていましょう。まだ桜の撮影が忙しくなる前なのでのんびりできるのです。桜の撮影が始まったらのんびりとはしていられません。お昼近くなって起き出しました。今現在パソコンに向かってブログをかきこんでいます。写真は宮城県仙台市の秋保大滝です。この前は滝壷から撮影した写真を載せましたが、今日のは観瀑台から撮影した写真です。新緑の時期と冬の氷瀑はいい写真のストックがあります。当分は撮影する必要がないでしょう。紅葉の秋保大滝がないのです。紅葉の時期は大勢の観光客で混みます。ここはなかなか思うように紅葉してくれません。

  2007.04.06

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  旧花山村

  今の栗原市。合併して花山村は栗原市になりました。私は旧花山村が宮城県内で一番好きな撮影地です。なんといっても自然が未だに手付かずのまま残っています。すぐ側には栗駒山があります。ランプの宿もあります。新緑の季節に白糸の滝を目指してハイキングをすれば、足元にはニリンソウの群生があり私達の目を楽しませてくれます。秋には紅葉が素晴らしく湯浜峠から見る栗駒山の紅葉はとても綺麗です。大小の滝もあり代表的なものが浅布渓谷の不動の滝です。滝としてのスケールはさほど大きな物ではありませんが、いろいろな撮り方ができる滝です。私は紅葉の時期より新緑の時期の不動の滝が好きです。ここも晴天の時より曇天の日の方が撮影がしやすいですね。滝全体に太陽光がまんべんなく当たれば良いのですが、地形の関係もありなかなかそう上手くはいきません。中途半端に光が当たりまだらになるくらいなら、逆に曇天の時のフラットな光線の方が私は良い写真が撮影できると思います。写真は宮城県栗原市の浅布渓谷の不動の滝です。

  2007.04.05

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  宮城県でも桜が開花しました。

  今日朝起きて新聞を読んでいました。桜の花の画像がありました。どうやら白石市の益岡公園で桜が開花したようです。東北地方では桜は開花してから五日ぐらいで満開になるそうです。という事は日曜日ぐらいに満開になるのかと考えました。新聞の週間天気予報の欄を見てみました。予報では晴れるのは火曜日とあります。直前になったら白石市の観光協会に問い合わせて見ましょう。桜の満開と快晴が一緒になれば撮影に行く予定です。近くには一万本の水芭蕉が次々花咲く水芭蕉の森やシーズンになると１３万株ものシバザクラが咲くスパッシュランドパークがあります。条件があえば一緒に撮影する予定です。写真は宮城県仙台市の鳳名四十八滝です。これは五月に撮影した写真ですが以前六月に撮影した写真をある業者に送ったら時期が遅いと言われ返されました。それで次の年に撮りなおしたのです。

  2007.04.04

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  抱返り渓谷は今工事中！

  今年の撮影計画プランを練ろうと思い、撮影ポイントをおおまかにリストアップしてみました。桜の撮影はだいたい決まっています。あとは桜の満開時期と快晴が一致するかで決定します。さてその後の新緑の撮影は？とにかく今まで行っていない撮影ポイントで、売れ線の撮影ポイントを優先する予定です。それについでに近場の温泉街も行ったついでに撮影する予定です。福島では磐梯山周辺、安達太良山周辺、塔のへつり、大内宿など、山形は羽黒山、月山、鳥海山、山寺、最上川、山居倉庫など、地元宮城は仙台市内を撮影する予定です。岩手は花巻、遠野周辺、小岩井農場、八幡平周辺など、秋田は八幡平周辺、田沢湖周辺、男鹿半島周辺など、青森は白神山地、下北半島周辺、あえて十和田八甲田周辺には行きません。行ったとしても個人的な撮影をするでしょう。「ああゆう所は出ないぞ！」とある人から言われているので。撮影する人が大勢いるので競争率が高いので、採用される確立が低いという事なのでしょう。ただ予定はあくまでも予定で、こんなには実際は撮影には行けませんが？さて抱返り渓谷をネットで検索してみました。なんとどうやら遊歩道が立ち入り禁止になっているようです。今年の九月まで工事で立ち入り禁止のようです。新緑の時期の撮影はできませんね！紅葉の時期には間に合うようですが。ここに行くたびに思っていたのですが、これは近いうちに大掛かりな工事が必要かなと考えていました。足元には崩壊してきた岩の破片が転がり、所々足場も悪いし通行止めの個所もありました。かえってこのようにきっちり工事して、安全な遊歩道に整備した方が良かったのだと思います。私はここの紅葉はあまり好きではありません。あまり鮮やかに色づかないからです。標高の関係でしょうか？それとも生えている木の種類の関係でしょうか？ただ新緑の時期の抱返り渓谷は好きです。水の色がエメラルドグリーンでとても特徴のある色をしています。ここの撮影も曇天の方がいいですね！写真は新緑の抱返り渓谷です。

