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今日来てくれたお客様は、私の会社員時代の先輩夫婦とお子さんです。
ちょうど、2年前の今頃、長年一緒に住んでいた二人に赤ちゃんが授かりました。 それを期に入籍したのですが、その直後、妊婦検診で必ず行うガン検診で初期のガンが見つかりました。 治療しながら、妊娠も継続し、7ヶ月で1キロになった赤ちゃんを帝王切開で出産。 彼女は同時に子宮も摘出しました。 産まれた赤ちゃんは幸い、健康に育っていて、早く産まれたぶんのハンデはありますが、 いまのところ、私の目には普通のお子さんに見えます。 現在は母子とも定期検診に通う程度ですんでおり、 家族3人、楽しく暮らしています。 妊娠中もとても前向きで、この人はこんな強さがあったのかと驚きました。 私の知っている彼女は、親や上司に上手に甘えるタイプの女性だったからです。 ご主人も「僕の方が励まされているくらいだ」と言っていました。 お子さんを見るたび、この子はお母さんの命の恩人なんだなぁと感じます。 ほんの一つ間違えば、今日二人には会えなかったかもしれない、そう思うと、 当たり前を大切にしたいなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月08日 23時02分13秒
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