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久しぶりに家に帰ってみると、見覚えのない市役所から郵便が届いていた。
車を運転していても、生まれ故郷である新湊市の道路の標識には『射水市』の綴りが。 はて? タクシーに乗った折に運転手に聞いてみた。 すると… 市町村合併により新湊市はいくつかの市町村と合併して『射水市』になったらしい。 (みなさん、ご存知のように安楽死問題で世間を賑わせた射水市である。) 生まれ育った新湊市が無くなった事をすごく残念に思いながら、市町村合併について少し考えてみた。 市町村合併の背景と効果として以下の点が挙げられる。 1.地方分権の推進 2.少子高齢化の進展 3.広域的な行政需要が増大 4.行政改革の推進 5.昭和の大合併(昭和30年前後)から50年が経過→時代の変化 以上の点から、基礎自治体である市町村の行政基盤を強化する必要性が。 よって市町村合併という訳である。 しかし、市町村合併によって以下の問題点も浮かび上がってくる。 ・合併都市内での地域格差 ・サービス性の低下、不便性の増加 ・財政状態の良い市町村への悪影響 ・歴史、文化、伝統などの損失 以上の点から見ても、問題は少なくないようだ。 こうして考えてみると、この市町村合併問題で、どちらが良くて、どちらが悪いと決め付けるのは難しいようだ。 しかし、単純に自分が生まれ育った市町村が無くなってしまったのは寂しいこと。 市町村合併の賛否評論に、『地域住民の愛着』という視点を忘れてはいけないのでは? 市町村合併の裏には自分がまだ知りえない事実が隠されているハズだ。 これからも研究を重ね、政治的、経済的背景に迫って行きたいと思う。 (この問題に詳しい方いらしたら、色々と教えて下さいね^^) 生まれ故郷を失った ☆うぼん☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.09 00:17:48
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