  2007.03.31

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  松島の桜

  ＪＴＢフォトから宅急便が届くはずなのですがまだ届きません。届いたら写真台帳を作成しなければなりません。初めてのエクセルでの作成です。前にボンカラーでも一回作成した事があります。昨日ＪＴＢフォトからフォーマットがメールで送信になりました。アフロ、ＰＡＮＡ通信社どこも似たようなものです。昨日ＪＴＢに行って旅行パンフレットをもらってきました。北東北と南東北の春夏のエースＪＴＢです。ある方から「旅行パンフが写真を撮影する際に一番参考になります。」と言われたので、それから年に２回春と秋にＪＴＢにもらいに行くようになりました。たしかに参考になる写真がいっぱい載っていますね。私はパンフレットで松島の桜を知りました。地元なのにまったく知りませんでした。西行戻しの松公園に桜の時期に行ってみると、手前に桜そしてその向こうに松島の島々が浮かんで見えます。なかなかこのような場所はないのではないでしょうか？ただあまりスッキリ晴れてくれる日があまりありません。駄目な日は当然撮影はしません。最近は桜が満開でも天気が駄目な日は、撮影に行きもしません。行ったらどうしても撮影してしまうからです。どうせ無駄ですから。経費の無駄になってしまいます。観光ではありませんから。仕事で行くのですから。と言う事で写真は松島の西行戻しの松公園からの桜です。

  2007.03.27

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  新緑の中津川渓谷

  福島の裏磐梯の中津川渓谷。新緑の時期は何回も撮影に行っています。４ｘ５の大判カメラを初めて使って撮影したのも新緑の裏磐梯でした。ところが紅葉の時期の中津川渓谷のストックがないのです。去年も撮影に行こうと予定を組んだのですが、天候が余り良くなく断念しました。今年の秋は是非とも撮影に行きたいと考えています。ここでの撮影はどうしてもありきたりな構図になりがちなので、今年の新緑の撮影の際は、今までとは別な視点で撮影しようと考えています。ここでの撮影は基本的に曇天の方が撮影がしやすいです。晴天で撮影した事もあるのですが、コントラストが強すぎて余りいい写真が撮影できませんでした。ここの撮影後帰りに、山形の米沢の滑川大滝を撮影したいと考えています。

  2007.03.26

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  桜の撮影！

  新聞を見ると福島の花見山公園の桜の記事が載っていました。どうやら今年は四月の五日頃に満開になるようです。もし桜の満開と快晴が一緒になったら訪問してみましょう。すぐ側に福島の枝垂れ桜番付け表も載っていました。東の横綱は当然三春の滝桜です。西の横綱は紅枝垂れ地蔵桜とあります。聞いた事がありますが私は行ったことがありません。今年は行って見る事にしましょうか。東の大関には合戦場の桜が選ばれています。写真雑誌でも見た事があります。私も興味があります。機会を見て尋ねてみましょう。フジの新しいフイルム、ベルビア２は四月十六日に発売になります。これは多分福島の桜の撮影には間に合わないでしょう。写真は三春の滝桜です。定番の写真を撮影しようとカメラをセットしていたのですが、なかなかすっきり晴れず、場所を変えて撮影した写真です。

  2007.03.25

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  鳥海山が見えた（２）

  山形蔵王の地蔵山頂から見る鳥海山と樹氷。始めて見ましたが、この前にアップした写真の構図は空の配分が多く、間が抜けていたのでまともな構図の写真をアップしました。この前の写真はこの写真を撮影した場所と違う場所から撮影しており、いろいろ制限があったのであのような構図になったのです。この写真は何も制限がなく、思ったような構図で撮影ができました。気象条件は最高に良かったのですが、これで樹氷のできがもう少し良ければ最高でしたのに！

