5/6まとめ
3日目は、356のピアソラ。クシシュトフ・メイシンゲルというポーランドのギタリストが、ポーランド室内管、と言っても弦楽合奏ですが、と組んでのピアソラ集。実態は、切れ目なしメドレーで45分演奏し続けだったのですが、その集中力!凄い演奏でした。ギタリストも凄いのだけれど、弦合奏も素晴らしい。D7で15人の弦+ギターという編成を入れてしまうこと自体かなりなのだけれど。そしてまた、ギター共々唯一アンプに繋いでいたベースがお見事。バッキングもこなしつつ、きちんと弾く(まぁ室内管なんだから当然なんだけど)という芸達者を超えた演奏でした。個人的にはこれは今年の白眉かなぁと。 今日は、その他に、ホールCでのオネゲルの「ダビデ王」(343)、これもマルタンイチオシだけあって、素晴らしかった。 一方、例年のホールAの最終公演は、ちょっとアレでしたかね。2階席はガラガラ、1階席も後ろの方はガラガラだったようで。初日の小曽根&エリック宮城のボレロの方が、賑わったんじゃないかな? 今年は、天気も良くて、午前中から早い時間帯は人出が凄いけれど、後々人が引いて行く感じだったような気がします。 色々言いたいことはあるけれど、まぁ、これはこれってことで...... とりあえずお疲れ様でした。