  2007.03.23

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  今日は気楽に撮影しよう！

  今日は春分の日ですか。もう私は墓参りは済ませて来ました。今日の予定ですが江合川にでも行って、ネコヤナギでも撮影しようと考えています。今日は４ｘ５の大判カメラは持たずに、３５ｍｍカメラだけ持って行こうと思っています。ニコンＦ４Ｓボディ一台とマイクロレンズと望遠ズームのレンズ二本、それとクイックセットハスキー三脚とローアングル用三脚だけ持って行こうと考えています。家の近くの川にも私が小さかった頃は、柳の木があってネコヤナギもあったのですが、今は皆切り倒されて全滅です。この前久しぶりに行ってみたのですが、撮影できそうな被写体はありませんでした。東京では桜が開花したそうですが、私の撮影エリアで桜が開花するのは、早くても四月の上旬でしょう。福島から撮影が始まるでしょう。今年は浜通りのいわき市周辺にも行ってみようと考えています。この写真は山形県の酒田市にある十二滝です。私は新緑の時期の十二滝が好きです。紅葉の時期は色があまりぱっとせず、私はあまり好きではありません。

  2007.03.21

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  苔の元滝

  秋田県にかほ市にある元滝。鳥海山の麓にあります。近くには奈曽の白滝等もありますが、立場が逆転して今は元滝の方が人気があるそうです。ここはいろいろな撮影ができて長時間滞在しても飽きない撮影地です。本当の元滝は少し上流にある滝のことを言うそうです。滝としては規模は小さいのですが、一面苔に覆われている滝で私は他にこのような滝を見た事がありません。私の滝の撮影地のお気に入りポイントの内の一つです。ここに行く際は隣県の山形の十二滝、羽黒山五重の塔なども一緒に撮影します。

  2007.03.19

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• 今日は予想外に晴れた！

  今日起きてから部屋の窓から外を眺めてみました。晴れています。青空です。朝食を食べてＮＨＫの朝の連ドラを見ました。さて機材の準備です。リンホフ一式をカメラザックに積め込みました。車に三脚ケースとカメラザックを載せて鳴子に向かいました。今年の冬は暖冬なので松島の雪景色の撮影は諦めています。途中まで行くと鳴子方面はあまり天気が良くありません。でもせっかく来たのだから行って見る事にしました。鳴子峡の中山平入り口につきました。先月来た時より雪の状態はいいように思われます。又撮影ポイントまで雪の中をラッセルです。なんとレストハウスが工事中です。どうやら新しくするようです。いつものポイントより大分手前にカメラをセットしました。長靴で雪を踏みしめて三脚を立てる場所を確保しました。ところがなかなかスッキリ晴れてくれません。私の背後は青空でスッキリ晴れています。一時間ほど待ちましたがなかなか思ったように晴れません。カメラを分解しました。そしてザックに収納しました。ところがだんだん晴れてきました。又三脚をセットしてリンホフを載せて組み立てました。雲が切れていくのを待ちながら、４ｘ５で四枚程撮影しました。あまりいいできではないと思います。ブローニーでも撮影しようと思ったのですが、雲が多くなってきたので撮影はしませんでした。リンホフを分解してカメラザックに収納して、車に向かいました。家に帰ってきたのはお昼過ぎです。午後からは銀行に行ってクリエイトの支払いの振込です。銀行に行って入金の確認をしました。東北カラーエージェンシーから入金がありました。お金を下ろしてクリエイトの支払いを振り込みました。家に帰ってからはクリエイトに送る撮影済みのフイルムの準備です。準備が終わってから佐川に電話をしました。もともとクロネコを使っていたのですが、クロネコより安くするからと言われて今は佐川を使っています。さああとはネットオークションで落札になったウエーバーキャブの掃除です。明日先方に送る予定なのでこれからキャブの掃除をする予定です。出品してからあっというまに落札しました。時間にして六時間ぐらいでしょうか。驚きました。今日の日記はひとまず終わり。

  2007.03.15

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  鳥海山が見えた！

  今年も山形蔵王に樹氷を撮影に行って来ました。今年は暖冬でも山だから影響はないかなと考えていました。ところがロープウエイで地蔵山の山頂についてみると、いつもの年に比べ樹氷が小さい。それに青森とど松の葉がところどころ見えているではないですか。これじゃ樹氷のアップの写真は撮影できないなと思いました。しょうがないからロングで全景を撮影するしかないかと思いました。まず山頂駅の屋上の展望所に登ってみました。とても条件が良く天気は最高でした。鳥海山らしき山が見えました。他の観光客も「あれ鳥海山だよね！」と言っていました。私も冬の山形蔵王には六回ほど来ていますが、鳥海山が見えたのは初めてです。

  2007.03.12

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  今日の撮影

  昨晩ネットの天気予報で松島の天気予報をチェックしました。晴れの予報です。西行戻しの松公園から日の出の写真を撮影しようと思いました。冬は正面から太陽が昇るそうです。ただ元旦に行った際は、思ったよりかなり右方向から太陽が昇りました。さて今日は真正面からは残念ながら昇りませんでした。時期的に少し遅かったようです。どうやら二月にちょうど正面から太陽が昇るようです。来年はいい時期を狙って又兆戦しようと思いました。今日の条件は可も無く不可も無くといった状態で、あまりいい写真は撮影できなかったと思います。３５ｍｍのニコンと４ｘ５のリンホフの２台を準備しましたが、４ｘ５では撮影せずブローニーのホルダーで６ｘ７で撮影しました。条件が良ければ４ｘ５で撮影したのですが。結局３５ｍｍを１本、ブローニー１２０を３本撮影しました。かなり寒く指先がかじかんでブローニーのシールを上手くはれず大変でした。ブローニーは３５ｍｍと違い取り扱いを少し誤っただけでフイルムがカブリますから。手抜きは出来ません。せっかく日本三景の一つの松島の地元に住んでいるのですから、松島をテーマにして撮影してみようかと考えています。それもできるなら他の人が撮影しないような松島の風景写真を。結構探してみれば他の人が撮影していないポジションから撮影できるポイントが結構あるはずだと思っています。今年は桜の開花が大分早くなるそうです。そこで日本三大桜のうちの一つ。福島県の三春の滝桜の写真を載せましょう。

  2007.03.07

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  私は朝焼けが好きだ！

  日の出と夕日どちらが好きかと質問されたら、私は日の出の方が好きです。それも太陽が出る前の方が好きです。朝のほうが夕方よりも空気が澄んでるので、私は朝景の撮影の方が好きです。

  2007.03.01

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  条件勝負

  風景写真は条件に左右されます。条件の悪い時に撮影しても無駄だと思います。とにかく最高の条件の時に撮影する事だと思います。ただ撮影する被写体によって条件は変わります。快晴がいいか？それとも雲天がいいか？それは被写体によって変わると思います。ただ撮り方によっては逆もありえると思います。それと天気を予想した方がいいと思います。ネイチャーフォトは風景写真よりはシビアに考える必要がないと思います。その場に適した被写体を探して撮影すればいいと思います。これは人によって撮影する方法が違うと思うので、（作風）答えは一つではないと思います。写真は福島県の猪苗代湖です。山は当然磐梯山です。一月に撮影しました。４ｘ５で撮影した写真はカレンダーになりました。

  2007.02.27

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  冬の華厳滝

  今年の冬は記録的な暖冬なので、冬しか撮影できない写真が撮影できません。例えば滝を撮影したいと思えば、冬は極冬季を選ぶべきだと思います。滝が凍るからですが、その滝により形態がさまざまです。趣味で撮影しているのなら、今年の冬も撮影するかもしれませんが、私は商売なので、一切撮影するつもりはありません。撮影しても無意味なのです。フイルムと現像料と私の労力の無駄だからです。まあ仕上がったフイルムはごみ箱直行でしょう。無駄な行為は、なるべくしないように心がけています。４ｘ５で大量撮影しているので、失敗すると結構な金額になるのです。デジタルカメラで撮影している人には、分からないと思います。その代わり４ｘ５は一発勝負ですので、気合が入ります。お手軽ではないですから。専門家が使う写真機ですから。万人向けではありませんから。素人が使っても、頑張ればそれなりに使えるかもしれませんが、所詮趣味のレベルを越える事はできないと思います。私が実際に体験して思った事をありのままに言っているだけです。栃木県の日光華厳滝に二月に行けば、この様な情景が見られます。今年は無理でしょう。

  2007.02.24

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• 肉体労働

  今日は四時起きです。今日の予定は山形蔵王の樹氷の撮影です。家を四時半に出発しました。泉インターから高速に乗りました。東北自動車道の村田ジャンクションから山形自動車道方面に向かい、山形蔵王インターで降りました。すぐ近くのコンビニにより朝食を買いました。国道１３号線を走り途中から西蔵王高原ライン方面に左折し、蔵王温泉を目指しました。道路に雪がありません。過去に何回か樹氷を撮影に来ていますが、このような事は初めてです。ちなみに高速の温度計は氷点下８度を示していました。蔵王ロープウェイの駐車場につきました。平日という事もあり駐車場はガラガラです。家から二時間弱で着きました。ロープウェイのチケットは八時過ぎに販売が始まるそうです。駐車場の誘導員の人から教わりました。今日は快晴です。いい写真が撮影できそうです。ただ暖冬なので樹氷の状態が心配です。ロープウェイを乗り継ぎ地蔵山頂に着きました。すぐに樹氷の状態を見に行きました。やはり暖冬のせいか樹氷の出来は良くありません。所々青森とど松が見えています。これは樹氷のアップの写真は撮影しない方がいいなと思いました。それから展望所に登り、まずロープウェイの写真を撮影しました。ハイボウイをセットしてリンホフを乗せました。ブローニーのホルダーで６ｘ７で撮影しました。おきピンで撮影しました。スポットメーターで露出をはかりハイライト基準で露出を決定します。シャッター速度と絞り値をセットします。１０カット撮影して現像後にいいカットを選びます。次に天気が良く快晴なので、レンズを交換して青空を広めに入れたカットを撮影しました。又先程と同じような撮影の繰り返しです。ロープウェイの撮影は終了しました。天気が良く鳥海山も見えました。次に場所を移動して鳥海山を入れて樹氷原を撮影しました。これは４ｘ５と６ｘ７で撮影しました。又場所を移動して樹氷原を青空バックで撮影しました。これも４ｘ５と６ｘ７で撮影しました。これは横位置と縦位置で撮影しました。一とうり撮影したので道具を片付けて展望所を後にしました。まずは一服です。下に下りて飲み物を買って休憩です。さて又樹氷原の撮影です。高台に登り撮影ポイントを決めました。光線はサイド光です。ＰＬフィルターが一番利きます。横位置は過去に撮影しているので４枚程撮影して止めました。次は縦位置の撮影です。過去にこのポイントで撮影した事が無かったので、６枚程撮影しました。ここも４ｘ５と６ｘ７で撮影しました。撮影が終わりよく観察すると樹氷の状態がいいポイントを発見しました。下に移動して撮影ポイントを探しました。ポイントを決定してハイボウイをセットしました。リンホフを乗せて冠布を被り、ファインダーで絵作りをしました。ピントを合わせＰＬフィルターを調節して、スポットメーターで露出をはかり露出を決定して、シャッタースピードと絞り値をセットしました。まず横位置で４ｘ５と６ｘ７を撮影しました。次に縦位置で撮影しました。これも４ｘ５と６ｘ７で撮影しました。道具を片付けて移動しました。次は樹氷原のスキーコースをすべるスキーヤーの撮影です。場所はザンゲ坂・樹氷原コースです。３５ｍｍのニコンＦ４Ｓで撮影しました。フイルムを二本程撮影しました。道具を片付けて今度は登りです。地蔵山頂駅を目指しゆっくり足元を確認しながら登って行きました。後今日のノルマで残っているのは、樹氷原のライトアップです。展望所に登って行きますと、フェンスに沿ってカメラマンの人達がいっぱいいました。どうやら夕日を浴びる樹氷原を撮影するみたいです。気象条件もいいので良い写真が撮影できるでしょう。ただ私は撮影しませんけど。しばらく待っていると撮影が終了したのか、殆どの人が帰って行きました。さあ私は樹氷のライトアップの撮影の準備です。横位置で４ｘ５と６ｘ７で撮影しました。これで今日の撮影は終了です。道具を片付けて撤収です。ゴンドラに乗って蔵王山麓駅に向かいました。駐車場に着き愛車に戻りました。道具を車に収納して山形蔵王インターから高速に乗り、一路我が家を目指しました。帰り着いたのは夜の九時ぐらいでした。かなりハードな一日でした。蔵王地蔵山頂でスポーツをして来たようなものです。家に帰ってからは機材の手入れが待っています。一とうり手入れがすんだので、パソコンに向かいブログを書いています。本当に一言で言えば肉体労働です。

  2007.02.20

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• 明日の予定は山形蔵王の樹氷撮影

  今日朝起きてみると外は晴れでした。余程撮影に行こうかと思いましたが、風ぎみなので家で休んでいようと思いました。パソコンのスイッチを入れて、インターネットで山形の天気予報を調べてみました。村山地方の明日の天気は晴れでした。明日は山形蔵王の樹氷を撮影しようと思いました。それから機材の準備を始めました。大判カメラ用のレンズとリンホフテヒニカ、それと３５ｍｍのニコンＦ４Ｓと標準ズームレンズ、それに望遠ズームレンズを防湿庫から出してチェックしました。リンホフで樹氷の撮影、ニコンＦ４Ｓでスキーヤーを撮影する予定です。ラムダのカメラザックに機材一式収まるように収納します。工夫して収納すれば結構ザックだけで機材一式収まるものです。まるでパズルのようなものです。かなり重いです。私は華奢なので特に両肩にベルトが食い込みます。明日は山形蔵王の地蔵山の山頂で、朝から晩まで撮影です。かなりの肉体労働です。好きでなければできないと思います。商売なので綺麗な写真を撮影しなければ駄目です。他の人よりいい写真（売れる写真）を撮影しなければならないのです。競争相手はいっぱいいるのですから。明日は四時ぐらいに家を出発する予定なので、今晩は早く寝ようと思っています。

  2007.02.19

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• 鳴子峡の雪景色の撮影

  さて今日は昨日に引き続き鳴子に向かいました。天気はＯＫです。昨日と違い鳴子方面の空模様は良好です。これならいいだろうと思いました。中山平の鳴子峡入り口の駐車スペースに車を止めました。当然ですが冬なので立ち入り禁止の状態です。積雪は４０ｃｍぐらいありました。誰も立ち入った形跡がありません。くそ重いラムダのカメラザックを担ぎ、手にはハスキーのハイボウイを持ちます。ハイボウイは四段の三脚で最高に伸ばすとかなりの高さになります。私は以前はクイックセットハスキーの三段を主に使っていましたが、行方不明になり、もう一本持っていたジッツオを使っていました。ただハスキーの方が使いやすく、ジッツオより早くセッティングできるのです。しばらくしてハスキーのハイボウイを新しく買いました。これは買って正解でした。ただ三脚の各部の強度はジッツオの方が上です。さすがジッツオです。ハイボウイは撮影現場のあらゆる地形に対応ができるのです。撮影場所は平らな場所ばかりではないのですから。エレベーターを伸ばさなくてもアイレベルで撮影可能だったり、手前の木の枝が邪魔だったら、三脚を思いっきり伸ばし、脚立の上に乗って撮影したり本当にいい商売道具だと思います。その上大きさの割にはそれ程重くはありません。航空機用ジュラルミンを使用しているそうです。さて雪の中をラッセルして撮影ポジションに向かいます。ハイボウイをセットしてリンホフを載せます。４ｘ５で横位置二枚、縦位置一枚撮影しました。基本的にその枚数かける契約しているエージェンシーの数分を撮影しています。それにプラスして、レンズを交換して画角を合わせ、ブローニーのロールフイルムホルダーで６ｘ７も撮影しています。４ｘ５でなくても６ｘ７でいいですという業者もあるのです。現像すれば４ｘ５と６ｘ７で同じような絵柄の写真になるのです。社長兼従業員一名で仕事をしているので、いかに原価を押さえいい商品を作るかを常々考えています。鳴子峡の撮影が終了したので、次は日本こけし館に向かいました。冬季は日本こけし館は閉鎖されているので、近くの駐車スペースに車を止めます。ここも又雪の中をラッセルです。ただ一人、人が歩いた形跡がありました。その足跡をたどって歩きます。なぜ日本こけし館？それは鳴子温泉街を撮影するのに、日本こけし館の敷地内にあるレストハウスのそばから撮影するのがいいからです。ここでもハイボウイをセットしてリンホフを載せます。まず３００ｍｍで撮影を始めました。４ｘ５です。次に２１０ｍｍで撮影です。これは６ｘ７です。最後に又３００ｍｍで撮影です。これも６ｘ７です。温泉街は殆どの業者が６ｘ７でＯＫと言われています。「４ｘ５で撮れる物は４ｘ５で撮る。」と言われた人のうち一人は亡くなりました。もう一人の人が働いていた会社は廃業しました。でもけっして潰れた訳ではありません。変わりに別なエージェンシーを紹介してもらい、今はその会社とも契約しています。最後の一人の方、この方は健在です。会社も大きな会社です。私はこの方について行こうと思っております。予定の枚数が撮影できたので撮影は終了です。道具を片付け又ラムダのザックを担ぎ、ハイボウイを手に持ち雪の中をラッセルして車に向かいました。つくづく思うのですが、本当に肉体労働だと思います。前田真三さんが述べたそうですが、「風景写真を撮影する事は土方仕事と同じようなものだ。」私もそう思います。限りなく近いと思います。

  2007.02.17

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• 簡単に手に入る物でおもしろい物は無い。

  朝起きると天気は晴れでした。ＮＨＫの朝の連ドラを見ながら朝食をとりました。さて出発の準備です。レガシーに機材を積み込み、エンジンに火をいれます。暖気運転をします。問題は同じ大崎市でも私の住んでいる岩出山と鳴子では気象状況が違う事が多いと言う事です。岩出山は晴れです。なんら問題はありません。さて鳴子は？不安です。Ｒ４７を鳴子方面に向かっていきます。今日は駄目みたいです。曇天です。東鳴子でユーターンしました。予定を変更して岩出山の旧有備館を撮影しようと思い、有備館に向かいました。雪景色を撮影しようと思いました。有備館を撮影する時の定位置に向かいました。ハスキーをセットしてリンホフをのせました。冬なので観光客も少なく焦らず撮影できそうです。太陽の位置が一番いい時間になるまで待ちました。ここで問題。上の木の枝から雪が解けて、水滴となり落ちてきます。カメラに冠布を被せました。さて構図を決めてピントを合わせます。有備館は不思議な所です。下手な小細工をする所ではありません。正攻法で撮影する被写体だと思います。あおりをする必要がありません。ノーマルでいいのです。旧有備館は現存する日本最古の学問所です。私の愛姫様が私に言っていました。「県北の方ですよね。岩出山っていいですよね。有備館ありますもの。」有備館に来ると気持ちが落ち着くのです。考え事をするのにベストな場所です。さあスポットメーターで露出をはかります。雪景色の露出を決めるのは一番簡単です。ハイライト基準で決めればいいのです。けっこう風があるので、シャッター速度を早く設定する必要がありました。絞り値は被写界深度を考えて決めます。フイルムがＲＶＰ１００なのでＲＶＰを使っていた時より神経質になって撮影する事がありません。気分的に楽です。４ｘ５のホルダーでバカバカ撮りました。フルマニュアルのカメラを使用しているので、ちょっとしたミスでも写りません。失敗するのではなく写らないのです。精神的に不安定な状態で撮影すると、撮影した写真に出るのです。だから傑作を撮影すると、とても嬉しいのです。これは大型カメラで撮影した事のある人にしか分からないと思います。基本的に３５ｍｍとデジタルは数を撮っていいのを選ぶ。大型は一発勝負だと思います。私は大判の４ｘ５のカメラに魅せられています。当然ですが、大判カメラで一番機動力があるのが４ｘ５のフィールドカメラです。持っていけるレンズの本数、フイルムホルダーの枚数、カメラの重量及び体積、それに三脚もバイテンから比べれば軽い三脚ですみます。それと４ｘ５にはクイックロード、レディロードというパケットフイルムがありますが、５ｘ７，８ｘ１０にはありません。昔から比べればフイルムの性能は進化し、余程の大伸ばしでなければ４ｘ５で充分だと思っています。もしかしたら私が六十歳になったら、バイテンを使っているかもしれません。その頃には今の私とは違い、のんびり撮影しているでしょう。とにかく今はがむしゃらに頑張るしかないのです。サイコロは振られたのですから。ＰＡＮＡ通信社の青木さんに言われました。「途中で予定を変更して別な被写体を撮影に行ってもいいんだよ！」風景写真は条件勝負ですから、撮りに行った被写体の条件が悪ければ、予定を変更して別な被写体を撮影した方が私もいいと思います。天気予報では明日の宮城県は晴れだそうです。明日もまた鳴子に撮影に行く予定です。今日のＮＨＫの朝の連ドラで言っていました。「迷った時は面白い方を選ぶ。」「簡単に手に入る物で面白い物は無い。」確かにそのとうりだと思います。

  2007.02.16

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  撮影準備

  今日は朝から雪が降り続き、私の住んでいる岩出山では雪が積もり始めています。パソコンのスイッチをオンにしてインターネットにつなぎ、いつものように天気予報を確認しています。今はピンポイントで天気予報が分かるので大変重宝しています。宮城県の大崎市鳴子温泉を調べました。今日は雪です。そして明日は晴れる予報です。ちなみに山形の山形市も確認してみました。晴れではありませんでした。めぼしい所をみなチェックしてみました。あまりいい条件ではありませんでした。これは明日は鳴子峡の雪景色の撮影だなと思いました。それにプラスして鳴子温泉街の撮影もする予定です。私は仕事と割り切って撮影しているので、建物も撮影しています。基本的に自分の所有している機材で、撮影できる被写体は撮影するようにしています。それから明日の撮影準備を始めました。クイックロードは私の場合、山に登って撮影する場合、それと所持しているホルダーで足りない場合に使用しているので、明日の撮影用に、フイルムホルダーに４ｘ５のフイルムをこめました。次に防湿庫から４ｘ５のレンズとリンホフを出して、ラムダのカメラザックにつめこみました。これで準備はＯＫです。時計を見るとお昼に近かったです。仕事部屋から出て玄関に行ってみると、ＰＡＮＡ通信社から支払明細書が届いていました。今の時期は山形蔵王の樹氷の写真が売れるのです。写真のレンタルをしているので、いい写真を撮影してエージェンシーに預ければ、何回も売れるのです。独占使用ではありませんから。ただ写真が一枚しかなく、その写真をクライアントが気に入れば、独占使用となる場合もあるそうです。その場合金額は五十万だそうです。ある人から教えられました。とにかく季節ごとの被写体の情報と、お天気を常にチェックしてコンスタントに撮影するしかないのです。午後からは事務屋です。銀行と郵便局に行く予定です。郵便局に行きＯ社に写真を送りました。次に銀行に行きクリエイトの支払いを振り込みました。今はフイルムもクリエイトから買っているので、けっこうな金額です。先行投資ですからしかたがありません。通帳をチェックしてみるとＯ社から入金がありました。私は金星人（－）ですがお金がたまる事もなければ、お金に困る事もないそうです。細木数子さんは凄い人ですね！私はそのものズバリです。当たっています。私の愛姫にその事を話した事があります。彼女には「私はそういうものは見ません！」とはっきり言われました。その時はがっかりしました。さて念には念をいれて家に帰って来てから、鳴子観光案内センターに電話をいれました。鳴子峡の積雪状態を聞きました。どうやらＯＫみたいです。これで明日になり快晴であれば撮影です。その被写体の位置、地形、撮影する季節その他もろもろの条件で、撮影に一番適した時間帯が決まります。良くカメラ雑誌に撮影時間帯、朝から夕方までとか書いてあるのは、私達には当てはまりません。あまり書きたくないのですが、写真雑誌に載っている写真と、観光パンフレット等に載っている写真を比べて見る事です。同じような絵柄の写真ならどっちが上手いか？私はあえて言いませんから。ちなみにあの前田真三さんも、丹渓というフォトライブラリーを経営していたのですから。今は長男の前田晃さんが後をついでいます。風景写真を撮影している、アマチュアカメラマンの方なら写真家の名前を知っていると思いますが、一般の人達は知らない事の方が多いのです。カレンダーを見ては綺麗な写真だね！とか観光ポスターを眺めては素晴らしい風景だね！と思われるだけです。アンセルアダムスとは違うのです。お国柄これはどうしようもない事なのです。カメラ機材はドイツを追い越し世界一になりましたが、文明、文化これはどうしようもないと思います。オリジナルプリントの価値が全く違うのです。残念な事に。この写真は山形蔵王の樹氷です。いろいろなバリエーションで撮影できるのがプロだと思います。それも一定以上のレベルで。今はシャッターを押せば誰でも一定水準の写真が撮れる時代です。そういう時代にプロとして仕事をして行く訳ですから、たった一枚の写真を撮影するにもさまざまな事を考えてシャッターを切るのです。趣味じゃないのですから、仕事なのですから。今日のＮＨＫの朝の連ドラで言っていました。「好きだから出来るんだ。」それと「物を作るという仕事は大変だな。」とも言っていました。ちなみに私は脱サラしてから、ＮＨＫの朝の連ドラを見るようになりました。大変人生勉強になると思っています。

  2007.02.15

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